朝からのヤマガラちゃん

　朝4時にアンに起こされる。決まってこの時間になると、ミャアミャア鳴きながら、寝ている僕の顔を手でチョンチョンして起こそうとする。そろそろご飯をくださいという催促だ。起きたついでに顔を洗い、コーヒーを淹れると読書を始める。これが最近のルーティンだ。その間、アンは椅子に座る僕の太ももの上で寝そべっている。

　6時前になるとテオの散歩だ。30分ほど近所を歩き、テオに用を足させる。帰ってくると、洗濯機に放り込んでいた洗濯物ができているので、裏の物干しに持って行って干す。

　と、柵の上にヤマガラが来ていて、僕を見てジーと鳴く。最近姿を見かけてなかったので、ヤマガラちゃんの登場にテンションが上がる。すぐに給餌台の皿の上にヒマワリの種を入れてあげる。







　今日は風は強いが天気はいいようなので、3回洗濯する。日差しがあるので、ついでに布団も干すことにする。



　ふと部屋の中を見ると、窓辺に座っているアンの影が障子に写り込み、家の中に猫が2匹いるみたいになっていた。すかさず写真を撮る。



　アンはポカポカと陽が当たるので、ゴロリと横になって日向ぼっこだ。実に平和な１日の始まりなのである。