写真ざんまい!デジタルざんまい!

写真やカメラ、そしてパソコンやデジタル機器などについて勝手気儘に綴るページです。

桧枝岐を歩く(1)

2010年09月24日 | 
 抜けるような青空の下で
 (1)

 撮影地:福島県南会津郡桧枝岐村(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D TAMRON SP AF17-50㎜ F/2.8 X DiⅡ VC
 撮影データ:ISO100 f/4.5AE(SS1/250秒) -0.7EV 17㎜(27㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年9月4日(土)


 9月4日(土)にたかつえの蕎麦畑を訪れた後は、桧枝岐を訪れることを予定していました。
 いつもはここで一泊するのですが、ボンビーなものでこの時は日帰り強行軍でした。
 でも、いつもと変わらぬ姿で桧枝岐は私を迎えてくれました。


 (2)

 撮影機材:キャノンEOS7D TAMRON SP AF17-50㎜ F/2.8 X DiⅡ VC
 撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/60秒) -0.7EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)


 これは「セイロウ作り」ですが、驚いたことにこの反対側にあった「板倉」は姿形がありませんでした。
 一体何があったんだろうと思いましたが、詮索しても仕方がないことです。


 (3)
          
 撮影機材:キャノンEOS7D TAMRON SP AF17-50㎜ F/2.8 X DiⅡ VC
 撮影データ:ISO100 f/6.3AE(SS1/30秒) -1.3EV 17㎜(27㎜相当・C-PLフィルター使用)


 「板倉」は家事から大切な穀物を守るために、家から離れた畑の中に建てられた穀物庫です。
 厚さ10cmほどの板をセイロウのように組み合わる方法によって建てられています。
 窓はなく、釘等の金具も一切使用されていません。
 この建築様式は奈良の正倉院と同じ建築様式で、建築史上重要な文化財となっているそうです。


 (4)

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/125秒) -0.7EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)


 土曜日だというのに桧枝岐ストリートには殆ど人が歩いていません。
 尾瀬方面へ向かう車は通りますが、時期的に観光客も少ないのでしょうか?


 (5)
          
 撮影機材:キャノンEOS7D TAMRON SP AF17-50㎜ F/2.8 X DiⅡ VC
 撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/250秒) -0.3EV 22㎜(35㎜相当・C-PLフィルター使用)


 尾瀬檜枝岐温泉は旅館、民宿、一般家庭全てに温泉が供給されています。
 また、露天風呂付き公衆浴場が3箇所あります。
 露天風呂と温水プールを備えた「アルザ尾瀬の郷」、内風呂と露天風呂を備えた「燧の湯」、「駒の湯」です。
  

 (6)
          
 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/60秒) -0.7EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)


 「板倉」から暫く進むと右手に石の鳥居があって、鎮守の神社への参道があります。
 昔はこの辺りに口留御番所があったということです。

 檜枝岐は漆ろうそくの材料であるロウの産地であると同時に、材木の生産地でもありました。
 幕府の直轄地となっていたため、出先機関としての番所を置いて盗伐等の監視をしていました。
 また戊辰戦争の折には特に人の出入りを厳しくチェックする関所の役割を果たしていたそうです。

 ※桧枝岐を歩く(2)に続く・・・アップはいつになるかなぁ(笑)

ク、クマだぁ!!

2010年09月23日 | 
 またしてもツキノワグマと遭遇とは・・・
 (1)

 それは乗鞍高原にある一ノ瀬園地の坂を登り詰めた時のことでした。
 前方の視界が開けた途端に目に飛び込んできたのはこのクマの姿でした。
 6月の上高地に続いてまたまた遭遇とは、驚いたのなんのって・・・

 今回は私一人ではなく、後ろに家族が4人います。
 家族をゆっくりと後ろに下がらせながら、私はクマから目を離しませんでした。
 すると、先に視線を逸らせたのはヤツの方でした。

 もう心臓はバクバク状態でしたが、ここで親熊がいないか辺りを注意して見回しました。
 どうやらその心配はなかったようです。
 咄嗟のことでしたが、首からぶら下げていたカメラ(200㎜までの望遠付)で一枚だけパチリ!

 あれっ、ばれちゃいましたかぁ?(笑)
 そうです、これはレストハウス前に置かれた剥製ですが、いやぁ、本当に驚いたんですよ。
 何しろ階段を上った先にあったんですから・・・


 (2)

 気が付くと時計の針は午後4時近くになっていました。
 駐車場に止めた車に家族ともども乗り込んで、今日のお宿へと向かうことにしました。


 (3)

 今日のお宿は「休暇村乗鞍高原」です。
 何しろ家族の要求は、「風呂は温泉で食事はバイキング」と・・・
 そうなると、必然的にここに落ち着くんですよね~。

 本来はいつも乗鞍へ来たら常宿にしている「温泉民宿芝原」さんにしたかったのですが。
 「硫黄の温泉はダメ」と言われ、おまけに長女はキノコが大嫌いときていますから仕方がありません。


 (4)
        
 休暇村の傍にあるスキー場のゲレンデにはススキが夕陽に照らされて輝いていました。
 部屋に落ち着く時間も勿体ないので、カメラ片手にまた外へ飛び出して行きました(笑)
 やはりススキは逆光に限りますね・・・翌朝になって同じ景色を見たらショボイものでした(爆)

平湯大滝へ

2010年09月20日 | 
 落差64メートルの名瀑
 (1)

 家族旅行最初の目的地は「平湯大滝」を選びました。
 私は過去に2回訪れていますけれど、家族にこの滝を見せてやりたいなと思ったんですよね。
 それと、昼食時を迎えていたので、必ず立ち寄るお店で食事をしたかったことも理由の一つでした。


 (2)

 この滝の周辺は「平湯大滝公園」として整備されており、今年80歳になる母親でも十分に歩けます。
 実は、この滝は駐車場からも上部だけを見ることはできるんですよね。
 でも、滝に近づいて見ると迫力は違ってきます。


 (3)

 滝へと至る遊歩道には石仏(不動明王?)も安置されています。


 (4)

 トップ画像の温泉につかっているオコジョ(だと思う)は、この看板のイラストを撮影したものです。
 可愛らしいのでマスコットやキャラクターにでもすればいいのにと思いますが・・・
 でも、平湯温泉では「さるぼぼ」がそうなっているんですよね。


 (5)

 参考までにこのような説明書きも撮影しておきました。


 (6)

 長野自動車道松本ICを下りて国道158号線をひた走り、安房トンネルを抜けて目指すは「あんき屋」さんです。
 今回で3度目ですが、なかなか美味しい食事を出してくれるんですよ。


 (7)

 私が注文したのは「朴葉みそカツ定食」(税込1,400円)です。
 やはりここへ来たならば朴葉を使った料理ですよね~♪


 (8)

 「早く焼けないかなぁ」(笑)
 そのうちに味噌がこげる(?)いい香りがしてきました。
 「いただきま~す♪」

旅に出ます・・・

2010年09月16日 | 
 探さないでください(笑)


 えー、この時期は毎年恒例の家族旅行に出かけることにしています。
 行先は昨年に引き続いての信州です。
 こんなところあんなところへ行ってきます。

 本音は北海道の富良野&美瑛へ行きたかったのですが、不況により比較的手近な場所にしました。
 いずれにしても、来年は北海道へ行こうと思っていますので、楽しみが先に延びたと思えば・・・

 ということで、明日から3日間はブログをお休みさせていただきます。
 では、行って来ま~す♪

「パレオエクスプレス」と・・・

2010年08月07日 | 
 秩父・浦山渓谷にて
 (1)
          
 今日は秩父方面へお出かけしましたので、お昼過ぎに浦山渓谷付近を通過する蒸気機関車を撮ることにしました。
 秩父路のSL「パレオエクスプレス」は都心から一番近い蒸気機関車として知られています。
 「どこで撮影しようかな?」と考えましたが、一番季節感が出せる浦山渓谷を選びました。

 通過時刻は午後0時30分頃ですが、鉄橋を渡るのにも関わらず汽笛も鳴らさずに来たため慌てました。
 三脚にカメラをセットしていたため、撮り損なうことはありませんでしたが・・・


 (2)

 蒸気機関車の撮影を終えて帰路につく途中、美味しそうな蕎麦屋に立ち寄ろうと思っていました。
 車を走らせていたら「岩魚すし」という幟が目についたので気になって仕方ありませんでした。
 そこで立ち寄ったのが、この「みな寿司」さんです。


 (3)

 勿論、名物の「岩魚すし」をいただくことにしました。
 淡水魚の寿司を食すのは鮎すし以来のことで、味付けがしっかりしていました。
 醤油などつけなくとも美味しくいただけますよ。

 この「岩魚すし」は周辺にある「道の駅」や「秩父地場産センター」などで950円で販売されています。
 また、通信販売もしていますので、賞味したい方は↓のWEBサイトをご覧ください。
 奥秩父名物「岩魚すし」 ~うまいもの処 みな寿し 公式WEBページ

鋼管休暇村へ

2010年08月04日 | 
 JFE健康保険組合・奥草津休暇村
 (1)

 一般的には「鋼管休暇村」という旧名称で通っており、道案内にも「鋼管休暇村」と表示されています。
 「JFE健康保険組合・奥草津休暇村」という正式名称を目にするのは、施設の入り口に着いてからです。
 基本的には部外者立ち入り禁止ですが、この事務所で210円を納めて入所手続きをすれば入ることが出来ます。

 この事務所は道路から施設内に入って、1km近く(?)走ってから右側にあります。
 まぁ、そのまま前方には車で進むことは出来ませんから、迷うことなくすぐにわかると思います。


 (2)

 このように、ここから先は入れないように思えますが、手続きさえすれば車で入れます。
 私は歩いて景色を楽しみたかったため、炎天下でも迷わず1.5kmを歩くことにしました。
 前にも一度来ていますし、別にどおってこたぁありませんや・・・と、その考えがあれ?ってことに(笑)


 (3)

 いやぁ、笑えませんよね、「熊出没注意」って・・・
 しかも、「母熊は特に凶暴です」だって・・・歩き始めたことを後悔した瞬間でした。
 でも、今更引き返せませんし、そのまま歩くことにしました。

 その時のことでした、前方から黒い動物が私目がけて走って来たではありませんか!
 先の上高地での一件もありましたのでビビリましたが、泊まっていた客の犬でした。
 人懐こく近寄ってくる犬を見て、「あぁ、犬で良かった!」と思いましたね(爆)


 (4)
          
 気を取り直して歩き続けると、やがて眺めの良い一角に着きます。
 それもその筈で、「展望台」と書かれた標識と小屋(あずまや)がありました。


 (5)

 さらに歩き続けると、これは何だろうな、「○○ウツギ」とかいうのでしょうか?
 まぁ、そんな花が咲いていました。
 この木が見えたら、その少し先にちょっと変わった光景が目に飛び込んでくるんですよ♪


 (6)
          
 「おっ、ここはどこだ?イエローストーン国立公園か?」
 「欧米か!」って突っ込まれちゃいそうですが・・・(笑)
 いわゆる温泉滝で、現地でも「温泉大滝」という表示がされているようです。


 (7)

 なおも先に足を進めていくと、進行方向にもいくつか温泉滝が目に飛び込んできます。
 右奥に見える滝は近づくことが出来るのかどうかは不明ですが、遊歩道はなかったから無理かも・・・


 (8)
          
 その代わり、左側に見えていた滝はすぐそばまで近づくことが出来ます。
 因みに、熱いのか?と思って水に触れると、全くそのようなことはありませんでした。
 滝の右側に見える苔は「チャツボミゴケ」というもので、ごく限られた環境でしか生育できないものです。


 (9)
          
 これがチャツボミゴケの群落地で、とにかく異様な光景です。
 ここでは、このあたりのことを「穴地獄」と表記していました。
 よく温泉地では「○○地獄」との表記を見ることがありますが、そういった類の表記ですね。


 (10)

 その「穴地獄」の入り口には、赤い実がなった木がありました。
 これだけ見ていると秋の装いを感じますが、訪れた日は梅雨明け後の二日目で超暑かったです。
 温泉滝よろしく、滝のような汗をかいたZEISSメにござりました(爆)

 このように 「JFE健康保険組合・奥草津休暇村」は見どころが数多くありますので、野反湖や草津を訪れることが
 ありましたら是非ともお立ち寄り下さい。
 混み合うような場所でもありませんから、夏の観光にはオススメですよ。
 でも、クマにはくれぐれもご用心下さい。

乗鞍高原の宿

2010年07月03日 | 
 温泉民宿「芝原」
 (1)

 私が乗鞍高原で泊まる宿はいつもこの芝原さんです。
 県道からかなり奥まった閑静な場所にあり、温泉有り、美味しい食事ありでお勧めの宿です。
 6部屋という規模も好ましく、団体さんと鉢合わせするといった心配もありません


 (2)

 お風呂は温泉で、白骨温泉と成分は一緒だとのことです。
 湧き出したお湯は透明でも、時間がたつと白くなります。
 硫化水素(硫黄分)とカルシウム成分によるものですが、季節の温度変化や浴槽の違いで微妙に変化するそうです。


 (3)

 これは露天風呂ですが、ご主人の手作りによるものです。
 お一人様専用という可愛らしい作りとなっています。


 (4)

 さぁ、お風呂から出てのお楽しみは夕食です。
 地産地消をまさに実現させたメニューで、とても美味しかったですよ。
 食前酒は杏子酒で、あとは・・・えー、説明を聞いたけれど忘れてしまいますた~(笑)
 分かるのは馬刺しと岩魚の塩焼きと豚肉の冷しゃぶとお鍋で、山菜は「・・・???」


 (5)

 お鍋にはつみれや山菜が入っており、その中にお蕎麦を入れるといった信州ならではのものでした。
 美味しい食事に満足した私は、部屋に帰ってからは本を読みながらうとうと・・・
 前夜は殆ど寝ずに運転してきましたから当たり前ですね。

乗鞍岳・雪の回廊へ・・・

2010年07月01日 | 
 乗鞍高原 春山シャトルバスに乗って♪
 (1)

 上高地から平湯へ行き、そして乗鞍高原で一泊した私が出発しようとしたところ、宿の方から勧められました。
 「今日、乗鞍でゆっくりできるなら、バスで雪の回廊へ是非行ってみて下さい」と。
 そのようなことは念頭になかったので、三本滝からも乗車できることを確認して出発しました。

 一ノ瀬園地、善五郎の滝、牛留池で撮影を楽しんだあとは、一路、三本滝レストハウスを目指しました。
 帰りに三本滝へ行くつもりでしたから、ここに車を止めてシャトルバスに乗った方が効率がいいからです。
 レストハウスのある場所の標高が1,700mですから、一気に標高差1,000mをバスで登ることになります。


 (2)

 三本滝から一般車両は入ることが出来ませんから、いずれにしてもバスに乗る必要があります。
 私が訪れた6月12日(土)は、観光センター発 8:05、10:45、13:15 の3本が運行しています。
 私は観光センター発10:45の便を選び、三本滝レストハウス前で待って、11時の乗車となりました。

 車止めを過ぎてすぐにきつい上り坂となり、バスはゆっくりと登っていきます。
 まだこのあたりも春の目覚めといった具合で、路肩にも結構雪が残っていました。


 (3)

 なおもバスはぐんぐんと高度を稼ぎ、やがて乗鞍高原鈴蘭地区(画面中央の緑色の部分)が遥か遠くに見えました。
 空気も俄かに冷たくなり、相当登ってきたことが実感できます。


 (4)

 途中m位ヶ原山荘(標高2,300m)を過ぎて、いよいよハイライトとなる「雪の回廊」へと近づいていきます。


 (5)

 いくつかカーブを曲がっていくうちに、「雪の回廊」の中へとバスは入っていきました。
 このあたりが一番雪の壁が高い位置だそうで、写真を撮るにはおすすめのポイントだとか・・・


 (6)

 そうこうするうちに終点である「肩の小屋口」(標高2,700m)に到着しました。
 バスを降りて目についたのは、国立天文台の観測所である乗鞍コロナ観測所です。
 乗鞍岳の摩利支天岳(標高2876m)の頂上に位置しますが、老朽化によって2010年3月31日付で閉鎖されたそうです。
 おっ、よく見ると春スキーを楽しんでいるスキーヤーがいますね。


 (7)

 で、早速「雪の回廊」の中を歩くことにします。
 通行できるのはシャトルバス(まれにチャリンコが・・・)だけですので、安心して見物できます。


 (8)

 えー、記念に手形なぞを・・・
 何々、子供みたいな手をしているんだなって?・・・放っといてくれ~(笑)


 (9)

 バスの停留時間は1時間で、あっという間に時間は過ぎ去ってしまいました。
 バス停を挟んで下と上の両方を欲張ったので、戻ったのは発車3分前という際どさでした。

 バス代は片道1,400円、往復2,400円ですが、この時期限定の「雪の回廊」を見たので大満足でした。
 また、標高2,700mから見る大パノラマも素晴らしいものがありました。 
 この時に撮影した写真の数々は、いずれ近い内に掲載したいと思っています。

 とにかく蒸し暑い毎日が続いていますので、少しでも「涼」を感じ取っていただければ幸いです。

 ※平成22年6月12日(火)訪問

さらば、上高地!

2010年06月22日 | 
 また訪れたくなってしまいますね
 (1)

 上高地は紛れ名もなく一級の山岳風景を楽しめる場所でもあります。
 高級リゾート地でありながら、ボンビーな私を暖かく迎えてくれる懐の深さもあります。
 今回はツキノワグマのお出迎えには些か驚かされてしまいましたが・・・(笑)


 (2)
          
 今までの記事には掲載しませんでしたが、ちょっと面白いなと思いましたので・・・
 河童橋近くの梓川左岸で見つけた木です。


 (3)

 上高地の鴨クンはこちらが追いかけない限り逃げようとはしません。
 ちなみに、鴨の鳴き声を真似したら寄って来られてしまいますた~(爆)


 (4)

 そうそう、上高地へ来たならば、河童橋の少し奥にある小梨平の「上高地ビジターセンター」も訪れましょう。
 ここでは上高地の生い立ちや自然などの情報を仕入れることができます。
 もちろん、入館は無料ですし、随時ガイドツアーなども行われています。


 (5)

 館内の広いスペースには写真が展示されています。
 よく見たら、私が大好きな写真家の一人である田淵行男さんのコーナーがありました。


 (6)

 お昼近くになって穂高連峰には雲がかなり出てきました。
 後ろ髪をひかれる思いで河童橋を後にしてバスターミナルへ向かいます。


 (7)

 バスターミナルに着いて、「さてお昼でも」と思いましたが、食べたいメニューがありません。
 蕎麦やカレーでは食欲が湧きません。
 ひとまずバスに乗ってから考えることにしましょう。(この時点では次の行先は未定でした)


 (8)

 バスに乗って右側の車窓からは、上高地の最後の眺めとして焼岳が視界に入ります。
 上高地から帰るときは右側に座ると、ずーっといい眺めを楽しむことができるんですよ。
 さらば上高地!今度は秋に来るよ~!!

梓川左岸を歩いて河童橋へ

2010年06月15日 | 
 まさか、もう熊は出ないだろうなぁ・・・(笑)
 (1)
          
 新緑の田代池で暫く撮影した後は、再び林間コースを歩いて梓川の左岸を目指します。
 少し前に熊と遭遇したばかりですから、一人で林間を歩くのはちょっと勇気が要ります。
 「まさか、もう熊はいねぇだろうなぁ!」と祈りつつ足を前に進めます。


 (2)

 暫く歩くと、林間コースと梓川コースの分岐点に差し掛かりますが、ここは迷うことなく梓川コースを選びます。
 やがて瀬音とともに、梓川の清流が目に飛び込んできます。
 しかも、この地点はこのように焼岳も眺めることが出来るんですよ。


 (3)

 ↑と同じ場所で下流方面を望遠で引き寄せてみました。
 雪解け水を集めて滔々と流れる梓川は大河のような印象を受けますね。


 (4)

 反対の上流側に目をやると穂高連峰が聳え立っています。
 そうそう、こういった眺めが見たくて梓川の左岸をいつも歩くんですよね~。
 右岸ではなかなかこういった抜けの良い眺めは楽しめませんから・・・


 (5)
          
 少し上流へ歩いていき、縦位置で切り取ってみました。
 4枚目とは印象が違って見えるでしょう?


 (6)

 田代橋を渡らずに、なおも左岸を歩いていきます。
 少し行くと、お馴染み(?)の化粧柳が出迎えてくれました。
 画面中央の木がそれですが、流れに近いのでいつまで立っているか気懸りになっている木なんです。
 形もなかなかいいでしょう?


 (7)

 さらに進むと梓川が下流に向かって右にぐーっと折れ曲がっている地点に到達します。
 そこから上流に少し向かった地点で撮影したものです。
 この辺りは川幅も広く、対岸との距離も相当ありますね。


 (8)

 なかなか穂高連峰はスッキリと見えずにやや霞んだ状態が続いています。
 でも、まぁ、6月中旬でこれだけ見えれば上等な部類なんでしょう。


 (9)

 さらに進んで撮ったカットです。
 ↑とあまり違いは見られませんが・・・(汗)


 (10)

 バスターミナルを横目で見ながら進むと河童橋が見えてきました。
 上高地で一番人が集まるのが河童橋です。
 この時は朝の9時30分頃ですから、まだ少ないほうでしょうか。


 (11)

 ようやく河童橋に到着です。
 関西弁の元気なオバチャンがたくさんいて、それはもう賑やかでした(笑)
 そうか、信州は関西人がよく訪れる場所だったんだっけ!!
  

大正池から田代池へ

2010年06月14日 | 
 快適な林間の散歩になる筈が・・・熊が!
 (1)

 大正池の畔で穂高連峰をメインにして撮影し終えてから、田代池方面へと移動することにしました。
 まずは焼岳と立ち枯れた木を入れて写せる場所がありますので立ち寄りました。
 30分も座り込んでいたオジサンがいたのがこの辺りです。
 でも、まぁ、確かにいい眺めですよね。


 (2)

 私が写していた地点にはまだカメラマンがいましたので、数枚写してからそそくさと撤収することにしました。
 いわゆる「紳士協定」ってぇヤツです。
 で、穂高連峰が見える方向へと分け入っていきます。


 (3)

 このように気持ちのいい林間コースを歩いていきます。
 小鳥の囀りが聞こえてきて、実に清々しい気分に浸ることができました。


 (4)

 やがて林が途切れて、前方に再び穂高連峰が視界に入ってきました。
 この林を抜けて少し行って地点で遭遇したんですよね~、ツキノワグマと!!
 小熊だっただけに余計にビビリました。
 親熊でも傍にいたらタダじゃすまないですから・・・今考えても怖いと思いますね。


 (5)

 とりあえず恐怖心を克服(?)して着いた先が「田代湿原」です。
 ここから眺める穂高連峰はとても美しいと思います。
 お山がかすんでいるのが残念なところですが、入梅前ですからこれはこれで満足しないといけませんよね。


 (6)

 穂高連峰を望遠でぐーっと引き寄せてみました。
 「うーん、やはりいいなぁ!」と素直に感じた次第です。


 (7)

 で、いよいよ田代池へと向かいました。
 この静かな空間も何度訪れてもいいものです。
 特に霜が下りて辺り一面が真っ白になる時季はカメラマンが大挙して押し寄せるんですよ。

 さて、この後は梓川の左岸(下流に向かって左側の岸)を歩いて河童橋を目指します。
 続きは明日の記事で♪

上高地へ行って来ました♪

2010年06月12日 | 
 お陰さまでいいお天気に恵まれました♪
 (1)

 急に上高地へ行きたくなって、金曜日に休暇を貰って急遽出かけてきました。
 前日に雨が降ったせいで、晴れはしたものの抜けるような青空にはなりませんでした。
 でも、もうすぐ梅雨入りですから、この機会を逃してはなるまい、と・・・


 (2)

 今回はEOS7Dにシグマ18-125㎜OS(手振れ補正機能付)をつけたものを持って行きました。
 もう一台のお伴は、ペンタックスOptio W60(防水カメラ)です。
 何だか写りは時としてEOSを上回るものがあって、ポテンシャルの高さを改めて感じた次第です。


 (3)

 コンビニで買った麦茶とおにぎり二つがこの日の朝食です。
 上高地の良い景色と清涼な空気の中での朝食は格別ですね。

 それはそうと、大正池から田代池へ向かう途中で、何とツキノワグマと遭遇してしまいました。
 小熊だったのですが、その距離は10メートル!!
 親熊が近くにいたら大変なことになりかねないので、暫くは心臓がバクバク状態でした。

 首からカメラをぶら下げてはいたものの、そんな状況では小熊を撮ろうという行動には至りませんでした。
 いやぁ、何事もなくて良かったです♪




南三陸海岸にて

2010年05月29日 | 
 「潮吹き岩」でドド~ン!!
 (1)

 今年のGWは岩手県へ出かけましたが、一関市をベースにしていました。
 海まで遠くはないため、三日目は南三陸海岸を目指して「出発~!」
 本当なら午前10時過ぎには着く筈が・・・

 こんな桜あんな桜に目を奪われてしまいました。
 結局、最初の目的地である「潮吹き岩」に着いたのは午後1時もかなり回ったところでした(笑)

 とにかく「潮吹き岩」へgo!
 これは岩井崎にあるもので、潮の干満と寄せてくる波によって潮を噴き上げるものです。
 行った時は干潮で波も比較的穏やかであったため、ポスターで見るような豪快さはありませんでした。
 かなり粘ってみましたが、一番凄いものでもこの程度がやっとでした。


 (2)

 ↑の「潮吹き岩」へ向かう前に、まずは腹ごしらえです。
 「いくら丼定食」にも目を奪われましたが、「いか焼き定食」を結局は選びました。
 味はまぁまぁだったかな?・・・いかが焼きたてじゃなかったのが減点でありました。


 (3)

 その食堂に貼ってあったポスターです。
 いいですねぇ「夢波止場 気仙沼」というキャッチフレーズが!


 (4)

 「潮吹き岩」は粘ってもあれ以上潮を噴き上げることは期待できそうにもありません。
 もう一つの景勝地である陸前高田市にある「碁石海岸」を目指すことにしました。

 「碁石海岸」を目指した筈が、着いたのは「碁石岬」・・・まぁ、いいか!(笑)
 とりあえず今回は海へ行くことも想定して持ってきた魚眼レンズでSHOOT!
 題して「地球は丸かった!」


 (5)

 ↑の真ん中よりも上にある岩をフツーに狙ったものです。
 大きな波が寄せて砕けると、岩にいたかもめ(ウミネコ?)が一斉に飛び立ちます。
 そんな瞬間を狙いましたが、飛び立たないヤツが多かった・・・


 (6)

 「碁石海岸」の少し手前にある漁港です。
 この反対側から遊覧船が出ますが、夕方のことゆえあまり乗る人はいなかったような・・・


 (7)

 さて、陽もかなり傾いてきました。
 海も黄金色に輝きだしました。
 そろそろ撤収して温泉を目指すことにしましょう♪

江ノ電に乗って・・・

2010年02月14日 | 
湘南と鎌倉を散策
(1)


前日の天気予報では、翌日の日曜日も一日中晴天でしょうとのことでした。
では、かねてより計画していたものを実行に移すことにしましょう。
思えば昨年12月に鎌倉を訪れた時は、人身事故ですっかり計画を狂わされましたっけ・・・

今回はJR池袋駅6:34発の湘南新宿ラインで一路藤沢駅を目指すことにしました。
それにある目的がありまして、藤沢駅から江ノ電で富士山を眺めるポイントを探すことにあったのです。
最初は分らずに七里ガ浜駅で降り立った私でしたが、どうもイメージと違ったんですよね。

そこで再び江ノ電に乗って、向かった先が稲村ケ崎でした。
因みに、江ノ電は今年が全線開通100周年だそうで、おめでとうございま~す♪


(2)


江ノ電「稲村ケ崎駅」を降りて、まずは海岸を目指しました。
すると、左手に稲村ケ崎が見えたので「あそこから狙うのがいいんだろうな」と歩きだしました。
そこには同業者(=アマチュアカメラマン)が何人かいて、盛んにシャッターを押していました。

私もその仲間に加わることにしましたが、公園からではちょっと腰が引けた構図になってしまいます。
そこで、「やはり波打ち際で撮るべきだろう!」と、砂浜へと下りていって撮影した写真がこれです。
大波が押し寄せてきてもすぐに避難できるように、両目を開けて撮影しています。

というのも、七里ガ浜では私が危険を感じて撤収したポイントに、後からあるカメラマンが居続けたんですよね~。
皆さんが想像されたとおり、その方はお気の毒なことに押し寄せてきた大波を被っちゃったんです。
普通は一眼レフで撮影する際は片目をつぶりますが、私が時々両目を開けて撮影するのはこんな理由もその一つです。


(3)


湘南はサーファーのメッカでもあります。
この日も数多くのサーファーが海に繰り出していました。
題して「ノリノリやでぇ!」ってかぁ?


(4)


さて、富士山とサーファーの撮影にたっぷりと二時間を費やした私は、折角来たのだから散策でもと思いました。
特に目的はありませんでしたが、前回訪れることが出来なかった光則寺へと向かうことにしました。
江ノ電の長谷の駅で降り立ちましたが、相変わらず観光客でごった返していました。

でも、その殆どは長谷寺と大仏へと散らばっていきます。
光則寺は地味な存在なのか、訪れる人も少なくてひっそりとしていました。
それでも海棠が咲く時期はかなりの人混みになるのでしょうけれど・・・

(5)


光則寺の境内はさほど広くはなく、常緑樹以外は葉が落ちつくしており地味な存在でした。
それでも蝋梅と紅梅の花が咲いており、私の心を和ませるには十分でした。

長谷の駅から再び江ノ電の乗客となった私が次に向かった先は北鎌倉です。
一度は鎌倉駅の改札口を出て、鶴岡八幡宮へと向かうつもりでいましたが・・・
駅前の雑踏を目の当たりにして気持ちが萎えました。


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JR横須賀線で一駅乗って降り立った北鎌倉駅は、それなりに人はいましたが雑踏とまではいきません。
お気に入りの東慶寺へと向かい、白梅と紅梅を暫し愛でることにします。


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そろそろ東慶寺を辞そうとしていた時のことでした。
境内の通路を僧侶が歩いてきたではありませんか。
確かに境内での撮影中はお経が耳に聞こえていましたが、きっと納骨式でもあったのでしょう。


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いよいよ旅の最後は大船観音で締めくくることにしました。
鎌倉の行き帰りに必ず大船駅から目にする観音様ですが、実は一度も訪れたことがありませんでした。
そこはフリーきっぷの強みを生かして、大船駅で途中下車すれば話は簡単です。

駅からとぼとぼと歩いて参道となっている坂道を登り、さらに階段を上がって「ご対面~!」
「白くて眩しくて大きい!」というのが率直な感想でした。
この日の東京は北風が吹き荒れて寒かったのですが、ここは春が訪れたような暖かさでした。
きっと、この大きな観音様が北風を防いでいてくれたのでしょう。

富士山、そして氷柱見物

2010年01月27日 | 
久々に近くで見た富士山、そして壮麗な氷柱・・・

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この間の日曜日(1月24日)は、久々に富士山を間近に見ようと思って出かけてきました。
まずは有名な忍野ですが、ここではちょっと消化不良気味でした。
前はもっと良かったのですが、あちこちで柵が張り巡らされていて、何だか興が殺がれた感じでした。
探せばもっといい場所があるのでしょうけれど・・・


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で、そこそこに忍野から山中湖へと移動しました。
山中湖ではダイナミックな富士山を見ることが出来て、まさに溜飲が下がる思いでした。
残念なことに水面が鏡のようにはなりませんでしたが、それを差し引いても満足出来ました。


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山中湖へ移動したもう一つの目的は、南アルプス連山を一望することでした。
気持ちのいいくらいの眺めでしたが、気になるのは雪の少なさです。
何だか地球温暖化といったものをひしひしと感じますね。


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富士山頂にあったドームが解体されて記念館になっていました。
そういったことも知らずにここまで来ましたが、完全にリサーチ不足でした。
折角来たのですから覗くのも一興ですが、富士山の撮影を優先することにしました。


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御坂道(旧道)を登り詰めると天下茶屋があり、そこから河口湖と富士山を眺めることができます。
天下茶屋は昭和9年秋に創業し、富士の眺めの素晴らしさから「富士見茶屋」、「天下一茶屋」などと呼ばれていました。
徳富蘇峰によって「天下茶屋」の名で新聞に紹介されて以来、この名前で広く知られるようになりました。

また、太宰治に「風呂屋のペンキ画、注文通りの景色(富嶽百景より)」と表現させた絶景でもあります。
井伏鱒二、徳富蘇峰なども小説や随筆、紀行文などに当時の様子を留めています。

この後は塩山方面へと向かい、途中で「七福」さんで「ほうとう」を食べてから、雁坂道を通って向かった先は・・・


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本日のもう一つの目玉である、秩父市大滝に出現した氷柱見物です。
冬の名勝「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」は、岩清水が凍って出来る氷のオブジェです。
一年の中で最も寒さの厳しい1月中旬から2月中旬が見頃となります。


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17時から21時にかけてはライトアップも行われます。
ここに着いたのは14時30分頃でしたから、そんな時間まで粘る訳にもいきません。
この場所から離れて「大滝温泉」でお風呂に浸かってから出直しました。
白⇒青+白⇒白といった具合に30分ごとに色が変わります。

※夜間の冷え込みは相当なものですから、お出かけの際は防寒対策をお忘れなく!