写真ざんまい!デジタルざんまい!

写真やカメラ、そしてパソコンやデジタル機器などについて勝手気儘に綴るページです。

私のお気に入りのレンズ(その3)

2005年03月17日 | レンズ
キャノン EF17-40㎜ f/4.0L USM


同じ超広角ズームのEF16-35㎜f/2.8L USMとどちらにしようかと悩みました。
でも、最後の決め手はやはり価格ですね。
12万円と23万円とでは、最初から勝負はついていたようなものです。

キャノン EF17-40㎜ f/4.0L USM


作例1 「和の空間」


埼玉県新座市に武蔵野の面影を色濃く残す、国指定天然記念物「平林寺」というお寺があります。
その向かいにある「新座市・睡足軒の森」の「睡足軒」という建物の内部です。
こういう造りは、心に安らぎを与えてくれますね。
狭い玄関口からの撮影でしたので、三脚の使用は憚られました。
そこで、ISO感度は800にし、絞りは開放値のf/4.0、シャッタースピードは手持ちのギリギリである1/25秒に設定しました。
焦点距離は17㎜ですが、ディストーション(歪み)は殆どなく、照明と窓は飛び気味ではあるものの、暗部の諧調は失われずにしっかりとした描写をするレンズです。

撮影地:埼玉県新座市
撮影機材:EOS20D EF17-40㎜f/4.0L USM

新座市「睡足軒の森」


作例2 「江戸時代へタイムスリップ」


茨城県取手市に隣接した伊奈町にある「歴史公園ワープステーション江戸」です。
いよいよ一般公開は3月31日で終了し、4月1日以降は「時代劇」「映画」撮影専用の施設になってしまいます。
私たちが見学できるのも、あと2週間足らずとなってしまいました。

PLフィルターを使用して撮影を行いましたが、コントラストが高く、ヌケの良い描写をしています。
焦点距離は17㎜、絞りはf/5.6、シャッタースピードは1/250です。
柳の木の枝一本一本がきちんと分離していて、解像度の高さがはっきりとわかります。
先日ここで使ったEF28-105㎜f/3.5-4.5ⅡUSMとは異次元の世界の写りだと思います。
もっとも、この写真はリサイズしてありますので確認はしにくいかもしれませんが、ピクセル等倍で比較すると、その差は歴然としています。
伊達に「Lの称号」を持っている訳ではないことを感じますね。

撮影地:茨城県筑波郡伊奈町
撮影機材:EOS10D EF17-40㎜f/4.0L USM PLフィルター使用

「歴史公園ワープステーション江戸」