写真ざんまい!デジタルざんまい!

写真やカメラ、そしてパソコンやデジタル機器などについて勝手気儘に綴るページです。

今時スカイライトフィルター?

2009年02月26日 | 写真用品
Kenko HMC 1B SKYLIGHT WP



「撥水+MC、薄いピンクのバランス色を施したベーシックな人物撮影向き保護フィルター」といったうたい文句です。
デジタル全盛で影が薄くなったスカイライトフィルターですが、これはこれで使いみちがあります。

ポートレートをよく撮影する私は、人物の肌が健康的な色合いになるように使っています。
その他にも桜などのごく薄いピンク色の花を見た目に近い状態で撮影できるメリットもあります。
デジタルですからRAWで撮影して現像すればいい話かもしれません。

でも、私は基本的に撮影時に全てのセッティングをする習性が染み付いてしまっているんです。
まぁ、銀塩(フィルム)時代が余りにも長かったせいでしょうか?




画面では分かりにくいでしょうが、フィルター面は薄いピンク色をしています。
風景写真などでは陰の部分が青みがかるのを補正する効果もあります。
勿論、レンズ保護効果もありますから一石二鳥ですね。

因みに、これはヤフオクで2,000円少々で競い合う相手も無くGET!しました。
いやぁ、いい買い物をしましたよね~♪

新宿御苑へ・・・

2009年02月22日 | 散歩道
春の彩りがそこにはありました



今日、2/22(日)はお天気も良くて、暖かい一日でした。
こういった日は早起きしてお出かけするのが一番です♪
ところが、連日の残業でお疲れモード全開の私は寝坊してしまいました(涙)

横浜か小鹿野町両神へ行こうと考えていましたが、無残にも打ち砕かれてしまいました。
まぁ、寝坊した私が悪いんですが・・・気を取り直して「新宿御苑」へ行くことにしました。
きっと私の乾いた心を満たしてくれるものがある筈です。

今回は東京メトロ副都心線(我が家の最寄り駅から乗れます)の新宿三丁目駅から歩くことにしました。
今まではJR新宿駅か千駄ヶ谷駅、または東京メトロ丸の内線新宿御苑駅から行ったことしかありませんでした。
これがベストの選択経路で、何と我が家から40分ほどで御苑の入り口である新宿門に到着しました。




梅が見頃だろうと見当をつけて、まずは日本庭園方面へと向かいました。
新宿御苑は木の手入れが良くて、梅の花が綺麗に咲き誇っていましたよ。
確かに近くで見るとややピークを過ぎてはいますが、離れて見ればバッチgoo!(ふ、古っ!)




春の彩がある新宿御苑ですから、カメラマンや画家がたくさん訪れていました。
特にこの画家グループは力量ある方々が多いようで、なかなかの作品を描かれていましたよ。
その点、カメラマンは「パチリ!」だからお気楽ですよね(笑)




なおも歩いて行くと、寒桜が綺麗に咲いている場所へと至りました。
さすがに皆さんカメラを構えて撮っていらっしゃいますね。
「もっと引いて全体を撮ればいいのになぁ!」と思っていましたら、どうも様子が違います。

長玉で狙っている人が多いし、桜の枝が微妙に揺れているではありませんか。
「もしや?」と思って近づいてみると・・・




そうです、皆さんが狙っていたのはこの子でした。
寒桜の花の蜜を吸いに来ていたメジロを撮影していたんですねぇ。
勿論、私もその輪の中に加わりました。

お散歩気分でしたから、GX100とEOS40D+タムロン28-300㎜の組み合わせしか機材はありませんでした。
AFがトロいタムロンでは、メジロの早い動きを写し止めることは難しいですね。
とりあえず、じっとしているメジロを狙うのが精一杯でした。

でも、まぁ、他にも河津桜やマンサク、サンシュユ、三椏などの花も咲いていて満足することが出来ました。
やはりここは懐が深い公園ですね。
オススメの撮影スポットです♪

Carl Zeissへの熱き想いⅢ

2009年02月18日 | レンズ
Planar T* 85㎜F1.4



Carl Zeiss・・・それはドイツ最大の光学メーカーで、その名前を聞くとハートが熱くなってきます。
それはなぜでしょうか?




それは・・・Carl Zeiss製のレンズが写真ファンを唸らせる描写してくれるからなんでしょうね。
特に、この「Planar T* 85㎜F1.4」はその代表とも言えるレンズです。
私は一時、35㎜、50㎜、85㎜のF1.4のレンズと60㎜マクロ、135㎜と180㎜の単焦点レンズを所有していました。

今から5年ほど前のことですが、いよいよデジタル一眼レフが全盛期を迎えようとしていた時です。
後ろ髪をひかれる思いがありましたが、とうとう全てのCONTAXレンズとボディを手放してしまいました。
デジタル一眼も当時は高価で、どちらも所有する経済的な余裕はありませんでした。

ただ、その時は誓ったものです。
「いつかはCarl Zeissのレンズを買い戻そう!」と。




今回入手したのは西ドイツ製のレンズで、かねてより憧れていたものです。
過去に所持していたのは全て日本製のレンズでした。
検査に厳しいCarl Zeissの描写にはそうそう変わりはない筈ですが・・・
持つ喜びと言うんでしょうか、そういったものがこのレンズにはあります。




AEモデル(後年、プログラムAEが使えるMMタイプが発売された)ですので、かなりの年数が経っています。
ところが、これは中野のフジヤカメラさんで、中古Aクラスで販売されていた極上品なんです。
レンズには曇りやカビの類は一切なく、ヘリコイドや絞りの動きもスムーズそのものです。




通常、マウント側はそれなりにスレが目立ちますが、これはあまり使われたような形跡が認められません。
恐らくはワンオーナー品で大事にされていたのでしょう。
今度こそ私も大事にいつまでも使い続けていこうと心に刻みました。

このレンズで撮影した写真は、いずれもう一つのブログ「Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ」で公開いたします。
お楽しみに!!

「オモロー!」なレンズ

2009年02月15日 | レンズ
トキナー魚眼ズーム(AT-X107DX Fisheye)



どうも年が明けてからというものは、身辺があまりのざわついていて写真撮影も儘ならない状態が続いていました。
休みの日もグッタリで、「これではイケナイ!!」と思って、元気が出るレンズを買うことにしました。

超広角ズームとは一味も二味も違う、魚眼ズームこと10㎜~17㎜の焦点レンジを持つトキナーAT-X107DX Fisheyeです。
購入先はいつもの中野の「フジヤカメラ」さんです♪




このレンズはトキナーの製品にしては比較的軽量で、350gしかありません。
でも、金属で出来た鏡胴はしっかりとした感触で安心感があります。
これで撮りたかった写真とは・・・




ずばり「海」ですが、水平線を中央に持ってくると魚眼レンズ独特の歪みが目立たずにフツーに使えます。
でも、これが目的ではないんですよね。




そうそう、これです、これ!!
↑と同じ場所で少しレンズを下に降ればこの通りなんです。
題して「地球は丸かった」(笑)

手前の岩のずーっと奥にうっすらと富士山が写っているのがお分かりでしょうか?
この日は気温が高めでクリアな富士山が拝めなかったのが残念でした。




このレンズのもう一つの特徴が最短撮影距離の短さです。
14cmという数値ですが、何とレンズ先端から2cmまで被写体に詰め寄ることが出来ます。
これで撮った写真は↓です。




このように普通の超広角レンズよりもパースペクティブを強調することが出来ます。
これで福寿草や他の山野草にぐぐっと寄って撮影するのが当面の目標です。
でも、休みがなかなか取れない・・・(/_;)

禁断のマウントアダプター

2009年02月14日 | 写真用品
YASHICA/CONTAX for Canon EOS ADAPTER



かなり前にYASHICA/CONTAXマウントのPlanar50㎜F1.4を再入手したことを記事にしました。
その後いろいろとありまして、写真撮影どころではなくなってしまいました。
そのレンズをEOSに取り付け可能となるアダプターについて、遅ればせながら記事を・・・

「禁断のマウントアダプター」というタイトルにしたのは、さらに深いレンズ沼に沈むことを意味します。
EOSマウントのレンズだけでも10数本持っているのに、これにCarl Zeissのレンズが加わるとなると・・・
考えただけでも恐ろしい!(笑)




箱から取り出したマウントアダプターです。
この向きでYASHICA/CONTAXマウントのレンズを装着します。
見てくれは普通ですが、このマウントはちょっと違うんですよ!




何が違うかと言えば、この通り電子接点を装備しているんです。
勿論、AFが作動するわけではなく、ピント合わせは手動となります。
ところが、ピントが合えばファイダー内に合焦表示され、ピピッという電子音も鳴ります。

つまり「フォーカスエイド」(懐かしい響きだなぁ・・・)が働くというわけなんです。
EOS40Dのフォーカシングスクリーンの出来は優秀とは言えず、手動でピント合わせするのは難しいんですよ。
特に明るいレンズほどそれが顕著となります。




実際にレンズを取り付けたところです。
マウントとレンズは簡単に着脱出来ますが、撮影現場でそれを行うのは危険ですね。
出来ればレンズ1本にアダプター1個は用意しておきたいところです。




EOS40DにPlanar50㎜F1.4を取り付けたところです。
若干の違和感はあるものの、これでCarl Zeissのレンズの「味」を楽しむことが出来ますね。
そして、ハンドルネームのZEISSもこれで堂々と名乗ることが出来るというものです。

この組み合わせで撮影した写真は、そのうちにもう一つのブログ「Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ」で公開します。
お楽しみに!!

暫くお休みしていましたが、不定期ながらもブログの更新を開始します。
事態が好転した訳でもなく、時間的にも精神的にも余裕がある訳ではありませんが・・・
まぁ、長~い目で見守ってやって下さい。