『麻の簾を垂らしたような飛瀑』
群馬県安中市(旧松井田町)の横川から少し碓氷峠よりに行くと「麻苧の滝」(あさおのたき)があります。
横川は「峠の釜飯」の「おぎのや」で一躍有名になったところです。
他にも中山道碓氷関所の跡、碓氷鉄道文化村、映画「人間の証明」で有名になった霧積温泉なども見所も多いいんですよ。
「麻苧の滝」は国道から旧道に入って橋を渡ってから左に急カーブを曲がります。
坂を登り初めて少し行くと左手に看板がありますので、見落とさないようにしましょう。
道が右にカーブした方向へ進むと行き過ぎになります。
目印としては「碓氷簗」(うすいやな)を目指せばいいでしょう。
さて、入り口から急坂(私はローで下ります)を下り、車を駐車場に止めたら滝の入り口に戻ります。
この立派な吊橋を渡ることから全てが始まります。
まぁね、滝ですから必ずこういった道が待っていますよね。
でもご安心ください。
滝までは駐車場からゆっくりと歩いても10分程度の道のりで、道の傾斜もきつくはありませんから・・・
途中、「胎内くぐり」があります。
頭をぶつけないように、姿勢を低くしてくぐります。
途中でいくつか小さな滝を見ながら進みます。
トップの写真に「麻苧瀧不動尊」と書かれているように、ここには七福神が要所要所に安置しています。
ちょっと怪しい雰囲気ですが・・・
最後の階段を登りつめると、吊橋の上からこのような見事な滝を眺めることができます。
後は吊橋の手前から流れのそばに下りたり、渡って山道を左から滝へ近づくのもいいでしょう。
ただ、苔で滑りやすくなっていますので、転んだりしなように注意することが必要です。
不用意に足を運ぶと思わぬ怪我をしますから・・・
滝の落差は約40メートルあって、奇岩「丁須の頭」から流れ下る鍵沢にかかります。。
麻の簾を垂らしたような姿からその名がつけられたといわれています。
普段は水量が少ないため、雨が降って数日の間に訪れるのがいいでしょう。
特に大雨が降ったあとは、かなりの迫力で盛大に飛沫を浴びることになります。
駐車場やトイレも整備されており、トップ画像にある吊橋の手前で右方向に進みます。
全部で10数台程度のスペースしかありませんが、ここはあまり訪れる人もいませんから満車となることもないでしょう。
道が狭いので、すれ違い(これも心配は少ないか・・・)にはご注意を!
因みに、そんな有名な場所ではありませんので、売店や自動販売機もありません。
飲み物などはコンビニなどで仕入れたほうがいいでしょう。
まぁ、駐車場から往復20分程度ですから、食料の心配は無用かも・・・
私のもう一つのブログ「Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ」で麻苧の滝の写真をアップしています。
併せてご覧いただければ幸いです♪
次回の更新は週末を予定しています。
場合によっては一回くらい記事をアップするかもしれませんが・・・