昨年11月初めに外出をしてから、外出も外泊も出来ないと言うか、するなら自己責任ですよと
外出・外泊して、ご主人になにか起こっても、【こちら(病院側)は責任を持ちかねる】と言う意味なのだろう、
自己責任なら、良いですよという事になり、
次女も出産に帰って来ているし、長女も27日~1月4日まで休みがあり、帰省する事になっていたので、
夫も自己責任で、外泊3泊4日(30日~1月2日)させることにしていました。
思いがけず、次女の出産が早まり(予定日は1月15日)、
生まれたての、初孫の顔を見ることも、次女の様子を見ることもできました。
また、次女の旦那さんも、次女の出産に間に合うように来てくれました。
前頭側頭型認知症の夫を外泊させることを前もって知っていたので、気を使ってホテルに泊まる事にしてくれていました。
本当にごめんなさいです。仕事もあるとのことで、こちらに気を使わせないような言い方をしてくれる、とてもいい人です。
その彼にも、夫はとりあえず挨拶をすることができました。
昨年、階段から落ちて、外傷性くも膜下出血で、日赤に入院していた時に会って以来だったので、
彼の事を記憶しているか心配だったのですが、「分かるよね?」と聞くと、「わかる」と言いました。
ちゃんと分かっているようでした。
次女の出産した産婦人科は、古い街並みの中にあるのですが、その街並みも夫はちゃんと記憶していました。
ただ、今回は、家に行く途中の大きな道路を通る時、「こんなのあったか?」と自分の記憶に不安そうでした。
次女を入院させた後(27日午前)、午後に長女が帰省し、夫に会いに長女を連れて行ったところ、
夫は「(?)〇だか?」「そうだよ」「来ると思わなかったから、びっくりした」と言う返事が返ってきました。
夫は私なんかより、娘大好きなので、私には怒りと不満の感情を、娘には喜びの感情、母親には心配を表します。
年末は、TVで昔活躍した野球の人たちの特集があったので、満足していました。
自分でレコードプレーヤーを縁側から運んでくることもでき、
「持てないかと思ったけど、まだちゃんと持てる。でも、なんてやるか分からね、教えれ」という事も出来ました。
使い方を教えると、自分でレコードを選んできて、かけて聴いていました。
初詣にも一緒に行きました。
長女も行ってくれたので、ごきげんでした。
私がいつも神頼みが長いので、イライラするのですが、娘がいると落ち着いているので安心です。
昨年は初詣も出来ず、日赤のベッドの上だったので、「去年は初詣しなかった」と言っていました。
おみくじも引いて、長女と内容を読んで、自分でちゃんと結んでいました。
お守りも買いました。
久しぶりに帰って来たせいか、何事も有り難いと思ったのか、不満やイライラがほとんど見られませんでした。
私が作る物(料理)にも、文句を言いませんでした。
お雑煮のもちに、いつもの年ならば、血糖値が上がる事を気にして食べないと言うのですが、それもちゃんと
食べてくれました。
不思議なのですが、結構カロリーの高いものを食べさせても、それほど血糖値が上がらず、かえって低血糖でした。
それはそれで、こわいことなので、夫は嫌な顔をしましたが、文句を言わずに、ブドウ糖液を飲んでくれました。
精神が安定すると、血糖値も安定するのか、あるいは、出ないはずのインスリンだけど、出てくるのか。
それか、注射したインスリンの効きが精神が安定していると良くなるのか。
あるいは、糖尿病も末期になってしまったので、血糖値も安定しなくたって、低血糖を起こしてしまうのか?
自宅だと、病院と違って、思い通りに動いて、運動量が多くなってしまうのか?
私の作った料理のカロリーが低すぎたのか?
色々考えられるのですが、低血糖をどうにかクリアーしてすごしました。
亡くなった犬と散歩していたコースを私と一緒に散歩もしました。私も久しぶりの散歩で、夫と愛犬の事を思い出しながら話をして歩きました。
散歩コースの様子は忘れていることもありました。愛犬が元気なうちに、解体されていたアパートをまだあると思っているようすだったり、もうすでに有った筈の婦人科病院を「こんなのあったか?」と言っていました。
長いこと散歩していなかったので忘れたのかもしれませんが、もしかしたら、記憶がなくなったのかもしれません。
夫の言ったことで、忘れられないのが
「これだば、俺がいない方がいいな」
つまり、≪こんなに血糖値を測ったり、インスリン注射したり、みんなに時間を取らせるのだから、
孫が退院してきたら、俺は自宅にはいない方がいいな≫という事なのでした。
夫が自分の状況を客観的に観れていることに、驚きました。そして、かわいそうになりました。
自分の前頭側頭型認知症の事は自覚できていないようですが、糖尿病の事、末期となり、腎不全にもなってしまった。
夫はわかっているのかいないのか・・・。
わかっていても、認めたくないのだろうなと、私は思っています。
夫は素直に病院に戻りました。
相変わらず、病院に向かう途中の車の中では「余計なことは言うなよ」の発言。
ちょっと怖い気もしましたが、何事もなく、病院につきました。
寒い自宅より、温かい病院が私にしたら、夫を風邪ひかせずに、
ちゃんと健康管理もして戴けて、安心です。
外出・外泊して、ご主人になにか起こっても、【こちら(病院側)は責任を持ちかねる】と言う意味なのだろう、
自己責任なら、良いですよという事になり、
次女も出産に帰って来ているし、長女も27日~1月4日まで休みがあり、帰省する事になっていたので、
夫も自己責任で、外泊3泊4日(30日~1月2日)させることにしていました。
思いがけず、次女の出産が早まり(予定日は1月15日)、
生まれたての、初孫の顔を見ることも、次女の様子を見ることもできました。
また、次女の旦那さんも、次女の出産に間に合うように来てくれました。
前頭側頭型認知症の夫を外泊させることを前もって知っていたので、気を使ってホテルに泊まる事にしてくれていました。
本当にごめんなさいです。仕事もあるとのことで、こちらに気を使わせないような言い方をしてくれる、とてもいい人です。
その彼にも、夫はとりあえず挨拶をすることができました。
昨年、階段から落ちて、外傷性くも膜下出血で、日赤に入院していた時に会って以来だったので、
彼の事を記憶しているか心配だったのですが、「分かるよね?」と聞くと、「わかる」と言いました。
ちゃんと分かっているようでした。
次女の出産した産婦人科は、古い街並みの中にあるのですが、その街並みも夫はちゃんと記憶していました。
ただ、今回は、家に行く途中の大きな道路を通る時、「こんなのあったか?」と自分の記憶に不安そうでした。
次女を入院させた後(27日午前)、午後に長女が帰省し、夫に会いに長女を連れて行ったところ、
夫は「(?)〇だか?」「そうだよ」「来ると思わなかったから、びっくりした」と言う返事が返ってきました。
夫は私なんかより、娘大好きなので、私には怒りと不満の感情を、娘には喜びの感情、母親には心配を表します。
年末は、TVで昔活躍した野球の人たちの特集があったので、満足していました。
自分でレコードプレーヤーを縁側から運んでくることもでき、
「持てないかと思ったけど、まだちゃんと持てる。でも、なんてやるか分からね、教えれ」という事も出来ました。
使い方を教えると、自分でレコードを選んできて、かけて聴いていました。
初詣にも一緒に行きました。
長女も行ってくれたので、ごきげんでした。
私がいつも神頼みが長いので、イライラするのですが、娘がいると落ち着いているので安心です。
昨年は初詣も出来ず、日赤のベッドの上だったので、「去年は初詣しなかった」と言っていました。
おみくじも引いて、長女と内容を読んで、自分でちゃんと結んでいました。
お守りも買いました。
久しぶりに帰って来たせいか、何事も有り難いと思ったのか、不満やイライラがほとんど見られませんでした。
私が作る物(料理)にも、文句を言いませんでした。
お雑煮のもちに、いつもの年ならば、血糖値が上がる事を気にして食べないと言うのですが、それもちゃんと
食べてくれました。
不思議なのですが、結構カロリーの高いものを食べさせても、それほど血糖値が上がらず、かえって低血糖でした。
それはそれで、こわいことなので、夫は嫌な顔をしましたが、文句を言わずに、ブドウ糖液を飲んでくれました。
精神が安定すると、血糖値も安定するのか、あるいは、出ないはずのインスリンだけど、出てくるのか。
それか、注射したインスリンの効きが精神が安定していると良くなるのか。
あるいは、糖尿病も末期になってしまったので、血糖値も安定しなくたって、低血糖を起こしてしまうのか?
自宅だと、病院と違って、思い通りに動いて、運動量が多くなってしまうのか?
私の作った料理のカロリーが低すぎたのか?
色々考えられるのですが、低血糖をどうにかクリアーしてすごしました。
亡くなった犬と散歩していたコースを私と一緒に散歩もしました。私も久しぶりの散歩で、夫と愛犬の事を思い出しながら話をして歩きました。
散歩コースの様子は忘れていることもありました。愛犬が元気なうちに、解体されていたアパートをまだあると思っているようすだったり、もうすでに有った筈の婦人科病院を「こんなのあったか?」と言っていました。
長いこと散歩していなかったので忘れたのかもしれませんが、もしかしたら、記憶がなくなったのかもしれません。
夫の言ったことで、忘れられないのが
「これだば、俺がいない方がいいな」
つまり、≪こんなに血糖値を測ったり、インスリン注射したり、みんなに時間を取らせるのだから、
孫が退院してきたら、俺は自宅にはいない方がいいな≫という事なのでした。
夫が自分の状況を客観的に観れていることに、驚きました。そして、かわいそうになりました。
自分の前頭側頭型認知症の事は自覚できていないようですが、糖尿病の事、末期となり、腎不全にもなってしまった。
夫はわかっているのかいないのか・・・。
わかっていても、認めたくないのだろうなと、私は思っています。
夫は素直に病院に戻りました。
相変わらず、病院に向かう途中の車の中では「余計なことは言うなよ」の発言。
ちょっと怖い気もしましたが、何事もなく、病院につきました。
寒い自宅より、温かい病院が私にしたら、夫を風邪ひかせずに、
ちゃんと健康管理もして戴けて、安心です。