前頭側頭型認知症 夫が前頭側頭型認知症に

夫が63歳で前頭側頭型認知症と診断されました。
若年性認知症なのだそうです。そんな夫の事など綴っていきます。 

27.2012年のエピソード おしっこを漏らす

2013-02-28 00:22:55 | 健康・病気・認知症

2012年  8月頃のエピソード  ― おしっこを漏らす ―


7月ごろから 尿量が 極端に 多くなり トイレが近くなっていた

それが 忘れもしない 8月12日
夜中に 突然 『 ションベン もらした 』 と 言って
パジャマから しずく(おしっこ)を たらたら 垂らしながら 起きてきた

へ? え? え~~~~!!!  どうしたの?
え~~~~ 歩かないで!!!!

それから 着替えさせて 肌かけ布団と タオルケットと シーツを
外して お風呂場に持って行き 別のものとかえた
その後 3度 同じく おしっこを もらした

信じられない出来事 信じられます?

それから 毎日 夜尿症に 悩まされました

ひどい時は 半分 おちんちんを 出して 抑えながら

(ごめんなさい 聞きたくないでしょうが ごめんなさい)

だらだら その抑えた手から おしっこを 垂らしながら
私の布団の上を おしっこを 垂らしながら
2階のトイレに いきました

ひどっ!!  わたしのふとんが~~~~

わたしの ふとんは ビッッショビッショ 
結局 外した後 ごみに捨てることに


夫の布団は ふとんの丸洗いクリーニングに 2回出しました


2週間 夜尿症は 続きました


その間 尿漏れパンツ 紙パンツ おねしょシーツ
合わないと言われては 別の尿漏れパンツ 別の紙パンツを

何回も買い替えました

使わなかった 合わなかった尿漏れパンツ 紙パンツが 
まだそのままです ( どうしましょう? これから使うこともあるのかな? )


紙パンツを 履いて寝ても おねしょシーツを敷いておかないと
おしっこの量が 半端じゃなく多量なので あふれて 出ていました

そればかりか 尿意をもよおして 紙パンツを 下ろしながら 
トイレに行くので だらだら たらたら おしっこを 垂らして歩くのです
( おしっこのにおいが 鼻について 寝られなくて 
 おしっこの臭い消し人間用を買って
 においのしみついた畳に たっぷりスプレーしました )

経った2週間でしたが 毎日 寝不足でした


それに 夜中に おしっこをたれると 自分の母親に
 『 おばあちゃん まだ たれだ パンツ くれ 』 と
1階の姑の部屋に行き 夜中の 1時でも 2時でも 3時でも
姑を起こして パンツを洗わせたり 紙パンツを 出させたり

もちろん わたしも 洗いましたが 姑には
しつこくやらせていました 夜中の洗濯経験は初めてでした


あるときは 夕飯を 食べる前 血糖値測定し 

インシュリン注射をし終わる直前 『 や! ションベン出る 』 と

行った時にはもう ジャーーーー  えええええ~~~~~

もうバタバタ ドタバタ 『 なにやってるの!!! 』

『 なんで 先に 行っておかなかったの?  』 

『 がまんした 』

『 なんで がまんしたの?  行っておけばよかったでしょ! 』

わたしの怒りに 姑は 耐え切れず(今思えば) 

わたしに 『 犬の散歩に 行って来い 後は私がやっておくから 』 と

わたしは ポン太と 散歩に 出かけました

30分位して 家に帰ると 何事もなかったかのように

夫は 夕飯を 食べていました


恥ずかしげもなく 姑や 私の前で 日中でも おちんちんを出す

おしっこをがまんする

おしっこを垂れても 恥ずかしそうでない

夜中に 人の迷惑を考えず 寝ている人間を 起こす

『やめて!』 と 注意しても 止められない

人に 迷惑をかけていても 平気な顔で 自分のことをする

食べることに集中する

決まった時間に 決まったことをしないと 機嫌が悪い

今思えば 認知症の特徴ですよね

知らなかったあ~~~~



8月16日に糖尿病の主治医に 相談し 泌尿器科を紹介されていたので

ようやく 8月20日 泌尿器科で 前立腺がんの検査と 膀胱の検査を

しました        前立腺がんの検査は 異常なし

夜尿症のことを 話すと 医師は ちょっと 噴出しそうにしたいのを

がまんしたようでした

結局 おしっこをした後に 膀胱に残尿があるので


日中 おしっこを何回もし 夜間にはしないのがふつうだが

それをできないのは 自律神経の副交感神経と交感神経の働きが

うまくいっていないからだという事で

フリバス錠 と ステーブラ錠 を 処方され 服用しました

1か月後 フリバス錠 と 新薬 ベタニス錠 に なりました

夜尿は 2回に 減りました

ようやく 夜間の洗濯は しないで 朝やるようになりました



泌尿器科を 最初に受診した時には 夫は 夜尿症のことを 

自分から 言いませんでした

今思えば 
あの時は まだ 自尊心が 言わせなかったのかな? 

と おもいます



でも 異常なのは 泌尿器科で待っている時の多飲でした

水筒に 350ml 冷たいお茶を入れて行ったのを飲み干し

待合室にある浄水器の水を 水筒に入れ

その他に  やめてと とめても 紙コップで

なみなみと 3杯 一気飲み

     このあと 異常な 多量の水の飲み方は 更に ひどくなりました






 



 


26.ありがとう

2013-02-27 01:10:50 | ふだんの生活

むすめたちへ

母の愚痴をたくさん聞いてくれてありがとう!

(辛かったでしょうね ごめんね!)

時には厳しく、時には優しく、叱ったり、褒めたりしてくれて ありがとう!

母はまた、すぐいい気になっちゃうぞ

他の方のブログを読んで、励みにして

それで自分のブログを
書くことで、自分の中が整理されていくのを

最近感じています

去年のお父さんとの事も、忘れないうちにいろいろ書こうと思います

わたしはおもしろくなかったことだけど、お父さんは困っていたんだと

今になってわかりました

あんなに声を荒げて喧嘩しなければよかったと反省しています

(かなり遅いけど

これからは優しく接していこうと思います


おばあちゃんへ

86歳になったのに、いつも食器洗いしてくれて ありがとう!

ポン太と留守番してくれてありがとう!

出かけた時パン買ってきてくれてありがとう!

わたしが話している意味を理解してほしくて つい

大声出してごめんなさい

お父さんのこと つらいよね

独り言で お父さんに 死んだ娘にいろいろ話しているの

聞こえているよ

お父さんが 落ち着いて 生活できるようにと 神様にお願いしているよね

わたしも 同じだよ

お父さんが 帰って来るまで 元気で頑張ろうね!!!



久しぶりに連絡を取れあえた友人に

ず~~~と ご無沙汰していたのに 

私の事を考えて 連絡を控えていてくれたと わかって

ありがたくて うれしくて 泣いてしまいました  ありがとう!!!

これからも こんな変人な私 よろしく

お互い からだに気をつけて 頑張ろうね!!!



ぜか 娘の同級生で 看護婦さん 保健師さんに

お世話になることになりました 

夫に 優しくしてくれて ありがとう!

わたしに 優しい言葉を かけてくれて ありがとう!!



そして わたしが ブログを読ませていただいている

認知症のご主人を根気よく見守って接しておられる皆さん

ブログでいろんなことを 情報発信していただいて

ありがとうございます 

本当に 助かっています 

悲観的になって すぐ 落ち込んで 泣いていた私でしたが

私だけじゃないと 頑張る気持ちになり

また 夫への接し方も とても 参考になります

これからも 読ませていただきます!!!

ありがとうございます!!!


今日は 大安  おひな様を出しました

ちょっと遅ればせながらでしたが

皆さんの健康を、そして 幸せなことが一杯ありますように!!!


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25.猛吹雪と夫の面会

2013-02-24 23:57:14 | 前頭側頭型認知症

朝玄関を開けて

WA~~~~~~!!!!
雪~~~~~!!! ギョギョギョ~~~~~!!!

一晩で 30センチ~~~?

雪寄せに汗を流しました

深いところは 50センチもありました

車を雪の中から掘り出すようにか~~~

車寄せて 車の下になるように 雪を敷き詰めました

! 春よーーーーー!

早く来てーーーーー!!!

雪が晴れると 青空だ~~~

きれい~ と


の散歩も途中で道が途切れ、深い雪をこいで歩きました

でも、これが大変だけど、変に結構おもしろくなってきて、

楽しいです


夫の面会に行って来ました

なんと ホールで 
椅子を二つも占領して 足を椅子の上に載せて

ラグビーの決勝戦 神戸製鋼VSサントリーの 試合を テレビ観戦

していました。

      
 『 ようやく ましなテレビ観れた 』

わたしも 一緒に テレビ を みました

サントリーが優勝しました

隣のおじさんが 気合い入れて 入ったとか 大きな声で言っていました

普通だったら その大きな声に (うるせな) と 言う夫ですが

今日は 何も言いませんでした   
なんか満足そうな様子でした

『 おれ この部屋にいられなくて 出されている』

いいことだよ いろんなことして いろんな人と 

付き合っていくのが いいんだよ


『 母さんは来ないのか? 』 とも 聞きました

猛吹雪でひどくて来られなかった  今日は-2℃なのよ

カーテンをあけて
 『 いやーまた吹雪いてきた 』 と


わたしが話しているのに 顔を見てはくれません

いつものことですが

手が冷たかった 
暖房ついてないな と言っていた

でも 暖房は ついていました

部屋に入ると  ナースセンターが気になって わたしの話がスルー

してしまうようです  
自分の嫌な人が入ってこないか

時間も判って 気にして見ているようで 

『 今日は あんちゃんだ 』 と (若い男の子といった感じの看護師さん)

あんちゃんだと 
安心なの? と聞くと 『 んだ 』

会話が成り立って ちょっと嬉しい

持参した 抹茶入り玄米茶を 看護師さんに OK をもらって

飲んだ 

わたしも 飲みたくて ほんの一口だけ 水筒のふたに入れると


取り上げて 自分のカップにいれて ゴクゴク 喉を鳴らして

一気に飲んでしまった

( あ~あ 飲みたかったのに  いつか 一緒に分けて飲めるといいな )

『 今度 春になったら 花見に行こうね 』 
反応無し 

心に届いて いることを 願うだけ


帰るとき また 外で手を振るから 窓から見て手を振ってね と

言って出ると  
ちゃんと 窓から見ていた 

手を振ってはくれなかったけど  まあ 今日は 良かった

また 来るね!!


帰りの車の中で 中学時代に流行っていたGSの歌をかけて

大声で歌って帰りました



看護師さんから

奥さんから 旦那さんが 窓から食事を捨てている事を聞いてから

ホールで食事をするように話したら すんなり そうしてくれました

水も 一日に6~7回と 決まってきました と

大変なご面倒をおかけして 本当にありがとうございます







24.血糖値のコントロールをしたい

2013-02-24 03:19:12 | 低ナトリウム血症と糖尿病

H25.2.22 S病院の主治医と面談


夫の希望 

-S病院を退院して、T病院に入院し血糖値のコントロールを
したいー

T病院は認知症対応はしていないので受け入れられない


断られたことを、主治医に伝えた


初めからわたしもわかっていたことだったが、夫に納得させたくてした

主治医の気分を害したのではないかと謝った



それを受けての

S病院の主治医 I 医師 の 質問 

        『ご家族はこれからどうされたいですか?』


わたしと家族の意見

   ・ 私
     
      
      夫の死の選択肢として、病院・自宅とした場合、自宅で死なせてあげたい 
   

    
      低血糖で倒れて亡くなることになったとしても、多飲により低ナトリウム
  

      血症で入退院を繰り返した結果、亡くなったとしても、それが夫の望む

      死に方だと思う。自分の好きなことをして自宅で死なせてあげたいと


      考えた。だから
      

      夫をディサービスやショートスティを利用しながら、自宅で介護したい
     

      しかし、経済的にわたしが働かないと生活できないので、仕事を
     

     
      辞めての介護はできない。

     
      
      夫の帰宅願望に答えるためには、私が休みを取って外出と外泊で
      

      
      対応するしかない


   ・ 姑の意見 

       86歳だから無理、去年の事を思い出すと一緒にいるのが怖い

      自分も年を取っていてふらふらしていて、健康ではない

      かわいそうだが、病院に入っていてもらいたい


   ・ 義妹の意見 

       母は86歳で自分でも兄の事は看れないと言っているし怖いとも

      言っているから、嫁のあなたが仕事をしないといけないし、無理でしょう

   ・ むすめの意見 

       自分たち(姉と一緒に)が、父の外泊にあわせて、休暇を取り、帰省し

      手助けをする



主治医 I 医師 

ご家族の希望に添うようにするが、〇さんが水を飲み血糖値のコントロールが

むずかしいコップを寄せておくと、コントロールがうまくいった日が一日だけ

あると表を見せてくれた。

持続効果のあるインスリン注射ランタスは、朝14単位している。

ノボラビットと同じ効果の速効性インスリン注射は、測定した血糖値の

日々の変化により調節(昼食前と夕食前)している。

ただし、主治医は糖尿病の専門では無いとの事。

低血糖でも〇さんがブドウ糖を飲みたがらないのが問題。

最後の手段でブドウ糖に替わる注射で対応するかもしれない、

その場合、無理やりすると看護師との関係がこじれる可能性もある。

看護師たちにも、ご家族の意向を伝え、対応するようにしていく。

ただ、転倒、など不測の事態があることも念頭に置いていてくださいと

念をおされた。



 I 先生は 夫にT病院の入院は断られたことを話してくださる

でも、夫はそれでも 何度も しつこく 同じことを言うだろう


認知症だから仕方ないとはいえ、お医者さんにも、看護師のみなさんにも

頭がさがります。


ほんとうによろしくお願いいたします。

 


23.きれいな雪景色

2013-02-22 00:53:56 | ふだんの生活

Dvc00248 愛犬ポン太との散歩コースの土手の景色

Dvc00229 愛犬ポン太 雪の中どんどん行っちゃいた



今日は 氷点下2度 

ストーブのついている部屋から 一歩廊下に出ると

北海道の寒さ?(北海道のイメージが氷点下なので)

晴れた日の雪景色は きれいで 大好きだけど

もうそろそろ 雪は いいよ~~

もう2月中旬になったんだから そろそろ 雪おしまいにして~~

春よ 来~~~い !!