丸二日がかりでガクと野田さんの絵を仕上げた。
ガクとの冒険を書いた野田さんの本を読み、こんな犬との付き合い方があるんだなあとうっとりし、それからはいつか機会があれば犬を飼おう、その時はペットとしてではなく、相棒として犬と付き合おうと考えるようになった。
そんなことを今回絵を描きながら、いろいろ思い出した。
野田さんがガクとの思い出を振り返った本「ともに彷徨いてあり カヌー犬・ガクの生涯」に、ガクとの最後の別れのシーンがある。
「夕方、ソファに横になっていたガクが、尿意を催して小さくワンといった。外に出すとなかなか帰ってこない。裏庭に回るとガクがそこに立って、目の下に広がる畑や野原や川を見ていた。折りしも夕陽が山に沈みかかっていて、地上を赤く照らした。ぼくもしゃがんで、しばらくガクと一緒に夕焼けの景色に見入った。
翌日、ガクは入院し、二日目に死んだ。心臓が弱っていたのである」
ガクとの冒険を書いた野田さんの本を読み、こんな犬との付き合い方があるんだなあとうっとりし、それからはいつか機会があれば犬を飼おう、その時はペットとしてではなく、相棒として犬と付き合おうと考えるようになった。
そんなことを今回絵を描きながら、いろいろ思い出した。
野田さんがガクとの思い出を振り返った本「ともに彷徨いてあり カヌー犬・ガクの生涯」に、ガクとの最後の別れのシーンがある。
「夕方、ソファに横になっていたガクが、尿意を催して小さくワンといった。外に出すとなかなか帰ってこない。裏庭に回るとガクがそこに立って、目の下に広がる畑や野原や川を見ていた。折りしも夕陽が山に沈みかかっていて、地上を赤く照らした。ぼくもしゃがんで、しばらくガクと一緒に夕焼けの景色に見入った。
翌日、ガクは入院し、二日目に死んだ。心臓が弱っていたのである」
なんだか本を読みたくなりました