テオとアンの絵を描いたのでタミちゃんに「どう」と見せたら、「う〜ん、顔だけだとなんだか首が切れてるみたいで気持ち悪い」と言われた。そこのところは僕も気になっていたところだったので、どうしようか迷ったのだが、顔のアップを描くとなるとこれでもいいのかなと、それ以上考えないようにしていた。
「頭だけだから気持ち悪く感じるから、首から下も描いておけば」というが、それだと絵として上だけに空間ができるだけにバランスが悪い。どうせ描き直すなら全体を描いたほうが良さそうだ。というわけで、顔だけはそのままに首から下を全部描いてみた。できあがってみると、こっちのほうが遥かにいい。
やり直す前の方がいい、ということは絵の世界では多い。筆を置くタイミングというのは難しく、ついつい描き込んでいくうちに、「あ〜、やりすぎた」となることが多々あるからだ。かと言って、「これ以上どう描いていいかわからない」と言い訳しながら途中で止めるというのも、ほとんどの場合未完成で終わっている。「諦めが肝心」という言葉は、表裏一体で、結局どう転んでも使える便利な言葉なのである。
さあ、これで美術展に出す小品3点は終了だ。
「頭だけだから気持ち悪く感じるから、首から下も描いておけば」というが、それだと絵として上だけに空間ができるだけにバランスが悪い。どうせ描き直すなら全体を描いたほうが良さそうだ。というわけで、顔だけはそのままに首から下を全部描いてみた。できあがってみると、こっちのほうが遥かにいい。
やり直す前の方がいい、ということは絵の世界では多い。筆を置くタイミングというのは難しく、ついつい描き込んでいくうちに、「あ〜、やりすぎた」となることが多々あるからだ。かと言って、「これ以上どう描いていいかわからない」と言い訳しながら途中で止めるというのも、ほとんどの場合未完成で終わっている。「諦めが肝心」という言葉は、表裏一体で、結局どう転んでも使える便利な言葉なのである。
さあ、これで美術展に出す小品3点は終了だ。