本日(8月31日)午後2時、大阪高裁82号法廷にて、第民事部田中敦裁判長から「君が代」不起立減給処分取り消し訴訟控訴審判決が言い渡されます。
これまでの大阪の「君が代」裁判をみても、楽観は決して許されません。昨年の大阪地裁判決は、証人尋問の時に、裁判官は、請求棄却するつもりであることが、その尋問ぶりから、シロウト目にもありありと伝わってきました。正直なところ、これが裁判?!と呆れ返るほどでした。
司法に多少とも信頼を寄せていたところもありましたので、情けない思いがしました。おまけに判決文は、これで裁判官の仕事が務まるの?!というほど、杜撰で思い込みに満ちた記載でした。裁判では事実認定がなにより大事と弁護士さんから聞かされていましたが、裁判所がこんなありもしないことを書くことが、当初は信じられない思いでした。
だから、今、私はこう考えています。
裁判所は絶対じゃない!
憲法は決して裁判所のものじゃない!
憲法は私たちに在る!と。
そうです。憲法が誰のためにあるのかと考えれば、それは裁判所のためではなく、あたりまえの話ですが、私たちのために「在る」と言えます。
全国でたったひとつ、大阪だけにある「君が代」条例は、全教職員に「君が代」斉唱を迫ります。
なぜ、「君が代」を歌わなければならないの?との問いに対して、「それがルールだから。」という答えを用意するために。そこで、学校における「君が代」問題は思考停止状態に陥ります。
そんなバカなことが通るわけありません。これまで20年以上にわたって、学校で「君が代」を執り行うかについて議論し続けてきたのは一体何だったのでしょうか。あれらの議論を無駄にしないためにも、条例の廃止をいつか現実のものにしていきたいと思います。
本日の判決が出る前から、すでに弁護団では話し合って決めています。条例と憲法の関係について、納得できる判決でなければ、即日上告するつもりです。
憲法は私たちに在るーのですから。
これまでの大阪の「君が代」裁判をみても、楽観は決して許されません。昨年の大阪地裁判決は、証人尋問の時に、裁判官は、請求棄却するつもりであることが、その尋問ぶりから、シロウト目にもありありと伝わってきました。正直なところ、これが裁判?!と呆れ返るほどでした。
司法に多少とも信頼を寄せていたところもありましたので、情けない思いがしました。おまけに判決文は、これで裁判官の仕事が務まるの?!というほど、杜撰で思い込みに満ちた記載でした。裁判では事実認定がなにより大事と弁護士さんから聞かされていましたが、裁判所がこんなありもしないことを書くことが、当初は信じられない思いでした。
だから、今、私はこう考えています。
裁判所は絶対じゃない!
憲法は決して裁判所のものじゃない!
憲法は私たちに在る!と。
そうです。憲法が誰のためにあるのかと考えれば、それは裁判所のためではなく、あたりまえの話ですが、私たちのために「在る」と言えます。
全国でたったひとつ、大阪だけにある「君が代」条例は、全教職員に「君が代」斉唱を迫ります。
なぜ、「君が代」を歌わなければならないの?との問いに対して、「それがルールだから。」という答えを用意するために。そこで、学校における「君が代」問題は思考停止状態に陥ります。
そんなバカなことが通るわけありません。これまで20年以上にわたって、学校で「君が代」を執り行うかについて議論し続けてきたのは一体何だったのでしょうか。あれらの議論を無駄にしないためにも、条例の廃止をいつか現実のものにしていきたいと思います。
本日の判決が出る前から、すでに弁護団では話し合って決めています。条例と憲法の関係について、納得できる判決でなければ、即日上告するつもりです。
憲法は私たちに在るーのですから。