前頭側頭型認知症 夫が前頭側頭型認知症に

夫が63歳で前頭側頭型認知症と診断されました。
若年性認知症なのだそうです。そんな夫の事など綴っていきます。 

19.面談でこれからの方向を

2013-02-18 02:15:51 | 前頭側頭型認知症

H25.2.17  主治医とわたしと次女と前頭側頭型認知症の夫と面談

今日も 夫が面談の席に同席 本当は先生と娘と私の三人で話したかった

でも、結果 これからの方向性を、 わたしが つけられた。良かった!!!

前回15日の面談では、わたしも要領よく自分の考えをよく説明出来なかったし、先生の方も疲れていたのか、わたしも夫もかなり言われた言葉に傷ついた。

今回はむすめのお蔭で、主治医と冷静に話ができた。(ありがとね

『例え、それが意図的に言われたとしても、お母さんがこれからお父さんの事をどういう風に看ていくか決められたんだから、結果良かったんじゃないの』 と 娘の冷静な言葉に 『そうだね』 と 納得できた。

具体的な 主治医のことば

・奥さんにご主人をどうしたいか、迷いがあるように見受けられる。

・ご主人の一番気にしている血糖値コントロールを良くしたい、ご主人がT病院のS医師の所で診てもらいたいと言う意思を尊重したらどうか?

・寿命を考えた場合、このまま、この病院にいて、奥さんが、後悔しないか?

・ご主人のしたいやりたいことを、やらせてあげるのもいいのじゃないか?
例え、それが低血糖や低ナトリウム血症を引き起こす事になったとしても、何もしないよりいいのじゃないか?


わたしが意識しているようで、意識できていなかった迷いが 霧が晴れたようにスーッと消えた。

決心が固まった!!  夫を介護する!!!

主治医のアドバイスの通り

先ずは、T病院のS医師に面会を申し込み、夫の症状と、夫の希望で有る事を話し、入院治療をさせてもらえないか聞いてみる。前頭側頭型認知症の人は受け入れられないと断られた場合は、S病院にもう少しお願いし、デイサービス・ショートスティの利用を考える。ただ、姑の了解と協力が得られるか、姑の健康も心配なところがあるが、兎に角前に進もうと思う。

自宅に連れてくると、また、カロリー計算しての食事づくり、血糖測定、インスリン注射と、私に負担がかかることを心配していたが、今日夫は自分で血糖測定し、インスリン注射を自分で打っていた。これも発見だった。

安定剤などは服用しているようだが、抗精神薬?などは服用していないようで、以前よりは、いろいろと理解や判断行動ができていて、回復・改善している?とも思えるようなところも見受けられた。

『T病院に奥さんが聞きに行って、OKをもらえたら、紹介状を書きますよ』 と 主治医の言葉を聞くと、 夫は 『部屋行ってるから、後で来いよ』と言って、席を立った。

無表情だけど、喜んで安心したんだとわかった。
(よかったね。でも、OKもらえたらと条件がついていることを忘れないでね)


面談終了後、娘が耳掃除をしたり、スマホで愛犬の今朝の散歩の様子を見せたりして、無表情だが、楽しそうな感じ

態度の極めつきは、帰りの私と娘への態度の差。
娘とは何度も握手するのに、わたしが手を出すと手を布団の中に隠す
反対の手に握手しようとすると、ぎゅーっと握り拳を固くして絶対しないぞと意思表示
(オイ、これから私ががんばろうとしてるんだよ!!!!!)悔しいです。
ま、去年離婚を考えていた私とは、仲よくできない気持ちなんでしょうね(情けないというか、がっかりと言うか・・・)

でも、また来るよ