前頭側頭型認知症 夫が前頭側頭型認知症に

夫が63歳で前頭側頭型認知症と診断されました。
若年性認知症なのだそうです。そんな夫の事など綴っていきます。 

13.前頭側頭葉型認知症の告知 と 介護度判定

2013-02-07 23:29:41 | 前頭側頭型認知症

わたしは 二人の娘に同席してもらい

2012年10月16日(火) 

 夫が 前頭側頭型認知症 であると 主治医から聞きました

 夫の年齢が 63歳なので 65歳未満だと 若年性認知症になるとのこと

アルツハイマー型認知症には、 アリセプト という 薬の効果があると
解ってきたが、

  
前頭側頭葉型認知症には 治療法が ない  と 言われました

( あ~~ やっぱり 認知症 だったんだ ) と 簡単に 納得してしまいました

その時は 前頭側頭葉型認知症が どんな症状が 出て

どんなに 大変か など 全く解りませんでした

また、脳の委縮も どの程度に進むのかわからないとの事でした



暫くして  インターネットで いろいろ 検索し
調べて、 人格破壊 が 前面に出て、記憶は残っている などの特徴
それに、具体的に 若年性認知症で 40代で ご主人が前頭側頭葉型認知症に
なってしまって もの凄い 大変な生活をされている ブログを見つけました
( ウエブリブログ 【前頭側頭型認知症 ~主人が若年性認知症に~】 )
どんなに 大変な認知症か わかりました



それから 大学病院に入院している夫を二度外出・一回外泊をさせた時の事 

あまりの 夫の こだわりに 閉口し 困惑し 夫との生活に困難さを感じて 夫と 激しく 喧嘩をしました

わたしの夫に対する世話の仕方(食事についても)が気に入らないと非難されました
あまりの 執拗な 叱責 批判を越えて 非難 な ため
わたしは 入院前も (夫が認知症とはそのころしらなかったので)離婚すると言っていたことを 持ち出しました 

【 認知症には 逆効果だと 思いましたが いくら認知症でも がまんができなくなりました 】                   ひどい 嫁です


外泊させた時 ( 11/18 )は ひどい 事に なりました

外出時と 同様 執拗な血糖測定器やインシュリン注射の仕方のこだわり

           執拗な 姑(86歳の夫の母)への つきまとい
           一時も じぶんの傍から離したがらないのを 
           わたしが 引き離す  ⇒ 怒り出す わたしを小突く

       多量の水の摂取 ⇒ 低ナトリウム血症なので 一日1000mlを
                     守らせようと 見張り 注意し がぶ飲みを
                     止めさせる。  お茶も薬を飲む時も計量カップで
                     計測して、茶碗・コップを渡す
                         ?
                     不満で さらに じぶんで 足す
                         ?
                     ナトリウム値が下がるので わたしが 止める
                         ?
                     不満を表し わたしへの 非難が強くなる

      どこへ 行くのも 見守ると 言いながら 監視している状態


夜、 ようやく わたしの 時間が取れて TVを観ていると
夫が二階から下りて来て 薬とインシュリン注射をするから と
わたしを 急かしました 『ちょっと待って』と、わたしが言った途端

夫が 突然 わたしの 後ろに来ていて

わたしの着ていた かっぽう着とパーカーの襟を一緒につかんで 持ち上げました

わたしの からだが もちあがりました

『  く・・・ る・・・ し・・   や・・  め・・  て・  』

苦しくて 息ができなくなりました


わたしは 来ていた服ごと 首つり状になりました

恐ろしさは まったく ありませんでした

変ですが・・・・  なぜだか わかりません ・・・・

あまりに 突然だったからなのか

それとも 認知症 だとわかっていたからなのか

経験したことがなかったから 恐ろしさの 判断ができなかったのか



次の日 ( 11/19 ) 大学病院に戻りました

その日は たまたま 市から認知症の判定の為 調査員と面談する日でした

つまり この ひどい 状況を 話すことに なったのです



夫も 同席していましたが 認知症の調査員だと わかると
 『 えっ 』 という 顔になりました

調査員に 夫の不安が 強くなり、 症状が悪化することが懸念されるので
夫にはじぶんが認知症になっていることを主治医も告知していないと 伝えました。
夫は 調査員の質問に ほとんと答えられるのですが
私への質問もあり、わたしは時々泣いてしまいました
そうすると、 夫が 
『 いい子ぶって 泣くな 』 と 怒ったのです
わたしは(え?)驚きました
その後、なぜか早く病室に行きたい様子でした
調査員が 夫を席から 外してくれました
調査は進み、一か月後くらいに判定書が 送られます と言って終了した


 一か月後 判定書 が 届きました

            
要介護 4 ( 2年 )      でした









  


12.わたしの姑の癒し犬

2013-02-07 00:47:20 | ペット

我が家の愛犬のなまえは ポン太
13歳 オスのラブラドール・レトリバー です
毛色は イエロー(黄土色)
背中の毛が 少し ウェーブ しています
垂れた耳が 両方とも 縦に半分に畳まれたまま垂れています

きょう、うちのポン太の写真を見れるようにしました
ヤッター ポン太 ブログデヴュー だよ  

とっても 食いしん坊です 
食いしん坊を通り越して、食い意地が張っています

雑食です

ほんとうは 良くないのでしょうけれども 

ついつい好きな物を 食べさせてしまいます

好きなもの   椿の花 
いちじく 柿 りんご みかん 
           大根 かぶ キャベツ 白菜 きゅうり
          ブロッコリー 春菊 ちんげん菜 
          ヨーグルト せんべい クッキー 
          白いごはん パン
 うどん・ラーメンの麺

食べないもの バナナ

とても我慢強い、なんにでも興味を持つ犬種なので、

小さい時はとてもいたずらっ子でした

優しいし、
さみしがり屋なところがあります



今はポン太のお蔭で、とてもわたしの気持ちがなごみます

年をとって、耳が聞こえづらくなってきたので

『ただいま』と言っても、玄関まで迎えに来ることが なっくなってきました

でも、寝ているソファーからよっこらしょと下りて来て、わたしの顔を

じっと見上げて 『おかあさん おかえり』 と いう表情をしてくれます

テレビを見ていると 近くに来て 

わたしの足や腰のあたりに じぶんの体や鼻先が 触れています

思わず ニタ~ と なります   チョーラブリーちゃんです~

姑も飼い始めの時は嫌いだったけど 

今は 一緒に いてくれる存在になっているようです

ポン太用の おせんべいを 用意して 食べさせてくれます

私が仕事から帰って来ると、ポン太は姑とソファーに座っています

聞いたことはないけど きっと 姑はポン太に 癒されていると思います

そして ポン太も 安心して おばあちゃんと 留守をしていると おもいます


夫に ポン太の事を話すと 淋しそうに 『もう会えないな』と言う時もあれば

もう何の関心も無くなったような表情の時もあります

去年の夏頃からは 邪魔者扱いしていたのが 思い出されます

あの時は もう 前頭側頭葉型認知症が はじまっていたのかもしれません