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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

なぜ<抵抗>を書き続けるのか 田中伸尚さん

2014-09-02 17:33:08 | 集会案内

「河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会」の佐々木有美さんよりお知らせをいただきました。多くの人々が今の日本の状況を危険だと感じています。今なら、まだ間に合うかもしれません。私たちに何ができるか、考えてみませんか?

戦争や国家主義に抵抗する人々を書き続けるノンフィクション作家、田中伸尚さんの講演会が9月20日に開かれます。ぜひご参加ください。

以下、チラシより。

<<<<<<講演会のご案内>>>>>>

「なぜ<抵抗>を書き続けるのか」
講師 田中伸尚さん

日時 2014年9月20日(土)18時開始(17時40分開場)
場所 東京しごとセンター 5Fセミナー室(飯田橋駅から徒歩7分)
資料代 500円

 この国は戦争に向かって全速力で走っています。自衛隊員募集のポスターが、あちらこちらに掲げられるようになりました。子どもたちを戦場に送ってはならない、この流れをストップしたいと、多くの人が考えています。
 しかし、そのために私たちに何ができるのか。独裁的権力を前に、無力さを感じてしまいがちです。でも、考えてみれば、圧倒的多数である私たちは、仕事の場で、地域で、行動を選択することはできます。間違っている指示命令に従わなくても、今なら命を奪われることはな
いでしょう。抵抗する権利は残されています。
 東京の学校現場では、この10年余、「君が代」起立が処分を以って強制されていますが、不起立・抵抗が、根絶やしになってはいません。内部からの抵抗によって、東京の教育行政のひどさを人々が知るところとなり、都教委の暴走に多少の歯止めとなってきたのではない
でしょうか。
 昨年からは、都立高校生の自衛隊宿泊体験が始まりました。教科書は「日本政府の立場」を徹底させる内容へと書き換えが始まりました。今後、すごいスピードで戦時下教育が強制されていくときに、教員がそれを返上し、抵抗すること、保護者・市民が教員と連携することこそが、子どもたちを戦場に送らない道となるのではないでしょうか。
 思想弾圧が厳しかった戦前に、戦争国家に抵抗した人々のことを知ることで、“戦争前夜”のいまをどう生きるかを考えるヒントや勇気を得たいと思います。
 抵抗する人々に迫り、多くの著書を発表してこられた田中伸尚さんに、表題の講演をしていただきます。ご参加をお待ちしています。

<田中伸尚さん>
「日の丸・君が代の戦後史」(2000) 「ドキュメント憲法を獲得する人びと」(2002) 「合祀はいやです―心の自由を求めて」(2003) 「大逆事件―死と生の群像」(2010) 「ルポ良心と義務『日の丸・君が代』に抗う人びと」(2012)「抵抗のモダンガール作曲家・吉田隆子」(2014) 「未完の戦時下抵抗」(2014)「行動する予言者 崔昌華 ある在日韓国人牧師の生涯」(最新刊)など著書多数。

主催 河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
      TEL&FAX 042-574-3093(多摩教組気付)
      緊急連絡先 090-3543-8743(根津)
      MAIL sasaerukai-santama@nifty.com


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