前頭側頭型認知症 夫が前頭側頭型認知症に

夫が63歳で前頭側頭型認知症と診断されました。
若年性認知症なのだそうです。そんな夫の事など綴っていきます。 

18.主治医との面談

2013-02-16 22:52:37 | 健康・病気・認知症

H25.2/15 

夫の面会を兼ねて、主治医と面談してきました

≪ちょっと信じられない≫ と いうのが わたしの感想です

医師の中にも、前頭側頭型認知症に対する認識が、浸透していないのかそれとも私の話の受け取り方が、曲がっていたのか・・・・・

主人の症状が、前頭側頭型認知症だという事を疑っているのか?

多飲、血糖値コントロールができないような食事の仕方、

もちろん、そういうこだわりをもっていることは、重々承知。こだわりから離れられない。例えそれが命に関わる事だと夫が理解していたとしても、理解と、(多飲しない、食事をきちんと摂るという)行動とは、別個の事と、前頭側頭型認知症だと、理解している。

YOU TUBE の 動画に 前頭側頭型認知症 を 解説している 斎藤正彦先生と言う方の映像があります。 そこに、 GOING MY WAY  症状  と 表現しておられました。


なるほどと思いました。まったくその通り。夫は周囲に対する配慮は全くありません。自分のやりたいことは、自分でやるし、周りの人間にさせたりする。やりたくない事はどこまでも、やらない。駄々っ子のように、聞き分けない。


自分のやりたくないいこと・したくないことを じぶんでしない・やらない と 考えたら、 どんなに周囲の人間が、宥めすかしても、動かないし、周囲の人間がしつこくやるように迫ると、プイと立ち去ったり、平気で、鼻にもかけない、聞いていなかったかのような心ここに有らざる、といった様子を示す時もあります。また、急に興奮して激情的になり、暴言を吐いたり、暴行に出ることがあります。それも突然に起こるので、身構えてからの対応ができない時がある。

脱抑制 と 言う症状。

理解している事と、理性を働かせ自制し行動する事と 結び付かない。分離している。 だから、 やめられない。


法律の定める保護入院ができる

入院させたままで、夫を介護していない事に罪悪感を感じている私です。いつか必ず家に連れて帰りたいと思っています。でも、今の状態では、86歳の姑と、家の中で放し飼い状態の愛犬、除雪、なにかにつけこだわりが強く、じぶんの思い通りに周囲の人間をつかおうとする夫、いう事をすぐにきかないと暴言暴行を働く夫を、わたし一人で、働きながら、介護することはとても無理です。

デイサービスやショートスティの利用も考えましたが、姑の意思があり、夫の食事へのこだわり、インスリン注射、私の勤務終了から、7時頃の食事、それまでに低血糖をおこしたら、姑一人で対応は大変なことになります。

兎に角、この大寒波をやり過ごし、冬が過ぎたら、わたしも少しは動きやすくなる。

17日、娘と一緒にまた主治医と面談し、そのことを伝えて、あと1ヶ月ほど主人をお願いしてこようと思う。ごめんね!!おとうさん!!