写真ざんまい!デジタルざんまい!

写真やカメラ、そしてパソコンやデジタル機器などについて勝手気儘に綴るページです。

オリンパス「E-5」を発売

2010年09月15日 | カメラ
 フォーサーズ規格のフラッグシップ機


 いやぁ、突然の話でしたね。
 まぁ、「E-3」の価格がかなりこなれてきましたので、出るかな?とは漠然と思っていましたが。
 私はオリンパスユーザーではありませんが、この機種は相当凄い実力を秘めていると実感しました。

 詳細はオリンパスのプレスリリースをご覧下さい。
 驚くべきことは、画素数向上に加えて実解像度以上の解像感が得られる「ファインディテール処理」を搭載したことです。
 その秘密は、新開発の光学フィルターにあります。

 ローパスフィルターは偽色やモアレが軽減できる反面、解像力が低下するという問題がありました。
 ところが、今回はローパスフィルターのパワーを弱めた新開発の光学フィルターが採用されました。
 これにより、従来よりも高い解像力を保持したまま、LiveMosセンサー(撮像素子)で結像させることが実現しました。

 あまり大きな声では言えませんが、フォーサーズは撮像素子のサイズで不利な面がありました。
 やはり大きな撮像素子を搭載したカメラの方が解像感は遥かに上回っていましたから・・・
 これで、フォーサーズにおける解像感不足に悩んだユーザーもほっとすることでしょう。



 他にもいろいろと改良された部分は多いのですが、私が注目したもう一つの機能がこれです。
 2軸可動による世界初の3型約92万ドットのフリーアングル式液晶モニターです。
 それまでも、いわゆるバリアングル液晶モニターはありましたが、これは完全にフリーで動くものなのです。

 先般、キャノンも遅まきながらバリアングル液晶モニターを搭載したEOS60Dを発表しました。
 でも、この機能を見てしまうと完全に霞んでしまいそうです。
 「天晴れオリンパス!」と声を大にして言いたいところですね。

キャノン“EOS 60D”発表

2010年08月27日 | カメラ
 EOSシリーズ初のバリアングル液晶モニターを搭載


 って、バリアングル液晶モニターの搭載が遅すぎるよ~、キャノンさん。
 まぁ、キャノンというメーカーは、こういった機能を小出しにしてきますからねぇ。
 本当は40Dあたりから搭載して欲しかった機能です!

 9月中旬発売とのことですが、50Dユーザーが挙って買い替えるかというとどうでしょうか?
 バッテリーグリップの仕様も違えば、記録メディアもコンパクトフラッシュからSDカードに変更されています。
 まぁ、この記録メディアの変更に関しては、私は大いに賛成です。

 SDXC/SDHC/SD対応ですが、容量の割には価格が大幅に安くなっています。
 逆にコンパクトフラッシュは価格は下がらず、むしろ上昇傾向にあると言っても差し支えありません。
 コンシューマー機にはSDXC/SDHC/SDカードの方が相応しいことは当たり前のことですね。

 プレスリリースについては↓をご覧ください。(私がごちゃごちゃ書くよりは・・・笑)
 キャノン:ニュースリリース

 また、EOS60Dの概要については↓をご覧ください。
 キャノン:EOS60D 概要

 最後に一言!
 するってぇと、次期Kissデジである「X5」(仮称)にはバリアングル液晶モニターが搭載されるかもね。
 いずれにしても、このバリアングル液晶モニターは機動力が高まる機能ですから、搭載すること自体は大歓迎です。

EOS Kiss X4で最大1万円のキャッシュバック

2010年08月20日 | カメラ
早まらなくて良かった~♪



以前、EOS Kiss X4購入宣言をしましたが、諸般の事情で延び延びになっていました。
つまり、先立つものがなかったのですが、これでなんとか踏ん切りがつきそうであります。
いつかはやるゾ!と思っていたキャッシュバック・・・実に朗報ですね。

でも、キャッシュバック情報を見ると、何だか次の機種がスタンバイしているような気もします。
でもね、そんなことを考えていたら、いつまでたってもセカンドシステムなど組めませんよね。
ということで、本格的に山の神に土下座をしなくてはなりませぬ(笑)

キャッシュバックに関しては、↓のメーカーのサイトで内容をご確認下さい。
キャノン:EOS Kiss X4 運動会のプロになる! 撮影応援キャンペーン

いよいよ・・・Kiss

2010年07月29日 | カメラ
キャノン EOS Kiss X4を買おうと思う! 



今はEOS7Dを使っていて画質、操作性ともに不満は全くありません。
ただ、大きさと重さは山歩きなどを考えると、気軽に持ち出すという訳にもいきません。
機材のうち、レンズ軽量化作戦はほぼ完了し、それとの組み合わせではそこそこのレベルまでには到達しています。

でもねぇ、そうなると更なる軽量化に走りたくなるんですよね。
マイクロフォーサーズという選択肢もありますが、また別のフォーマットのレンズを買うのは躊躇います。
また、ミラーレスカメラというのはどうも馴染まないというか・・・
長年、銀塩で写真撮影をやってきたせいか、光学ファインダーじゃないと納得できないんですよね。

で、結局はレンズ資産(20本近い・・・笑)がすべて使えるEOS kiss X4という選択に行きつく訳です。
併売されているX3もありますが、確かに安いものの後悔してしまうだろうなと・・・
どうせ半年後には時期モデルも出るかもしれませんが、現段階ではベストの選択であると思われます。

一番の問題はEOS7Dとの操作性の違い・・・ではなくて、先立つものがない!!
山の神に土下座でもしますかな(爆)

EOS 7D ファームウェア変更

2010年07月22日 | カメラ
Version 1.2.2にファームアップ



デジタル一眼レフ キャノンEOS7Dのファームウエアがバージョンアップされました。
詳しくは↓の配信されたメールの内容、または、ホームページでご確認ください。


┼─────────────────────────────────┼
  CANON iMAGE GATEWAY メールサービス Mail No.1007221
┼─────────────────────────────────┼
日頃は CANON iMAGE GATEWAY をご利用いただき誠にありがとうございます。
このメールは CANON iMAGE GATEWAY にご登録し、メール配信のご了承を
いただいている EOS 7D 登録会員の方にお送りしております。

╋……━……━……━……━……━……━……━……━……━……━……━…
 ファームウェアダウンロードサービスのご案内 Version 1.2.2
╋……━……━……━……━……━……━……━……━……━……━……━…
デジタル一眼レフカメラ EOS 7Dにおきまして、ファームウェアの
ダウンロードサービスを開始いたしましたのでご案内いたします。

【変更内容】
1.「マニュアル露出モード」の動画撮影で、マクロレンズなどの一部の
 レンズを使用した場合に、設定したレンズの絞りが動くことがある
 現象を修正しました。

2.カスタム機能の「C.Fn III -7」(AFフレーム任意選択時の循環)で
 「1」を設定した際のAFフレーム選択動作を修正しました。

3.ファインダー内水準器の縦位置撮影時のAFフレームの表示を
 修正しました。

4.メニュー画面に表示する言語で、スペイン語およびタイ語の誤記を
 修正しました。(スペイン語およびタイ語を搭載製品のみ)

今回ご案内のファームウェアVersion 1.2.2は、Version 1.2.1以前の
ファームウェアを搭載したカメラが対象となります。カメラのファーム
ウェアがすでにVersion 1.2.2の場合には、ファームウェアの変更を
行う必要はありません。
なお、ファームウェアVersion 1.2.2(並びにVersion 1.2.0、1.2.1)
のカメラは、旧のファームウェア(Version 1.1.0など)にファーム
ダウンすることはできません。

▼詳細およびダウンロードはこちらをご覧ください。
Canon EOS 7D ファームウェア変更

╋……━……━……━……━……━……━……━……━……━……━……━…
■ご注意
  このメール配信サービスの詳細はこちらでご確認いただけます。
  http://www.imagegateway.net/info/020207B.html
  このメールのFromアドレスは弊社からの送信専用のアドレスですので、
  直接の返信はお控えくださいますようお願いいたします。
---------------------------------------------------------------------
■ファームウェアに関するお問い合わせ先
  キヤノンお客様相談センター デジタル一眼レフカメラ
  TEL:050-555-90002

EOS 7D ファームウェア Ver.UP

2010年04月15日 | カメラ
 Version 1.2.1へ 

 キヤノンは4月15日にデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D」の最新ファームウェアを公開しました。
 バージョン番号は1.2.1。
 このファームウェアの変更 (Version 1.2.1) は、以下の変更と修正を盛り込んでおります。

 ■ファームウェア変更内容

 1.ライブビュー撮影・動画撮影時の温度警告表示および温度上昇で自動終了するまでの時間を延ばしました。

 2.AUTO ISO 設定時のプログラムシフトを最適化しました。

 3.メニュー画面に表示する言語(フランス語)の誤記を修正しました。(フランス語を搭載製品のみ)

 4.動画撮影モードにおいて静止画を撮影した場合にマゼンタ色の縦縞が出る現象を修正しました。
  ※マニュアル露出モードかつISO感度が“H”の設定でのみ発生します。
   この現象はファームウェア Version 1.2.0 でのみ発生します。)

 なお、詳細とアップデートの手順は↓のサイトにてご確認下さい。
 キャノン「EOS 7D」ファームウェア変更

PENTAX 645D 5月中旬発売!

2010年03月10日 | カメラ
ペンタックス初の中判デジタル一眼レフカメラ



天晴れ、PENTAXと声を大にして言いたいところです。
ニコンやキャノンが絶対に真似の出来ない分野のデジタルカメラの誕生です。
PENTAXという社名は消えましたが、ブランドはちゃんと残りました。

何よりもPENTAXが中判デジタルカメラを開発し、発売する「力」があったことが何よりも嬉しいですね。
何を隠そう、私が初めて手にした一眼レフはPENTAXのSVであり、その後、SPを購入しました。
さらに645にも手を出し、35㎜の銀塩AF一眼レフではMZ-3を使っていました。

今ではアルバイトで苦労して手に入れたSPしか手元には残っていませんが、レンズは5本とも残っています。
マウントアダプターを介してEOSにつけたりして遊んでいますが、どれも現役バリバリです。

さて、気になるお値段はオープンプライスながら、ボディの店頭予想価格は80万円台半ばとなる見込みです。
簡単には手に入るものではありませんが、100万円以内に抑えたメーカーさんの努力に拍手!!
いつかは手にして撮影したいものです。

詳しくは、HOYA株式会社PENTAXイメージング・システム事業部のサイトにてご確認ください。

ペンタックス初の中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645D」新発売(ニュースリリース)

645Dスペシャルサイト

キヤノン EOS Kiss X4

2010年02月09日 | カメラ
1,800万画素CMOSを搭載!



エントリー向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X4」が2月26日に発売されます。
エントリー機で1,800万画素はオーバースペックと思われますが、キャノンの意地なんでしょうなぁ。
「スペック競争はやめてダイナミックレンジ拡大を目指して欲しい!」と何度メーカーにリクエストしたことでしょう。

それにしてもモデルチェンジサイクルの短いことといったら驚きですね。
前モデルというか現行モデルのX3が昨年4月の発売であったことを考えると、何と一年も経っていないではありませんか。
保証書が切れないうちに次のモデルが登場するのは、オーナーさんからすると複雑な気分ではないでしょうか。

何も文句をつけているんじゃないのですが、最近のカメラ動向がちょっと気になるんですワ。
元々はカメラ業界に身を置いていた私ですから、何だか複雑な気分であります。
まぁ、私は7DオーナーですからこのX4を買うことはないと思いますが、そのうちに7DMKⅡなんて出たりして・・・(笑)
それよりも3Dでしょうか?噂だけは盛んに流れているようですが・・・

さてさて、肝心のカメラの話をしましょう。
基本的にはX3を凌駕する性能を持っていて、これからデジタル一眼レフにチャレンジする方にはお勧めです。
純正レンズキットは二本とも手振れ補正機能がついていますし、通常の撮影では何ら不足することはないでしょう。

気になる方は↓のサイトでご確認下さい。
キャノン:EOS Kiss スペシャルサイト

RICOH GXRを触ってしまった!

2009年12月21日 | カメラ
物欲の塊である私にとっては事件です!!



これはヤバイ!
何気なく立ち寄ったPCショップのカメラコーナーで、「RICOH GXR」を触ってしまった。
前にGX100を触った時に、その質感と使い勝手の良さにKOされてしまった私です。

持った感じといい、AFのレスポンスの良さは特筆ものでした。
設定画面もより明快になり、背面液晶モニターの視認性も抜群でした。
いや、これはヤバイ、実にヤバイ!!

ただ、救いは価格設定が極めて高いことです。
つまり、私のような貧乏人には「手が届かない」存在なのです。
あ~良かった(爆)

でも、欲しいことには変わりはありませんが・・・

キヤノンEOS7Dの残像現象を解消!

2009年11月05日 | カメラ
対策ファームウェアVer.1.1.0が公開されました

 前にキヤノンEOS7Dの残像現象について記事にしましたが、本日、キャノンが対策ファームウエアを公開しました。
 問題の残像現象は、連写した場合に1コマ前の画像の一部が次の画像に重なるというものでした。
 
 今回のファームウエアのバージョン番号は1.1.0です。
 これを適用することによって、EOS7Dで発生していた残像現象が解消されるものです。
 
 キャノンは10月27日に対策ファームウェアを11月上旬に公開すると予告していました。
 今回はそれを実行したもので、EOS7Dで連写することがある方は早めの対応が望まれていたものです。
 私も今日帰宅したら早速ファームアップすることにしましょう。

 ファームウエア変更の手順等については↓のサイトでご確認下さい。
 CanonEOS7Dファームウエア変更

キヤノンEOS7Dの残像現象について

2009年10月27日 | カメラ
連続撮影時に1コマ前の画像の一部が残像となって写り込むことあり


 キャノンは新型デジタル一眼レフカメラ「EOS7D」で、記録画像に残像が写り込む場合があると発表しました。
 現象としては、連続撮影時に前のコマの画像の一部が次のコマに残像として記録される場合があるとのことです。
 全ての画像で発生しているわけではないと思われますが、いささか気になるところです。

 因みに、私が今まで連写した画像をチェックしましたが、特にそのような現象は見られませんでした。
 まぁ、連写といっても、オートブラケッティング機能を使って3コマ連続撮影を繰り返す程度ですが・・・ 

 キャノンはこの現象の解析に入っており、ファームウエアのアップデートで対応するそうです。
 それに関する告知は11月上旬に行うとされており、早い解決が望まれますね。

 これに関するキャノンの発表記事は↓のサイトでご確認ください。
 デジタル一眼レフカメラ「EOS 7D」をご使用のお客さまへ 

キャノンEOS7Dの設定(2)

2009年10月26日 | カメラ
「オートライティングオプティマイザ」と
「高輝度側・諧調優先」は排他処理


 EOS7Dには「オートライティングオプティマイザ」という機能が搭載されています。
 露出アンダーやコントラストが低い場合に、明るさやコントラストを自動的に補正する機能です。

 また、EOS40Dからは「高輝度側・諧調優先」が搭載されましたが、これはEOS7Dにも引き継がれています。
 高輝度側の諧調再現性が向上する機能で、グレーからハイライトまでの諧調がより滑らかになります。

 両方とも「ON」にすれば画質は相乗効果で向上しそうな感じはしますが、果たして・・・

 (1)

 まず、メニューから「オートライティングオプティマイザ」を選択してみましょう。


 (2)

 デフォルトでは「標準」に設定されています。
 私は通常は「しない」と設定していますので、ここでは「弱め」に設定してみます。


 (3)

 すると、カスタムファンクションの「高輝度側・諧調優先」は「0:しない」に設定されてしまいます。
 「オートライティングオプティマイザ」を「弱め」に設定する前は「1:する」に設定をしていました。
 どうやら、この両方の機能は排他処理になっていると思われます。
 そこで、再度「1:する」に設定しなおしてみました。 


 (4)

 今度は「オートライティングオプティマイザ」の設定画面を確認することにしましょう。
 設定は「しない」に変更されています。
 これで双方の機能は排他処理となっていることがはっきりと分りました。

 勘違いをしてはいけないことは、どちらも高画質を追求する設定とは少々違うことです。
 「オートライティングオプティマイザ」は取説にも「撮影条件により、ノイズが増えることがあります」と記されています。
 シャドー部に潜んでいたノイズが表面化するため、使うならば低感度が鉄則となるでしょう。

 同じく「高輝度側・階調優先」も、「低輝度部のノイズが若干増えることがあります」と記されています。
 シャドー部の階調にストレスを与えるため、高輝度側の階調を優先したい時に限って使うのが鉄則となるでしょう。
 因みに、この機能を使うと、ISO感度は200~6400に制限がかかります。

 以上のことからも、私の場合はどちらも「しない」を標準設定としています。
 高画質なEOS7Dだからこそ、余計なノイズは発生させたくありませんから・・・
 
 ついでに申し上げれば、「高感度撮影時のノイズ低減」も基本的には低感度撮影時には「しない」を選択しています。
 確かに高感度撮影時のノイズは目立たなくなるものの、低感度撮影時でもノイズ低減処理が行なわれてしまいます。
 その結果、コントラストの低い部分の解像度が低下したり、低輝度部の彩度が低下するといった現象も発生します。
 
 折角の機能だからといって、むやみに「する」に設定すると思いがけない弊害も起きるわけですね。
 本番の大事な撮影の前にいろいろと設定を変えて試し撮りをすることを私はお勧めいたします。

キャノンEOS7Dのファームウエア更新

2009年10月19日 | カメラ
Version1.0.8⇒Version1.0.9へ


 ファームウェア変更内容このファームウェアの変更 (Version 1.0.9) は、以下の修正を盛り込みました。

 1.ライブビュー撮影のAF精度を向上しました。
 2.ごく稀に、動画で撮影した画像が正常な色で記録されない現象を修正しました。
 3.ストロボ撮影時にタイミングによってはシャッターレリーズができない現象を修正しました。

 今回ご案内のファームウェア Version 1.0.9 は、Version 1.0.8 までのファームウェアを
 搭載したカメラが対象となります。
 カメラのファームウェアがすでに Version 1.0.9 の場合には、ファームウェアの変更を行う
 必要はありません。
 (以上、キャノンのHPの記述より抜粋)

 カメラのファームウエアの更新は危険を伴います。
 ファームウエアの更新に失敗すると、最悪の場合はカメラが使用できなくなります。
 ご自身で更新を行う場合は、↓のキャノンのHPをご覧になって慎重に行うようにしましょう。
 なお、自信がない場合は、キャノンのサービスセンターに更新依頼を行うことをお勧めいたします。

 EOS 7D ファームウェア 変更 Version 1.0.9

 では、これより私自身で行ったファームウエアの更新作業を、画像を交えてご紹介することにします。
 まぁ、作業方法そのものは、キャノンのHPに同様のことが書かれていますが・・・

 (1)

 まず、自分のカメラのファームウエアのバージョンを確認します。
 Version1.0.9であれば必要がありません。
 
 次の手順に移る前に、以下の準備をしておきます。
 
 ①最新のファームウエアをキャノンのHPよりダウンロードして解凍する。
 ②フォーマットした記録メディア(ここではCFカード)に解凍して出来たファイルをコピーする。
 ③カメラのバッテリーはフル充電されたものをセットしておく。
  ※カメラのバッテリーがドロップすると、ファームウエアの更新に失敗します。注意しましょう!


 (2)

 カメラの撮影モードをPなどの全自動撮影モード以外にセットし、CFカードをカメラにセットします。
 電源を入れて、メニューからファームウエアの項目を選びます。
 メイン電子ダイヤルとサブ電子ダイヤルを回して、"機能設定3(黄)" メニューの最後にある [ファームウェア Ver.x.x.x] を選び、「SET」 ボタンを押します。
 すると、ファームウェアのアップデート画面が表示されます。


 (3)

 サブ電子ダイヤルを回して、[OK]を選択し、「SET」ボタンを押します。
 
 ※液晶モニターに、ファームウェアアップデートの画面が表示されない場合は、CFカードにファームウェア変更ファイルが正常にコピーされていません
 もう一度最初からやり直してください。


 (4)

 CFカードに記録されたファームウエア変更ファイルの読み出しが開始されます。


 (5)

 カメラの液晶モニターにこの画面が表示されたら、内容を確認して「SET」ボタンを押します。


 (6)

 「SET」ボタンを押すとこのような確認画面になります。
 

 (7)

 変更するファームウェアの表示を確認し、サブ電子ダイヤルを回して [OK] を選んで「SET」ボタンを押します。ファームウェアの変更を開始します。


 (8)

 ファームウェアの更新が開始されます。
 更新作業中は液晶モニターに左の画面が表示されますので、終了するまでボタンやスイッチを触ってはいけません。
 下手に触ると、ファームウエアの更新作業が失敗に終わる危険性があります。


 (9)

 概ね半分まできましたが、ここまで2分近くかかっています(正確に時間を計っていませんが・・・)。
 それなりに時間がかかりますので、バッテリーはフル充電したものを使うようにして下さい。


 (10)

 変更が終わると、液晶モニターに上記の内容が表示されます。
 「SET」ボタンを押すしてファームウェアの更新作業を終了します。
 以上で、ファームウェアの変更作業は完了です。

 ファームウェアのアップデート作業が完了しましたら、カメラの電源スイッチを「OFF」にして、必ず2秒以上電池を取り出してください。
 これによって新しいファームウェアがカメラに反映されます。
 まぁ、PCの再起動と同じ意味合いを持つ訳ですね。


 (11)

 ファームウェアの変更に使用した CFカードは更新作業が完了したら初期化してください。
 これも安全のためです。

 ※上記の更新作業を自分で行う場合は、最新の注意を払って行いましょう。
  あくまでも自己責任の世界ですから・・・

キャノンEOS7Dの設定(1)

2009年10月17日 | カメラ
レンズの周辺光量補正設定にご注意を!
 (1)

 私が所有している主力レンズの一つがこのTokina 12~24㎜ F4.0です。
 元々は純正のEF-S10~22㎜を使っていましたが、このTokinaのレンズの描写力に惚れ込んで買い換えております。
 まぁ、その経緯はおいといて・・・


 (2)

 このレンズをEOS7Dに装着し、メニューから「周辺光量補正」の項目を確認してみました。
 すると、驚くなかれ、「補正データあり」になっているではありませんか。
 純正でもないレンズがなぜ?と思いましたが、恐らくレンズに埋め込まれているチップのせいでしょう。

 このまま使えるとは思えないため、取り扱い説明書にて確認してみました。


 (3)

 案の定、取り扱い説明書の77頁に以下のような記述がありました。

 「他社製レンズ使用時は[補正データあり]と表示されていても、補正[しない]に設定することをおすすめします」
 
 ということで、ここは素直に補正[しない]に設定を変更しました。
 因みに、私が所有しているシグマのレンズは全て「補正データなし」になっていました。
 EOS7Dで他社製レンズをお持ちの方は、一通り装着して確認しておく必要がありますね。

 なお、撮影条件によっては画像周辺部にノイズが発生することもあるようです。
 JPEGの場合は基本的にソフトウエアによる補正は不可と書かれていますが、「Silkypics」ではそれが可能となっています。
 私は基本的には補正[しない]に設定して使っています。

EOS7DのAF選択をカスタマイズ

2009年10月05日 | カメラ
マルチコントローラーでダイレクトに測距点を選択する

 昨日の記事の中で、EOS7Dはマルチコントローラーでダイレクトに測距点を選択できなかったと書きました。
 ところが、「ふん転菓子」さんから「出来るよ~!」とコメントをいただき、その通りに設定したら出来るようになりました。
 ふん転菓子さん、ありがとうございました。

 因みに、取説のP217~P218にそのあたりのことが書かれていましたが、あれではちょっと分りにくいかもしれません。
 まぁ、私の理解度が低いからかもしれませんが・・・
 で、今回は実際にやってみた設定方法を画像を交えて公開することにします。


 (1)

 まずは「メニュー」ボタンを押して設定画面を呼び出します。
 次に、カスタム機能(C.Fn)メニュー画面に切り替えて、「C.FnⅣ:操作・その他」を選択して「SET」ボタンを押します。


 (2)

 すると、このような画面に切り替わります。
 右下の「マルチコントローラー」は機能が割り当てられていないため、OFFになっています。


 (3)

 そこで、「マルチコントローラー」を選択して「SET」ボタンを押します。


 (4)

 設定画面が表示され、「OFF」(無効)になっているのを変更します。


 (5)

 「OF」Fから右側にある「AFフレームダイレクト選択」を選択して「SET」ボタンを押します。


 (6)

 「操作ボタン カスタマイズ」画面では、ちゃんと機能が割り当てられたことが確認できます。
 これで念願の(?)AFフレームダイレクト選択が可能となり、リズミカルに撮影することが出来ます。

 今後も取説をじっくりと読んで、より使いやすいカメラに設定しておく必要がありますね。
 今回は「ふん転菓子」さんのお知恵を拝借しましたが、取説がP275まである分厚いヤツです。
 さて、どうやって攻略しましょうか?(笑)