写真ざんまい!デジタルざんまい!

写真やカメラ、そしてパソコンやデジタル機器などについて勝手気儘に綴るページです。

「亀山裕昭展」へ・・・

2010年07月31日 | 芸術
-TURN ON THE WATER WORKS-



とある日のことでした、一枚の案内状が私の許へ届きました。
「亀山裕昭展」・・・おっと、8月7日までではないですか!
ということで、今日行って来ました。




会場は銀座風月堂ビル3階にある「gallery一枚の繪」です。
仕事先から地下鉄有楽町線に乗って有楽町駅から歩いても10分足らずの場所です。
勿論、地下鉄銀座駅からは目と鼻の先にあります。




ビルの入り口には案内状と同じ絵が掲げられています。
初めて風月堂ビルを訪ねる方にはわかりにくいかもしれませんが、喫茶室の手前に入り口があります。




向かって右が作者の亀山裕昭さんで、左側が奥様です。
勿論、奥様を描いた「ルンルンファーマシー」という作品も展示されていました。




亀山さんからポストカードをいただきましたので、気に入っている作品を2枚パチリ!
ポストカードとはいえ、まさかスキャンするのもアレですから、写真で我慢してください。

因みに、上の絵はギャラリーの入り口真正面から真っ先に目に飛び込んできます。
下の絵は私が今回最も気に入った絵で、精緻な描写の中にある立体感と質感に感動しました。
なお、当たり前ですが、ギャラリーに展示されている絵を撮影することは禁止されていますのでご注意下さい。




これは「一枚の繪」2009年6月号に掲載されている記事です。
他にも掲載されていますが、生憎バックナンバーは売り切れていました(残念)

「絵を描く原動力は多くの人たちに観てもらえること」と作者は仰っています。
話を伺っても「空気感を描きたい・・・」とも仰っていました。
私は写真をやっていますので、その点も大いに共鳴しました。

展示されている絵はいずれもそれが描かれており、↑でも書きましたが、精緻な中にも質感と立体感が感じられます。
まだ30歳そこそこの若さですが、絵を描くことに対する姿勢というか気持ちには頭が下がります。
会期は8月7日(土)までですので、東京近辺にお住まいの方はお出かけしてみてはいかがですか?

写真を趣味としている方も、いい絵を観ることで撮影のヒントを得ることが出来るかも。
芸術の秋を前にして、暑い夏に上質な絵画を観ることは心が豊かになること請け合いです。