蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

転職しますよ

2007-04-10 22:26:45 | Weblog
HPの製作が社長の命令によって中断というか、中止されました。

理由は「会社にパソコン入れるのはどうも気が進まないし、廻りの人間も反対してるし、俺(社長)もそんな事までして仕事はしたくない」と言うのが主だった理由です。

休日返上してPCに張り付いていた努力も、成果報告の為に定期的にノートパソコンを持ち込んでの説明も、何とか4月の展示品の完成に合わせて作業を進めていた貫徹なんかも全て無駄でした。

会社では、「あいつ、金一封出すって言ったら目の色を変えてやっていたモンな、俺の一言で全部水の泡だ」と他の社員の前で笑っていたそうです。

蛇口屋はね、もっと先を見ていたんですよ、社長。

結局、この会社は、うちのバカ社長のやりたいようにやるための大きなおもちゃ箱だったようです。彼の能力以上には進まない会社です。

いずれ見放される会社です。

北海道一の会社にしたいだの、みんなで幸せになるために頑張るだの、多分、この会社で一番頑張っていない、仕事の出来ない人間の戯言だった事が悲しくて仕方ありません。
今回、HPを作るに当たって、ほとんどの人が「無駄になるよ」とか「そんな風に真面目に経営の事なんて考えていないよ」とか忠告してくれました。しかし、そのことですら、思っている事、推測です、実際に行わないと蛇口屋は結論には至れないと思いました。

これで全ての結論は出ました。

もう、蛇口屋がこの会社で出来ることは全て終わりました。

ただ、この場を借りて、HP製作を後半以降はほぼメインで頑張ってくれた妻に、感謝してお礼をしたいと思います。

本当にありがとう。

この作りかけのHPはきっとどこかで役立てるから、温存しておこうね。

と言う訳で、蛇口屋、本気で転職します。

うちの社長の言う、会社経営と言う暇つぶしに付き合うのはもうゴメンです。


資格は無駄だそうです

2007-04-09 22:57:37 | Weblog
うちの会社には、管工事施工技士と建設施工技士と土木施工技士がいます。

普通にリフォームの会社では珍しくもないんですが、これらの機能は、当社では全く生かされていません。

土木施工技士の方は、本日は物置を建てていましたし、建設施工技士の方も、会社でゴミの片付けと、廃品回収の整理を行っていました。そして、管工事施工技士の蛇口屋は、一生懸命ガレージを建てていました。

不適材不適所な会社です。

今日も、社長の「無駄な資格だな」と言う痛烈な一言で、この蛇口屋も一度誓った転職を再び深く決意するに至りました。

どんな有能な人材がいても、経営者がバカならそこで終わりです。
そこから先には進めないんです。
本当に、悲しくて切ないくらいに、中小企業の小企業は、経営者だけが頼りで、その人の懐の広さとか、頭の良さとか、度胸とかが無いと、社員はついて行くのも難しいですよね。
普通でンですよ。常識の範囲内で、なにも、織田信長とか豊臣秀吉とか、徳川家康になれって行っている訳じゃあないんですよ。本当に普通で十分なんです。

本当に、ここにいたら一生涯、予定も工程も満足に決められない社長にこき使われて、体を酷使して終わりだもんなあ。
特に必要以上なインテリジェンスはいらないけど、そこそこ頭も使っておかないと、うちの社長みたいにバカになっちゃうモンなあ。
バカに使われるのって、思考を停止しないと難しいです。

今また、消防設備士の勉強をし始めている蛇口屋ですけど、消火栓の知識の所で、消火栓の配置図とか見ては、マンションとか、プラントとかをやってみたいなあ、なんて思っています。

いいなあ、高架水槽。いいなあ受水槽。
懐かしいなあ、フロートレススイッチ。
良く誤作動させて、止めて工事したっけなあ。

テキスト読んで、全く違う方向へ想像は逃げてゆきます。

少しでも自分を高めるために、次のステップへの挑戦を始めないと行けませんよね。

何にせよ、自力で生きてゆかなければと思う今日この頃です。

蛇口屋な昔話①

2007-04-08 20:13:30 | Weblog
今日は選挙でしたね。
蛇口屋は家族総出で、近くの小学校まで投票に行って来ましたよ。
もうだいぶ雪も溶けていて、良い小春日和でした。


蛇口屋が初めて現場を経験したのは、忘れもしません。小学校3年生の時です。

当時、設備屋だった実家では、それ以前から、ねじ切り機を使って、鋼管を加工していたり、ボイド管(スリーブ)をノコギリで言われた寸法に切ったりっていうお手伝いでお小遣いを稼いでいました。

そりゃあもう荒稼ぎで、小学生の当時としては、いつでもミクロマン(知らない人はお父さんに聞いてみよう)ぐらいは買える金額は持っていました。
アクロイヤーやタイタンは買えませんでしたけどね。

職人さん達はいつも、朝の6時半頃、ふらりと家にやって来ては、父と二言三言相談して、そのまま数分も経たずに現場へ行ってしまうために、早起きしないと、昨日のうちに頼まれていた鉄管やらボイド管やらを見せれないので、少年な蛇口屋も仕方なく早起きしていました。物の優劣によって金額が決まりますからね。蛇口屋も必死でしたよ。

そんなある日、職人さんの長の人。父の弟(ちょっと複雑ですが血は繋がってなかったそうです)H吉さんと言う方がいました。多分、蛇口屋の人格構成上、最も影響を及ぼした、もしかしたら、実の父より、父親としての機能を果たしてくれた重要な人物です。
その方の詳しい話はまた後日として、その日、そのH吉さんが初めて、「現場で任せたい仕事がある」って言われて、夏休みの初日に現場初体験となったのでした。

連れて行かれたのはある山村の中学校で、学校の増築工事をしていました。
今でもそうか判りませんが、当時、校舎って、増築を考えて、校舎自体の延長の為に、校舎自体が途中でぶっつり切られた様になっていて、むき出しの梁や壁から鉄筋が出ていました。
水道管もそれと同じで、地中深くの所で、排水管と給水管がプラグ止めされていると言う話で、任せたい仕事というのは、この給水管を掘って探し出すことでした。

重機であらかたは掘るのですが、細かいところは手で掘って行かなければなりません。
自分の身長よりも深いところで、ハシゴ使ってバケツで土を出すって仕事をほぼマル一日していました。

誰もいない見たこともない初めて行く学校で、遠くの方から重機の音とか聞こえて、その合間に蝉の声。時折怒鳴っているんだか笑っているんだかって声が響いてきて、土の臭いが、湿度が体を包んで、掘り下げるスコップの剣先に当たる石とか、煉瓦、ガラスの破片、掘り出して見るまで、やたらと期待して集中してひたすら掘り続けていました。
気がつくと、上の方にH吉さんが、「ほら」って良いながら、缶コーラ(当時ですから250ミリ)をくれて、少し休んで、カラスの声が聞こえる頃に、インチの水道管と150の排水管を発見して、それはもう大喜びでした。宝物を掘り出したような気分ですよ。

みんなに褒めて貰って、家に帰るときは、なんかもう一人前の職人さんになった様な気分でしたね。

今考えてみれば、時間かかりすぎだろ、かつての俺! 今なら数時間も掛けられないよなあ。

あの頃、友達と遊んだ思い出みたいに、今でも鮮明に覚えていますよ。


終わってみれば他人事

2007-04-07 19:47:05 | Weblog
昨日に引き続きまして、蛇口屋の乗っていた車の後輪が外れた話の後日談ですが、その後の調査にて判った事ですが、タイヤが外れたのではなくて、シャフトからバッキリと折れていたそうです。

車を引き取りに行ったメーカーさんの話によると、「良く運転手は無事でしたね」とのことでした。

写真を見たら、本当に、大惨事です。タイヤは後輪一つ無くて、運転席側のタイヤも明後日の方向を向いていて、シャフトは完全に車から浮いていました。
ちなみに道は片側一車線の道路で、川に向かってゆく上がり坂で、下の田園とは2メートルほどの土盛りになっている場所です。
交通死亡事故の多い箇所でもあります。

ハンドル操作でどうにか出来るレベルじゃあない、って感心してくれました。

多分、蛇口屋以外の人間が運転していたら間違いなく事故に至っていたと言う、会社ではそう言う結論に達したみたいです。

まあ、蛇口屋も、昔、JAC(ジャパンアクションクラブ)でスピンターンとバックスピンターンの練習をやっていた事が良かったんでしょう。
言ってみれば、スーパーストロングテクニシャンって所ですね。
カースタントもこなせる設備屋さんってことですね。

会社じゃ、もう大絶賛でしたね。
蛇口屋は運転が上手いとか、素晴らしい判断力だとか、いやあ、良かった良かったって…、あんたら、みんな他人事だもんなあ、無事で済んで他人事の様に言っている会社の人間を見ては嫌気がさしている蛇口屋ですよ。
あんたら、笑えるかもしれないけど、こっちは真面目に命がけだったんだぞ!

そりゃあ、整備不良でとっくの昔に寿命を迎えている車なんですもの、人が無事で何よりですよね。経営者的にはね。社長。

今回のことだって、実際は運が良かっただけなんですよね。外れたシャフトにブレーキオイルが絡んで、上手い具合に渇いたアスファルトの上を滑って行ってくれただけなんです。
お陰で、車体が傾いても、バランス良く滑って行ってくれました。

もう後少し早くシャフトが折れていれば、カーブだったし、遅ければもうあと少しで、交量の多い国道の交差点だったんです。

この運の良さが無ければ、今頃、このブログだって一昨日で停まって、女房が悲しい事実を綴っていたかもしれません。

待遇がどうだとか、給料が上がらないとか、そう言う問題じゃあなくて、生存に関わる問題ですよ。

この会社にいたら、命がいくつあっても足りやしません。

たった一つの命を守る為に、蛇口屋、転職します。

もう嫌だ、こんな発展途上国どころか未開な土地にあるような会社!






死ぬかと思った…

2007-04-07 01:05:46 | Weblog
実は帰ってきたのは少し前、日付が変わるちょっと前でした。

今日は、蛇口屋の運勢、蠍座絶好調な日らしく、仕事も順調に滞り、思わず残業。現場を出たのは夜の9時を回った頃でした。

今日の仕事は、カーポートとガレージ。

一日で、両方を完成させなければなりませんので、ほとんどの社員を総動員して行われました。

なんか、今日、入学式な日ですよね、世間一般に。
そんな日に、一家団欒の夜にまで騒音を立てて、近所に悪いなあ~、なんて思いながら工事は進んで行って順調に終わりました。

さて、帰る段取りで、蛇口屋は、珍しく自分専用以外の車に乗って帰ることになりました。助手席には、今日からうちで働き出したおじさんが乗っています。
千歳から江別まで、コースは農道を選びました。

そして、車を走り出すこと、30分。

走行中の蛇口屋の運転する軽トラックに、いきなり車体に大きな振動。
そして、右に左に車体が大きく傾き出しました。

バックミラーには、車体の後から火花が散っているのが映っています。

既にブレーキは効いていません。

隣で、パニクるおじさんに蛇口屋は「大丈夫だから、あわてないで」と諭すように言います。でも心の中では、「本当にヤバイ」と覚悟を決めました

少なくとも、この隣に乗っているおじさんも、入社初日で殉職ってのも嫌だし。この一瞬で、色々な出来事が浮かんでは消え、消えては浮かび、最悪な状況も浮かびました。

ここへ来て、ようやく軽トラックの後輪の一本が外れていることに気がつきました。

北広島の農道の闇の中に、吸い込まれる様に綺麗に火花が舞っていました。
そして、車体も傾きつつも、安定を取り戻して何とか停まってくれました。

本当にびっくりしました。

全てが終わって、初めて、身震いするほどの恐怖に包み込まれていた蛇口屋でした。

営業さん、増殖中!

2007-04-05 23:31:43 | Weblog
ちょっと最近うちの会社がおかしな事になってきています。

内容を簡単に説明すると、職人さん3名(蛇口屋含む)に対して、営業が7名。

特に普通な事だと思われますが、問題は、この7人の営業が取ってきた仕事って、外注に廻すことなく、自社で行います。つまりこの会社のたった3人の職人がなんとかするって事です。

うちの会社は、営業さんを大切にする会社です。

例え、その人物が素人同然の知識しか無くても、会社としては営業を立てようとします。
例えば、蛇口屋がA山と言い合いになったとしても良い悪ではなくて、社長は基本的には営業の味方です。

出来ない子ほど可愛いんでしょうかね?

元々が江業上がりの会社社長ですからね、こう言うのも有り何じゃあないかなって思うんですが、その尻馬に乗って勢いだけで言って来るときは、必ず鼻っ柱をへし折ってやることに決めています。

あんまり調子づかれるのも、仕事、やりにくくなってしまいますからね。

そして今日も、新しい営業が入って来ました。
これで8人目です。

今回は、66歳の元会社経営者だそうです。
なんか、初日から上から物を言う態度で、ここまで来ると気持ちいいくらいです。

社長は、同年代の入社に大喜びでしたね。

入社の言葉は「売って、売って売りまくります」
だって言ってました。
もう、あんた達が、下請けさんを使ってゆくことを憶えないと、3人だけの職人では処置しきれないですよ。

この会社、一体、何処へ向かっているのか…

途中下車するなら今のうちですね。

HP製作快調! でも不評。

2007-04-04 20:06:46 | Weblog
会社のHPを順調に遅滞させつつ、制作中の蛇口屋ですけど、きょう一つの問題が起こって、そのことについて説明していました。

内容は、うちの会社に、パソコンってないんで、しかもネット環境なんて夢また夢で、この状態だと、会社のHPの業務は全て蛇口屋の自宅で行うことになるのはもう覚悟の上だったんですが、それ以上に問題なのは、プロバイダーとか、サーバーの管理上、蛇口屋の家が、この会社の所在地になってしまう可能性が出てきたことです。

特に、今回のHPは商業上の問題もあって、セキュリティーなんかもしっかりしたところを選ばないと、折角、訪ねてくるお客さんのプライバシーなんかの情報的な安全を守れるところ探していて、そう言うところは、特に、この問題に対しては厳しいところが多いですから、この会社の所在はキチンとしたい蛇口屋だったんです。

理想なのは、会社にパソコンを置かずとも、社長の自宅にネット環境のパソコンを置いて貰う事です。
自分の経営する会社のHPも見れないのは少し情けない気もしますからね。
このくらいの労力は惜しまないと思っていた、まだまだ考えの甘い蛇口屋でした。

一応、うちの社長でも判るように説明はしてある物の、社長から聞けた言葉は、「大変だな!」と「めんどくさい」の一点張りで、しかも、経理の社長夫人は、終始「仕事として、やることが増えるのはゴメン」と言っていました。
「そんなに、ネットで仕事なんて来るわけないじゃない」なんて事も言われました。

後から事務所にいた人間に聞いてみると、今回の計画自体に無理があったのでは、と夫婦間でお話合いをされていたそうです。

つまり、社員にはいくら無理をさせても良いけど、自分たち(経営者側)の手間が増えるのは嫌で、なるべくなら楽をして(お客を集めたい)儲けたい。ってのが彼らの本音です。

営業としては、臆病なくらいに真面目に言われた事だけやって来て、理不尽な怒り方をしても辞めないA山みたいな人間が理想だと言っていました。
四の五の考える奴は、この会社に合わないそうです。

ですが、蛇口屋としては、この社長のどん欲な商売精神は、少し学ぶべき所はあると思っていました。利用できる物は利用する。この考え方と、蛇口屋の出来ることが合致して、少しでも会社が大きくなって、みんなが安心して仕事が出来る様になればいいなあと思っていたんですが、今の社長や、経営陣を見ていると、ただ飴をほしがって泣いている子供のようでなんかいたたまれません。

今までは、全ては推測の彼方のこの会社のあり方は、今回、HP製作というリトマス試験紙で、一つの結論を出します。

目に見えて判る事ですから、どのような結果になったとしても、もうこれは仕方のないことです。

会社が変わってゆくことを期待しつつ、なんか、もうすぐ違う人生が待っている様な気がして仕方ありません。

多分、結論は蛇口屋の思っている通りになります。
真剣勝負ですから、恨みっこ無しですよ、社長。





新・蛇口屋車完成!!

2007-04-03 20:51:40 | Weblog
新・蛇口屋専用車が完成しました。

スズキの軽トラックに、木造の骨組み、そして、安く叩いて作らせた幌。

今回、蛇口屋も自分の人生において初めて幌車という物を体験したんですが、なんて言うかな、まあ、ざっくばらんに一言でまとめると、

『もう、凄く使いづらい!』

仕事に何ねーよ、こんなんじゃーよ!

って感じです。

この手の貨物車って、サイドが開かないと、本当に使いづらいです。
お陰で工具の全てが車の後に集中させるしかありません。奥に入れようモンなら、それはそれは致命的に物が取りづらくなります。専用になんか、駅のホームで物落とした時に拾うマジックハンドみたいのが欲しいくらいです。

あれ、あんまり使っているところを見たことありませんね。
一つ蛇口屋にくれませんかね。

仕方なく、荷台の上に登ろうとすれば、本当に一番辛い中腰で作業をするハメに。しかも、足下は出口付近に物を集中的に置いているからもう動きにくいったらないです。

これにより蛇口屋の仕事はおおむね30%の速度の低下が予想されます。

まあ、仕方ないですよね。社長もこの方向性で行くと言ってます。

ああ、誰か、蛇口屋にワゴン車恵んでくれないでしょうかね。
ハイエースだなんて贅沢はいいません。

サイドのスライドドアの感覚が懐かしいです。
失って初めて気付かされた気がします。
アクティ、蛇口屋には君が必要だったんだよ。

普通に、仕事する車に乗りたいなあ、と、通り過ぎる見知らぬ職人さんの車を羨望の眼差しで追いかけてしまう今日この頃です。

新入社員の営業には普通に新車が当たってたなあ。

また一つ、この会社に見切りを付ける理由を見つけてしまった蛇口屋でした。


社長宅改修工事大失敗

2007-04-02 20:20:05 | Weblog
久しぶりに、A山が怒られていました。

「何でおまえはそんなにいい加減なんだ?」

昨年、行った工事の後処理が悪くて、会社の北側の壁が崩壊しています。
国道からよく見える、まるで廃墟の様な壁になって、リフォームの会社としては致命的です。
更にそれに拍車を掛けているのが、会社屋上のルーフドレインが、昨年、A山の上げておいて忘れていた、ゴミの一部が袋ごと詰まって、パラペットまで満水。社屋屋上は、さながらプールのようになっていました。
全ては、A山の行う予定の工事でした。

事の発端は、昨年の新社屋改修工事に端を発します。

2階事務所を社長宅に改造工をしていました。
このとき、全権はA山に委ねられました。
タカラのユニットバス、タカラのシステムキッチンを入れる工事をしました。
元々が、事務所なので、コンクリートスラブにPタイル直貼りの床の上に、ネタ組をしてフローリングの床を造作したり、って言う工事が主で、お風呂も、キッチンもそのように工事をしました。

本来は倉庫、本来は事務室を浴室や台所にしているので、排水や、給水を引っ張って、外に穴を開けて、その工程なんて、A山が適当に組んでいるから、もう現場は大混乱の毎日でした。

蛇口屋も、浴室工事の時は、既にあらかた組まれているユニットバスの壁を乗り越えて、ドリルも何もない状態で、手でハツって穴を開けていました。
てっきり、後で足場でも組んで、穴開けをするのかと思っていたんですが、そうではありませんでした。『もう今日しかないんだから、すぐにやってしまって、俺、今日からお風呂に入れるって、社長に言っちゃったから』と言われ、思いっきりケツを蹴飛ばしたのを昨日のことのように憶えています。

そんな適当な工事をすれば、後でどういう事になるか、一応は説明したんですが、飲み込んではくれず、終いには、お風呂の排水をルーフドレインに繋いで欲しいと言われる始末。
究極の選択です。
排水を取るか、排気の壁開口を取るか、ひとまず、排水をルーフドレインに繋げる事なんて出来るはずもないので、今できる事として、スラブに穴を開けて、ひとまず、排水の方を取ります。今しかできませんからね。
排気の方は、アルミダクトを外に出しておくだけで、お風呂としては使用できますから、その大きく開けてしまった傷や穴自体の補修は後でも出来ることです。

ほんと、最悪だなあ、と思いながら、お客さんの家では絶対に出来ない工事だと、しては行けない工事だと自分に言い聞かせていました。
そんな蛇口屋達を見ていて、A山は、「やれば出来るジャン」と大喜びです。

その声を聞きながら、本当にこの会社は、素人がPROの職人を遣える会社なんだなあ、と思ってしまいました。

良く、A山も社長も、「うちの会社は自社の社員が工事をする会社なんだ」と誉れの様に言いますが、実は、何の知識もヘタをすれば常識もないので、下請け会社を遣うことが出来ないって言うこと何です。

これじゃあ、いつまで経っても、工事は一列の直列で、効率の良い会社経営なんて望める筈もないです。

本当に、社長は、A山を怒っていましたが、A山に任せておいた社長も社長だと思います。

蛇口屋から見れば、なるようになっただけの話で、案の定なお話でした。

JwCADをやったり、やらなかったり…

2007-04-01 22:18:48 | Weblog
いつもこのブログに遊びに来ていただくナルトさんから教えていただいたJwCADに嵌りつつある蛇口屋です。

凄いですね、フリーソフト。入門編に丁度良いです。

今、物置の図面を一生懸命引いていますね。
なんか、練習問題として、ネット上に転がってました。
そのほかにもパーツやらなんやらも沢山ありそうです。
上手に練習できれば、家一軒の図面も引けそうです。

確かにこれなら大きなプリンター欲しくなる気持ちがわかります。
中古でA3プリンター、売ってないかな…。

せっかくの日曜日だというのに、子供に邪魔されつつも一人でコツコツやっている今日この頃です。
最も、北海道はまだ寒いですからね、家の中で遊ぶのが良いようです。
所々、新緑の芽吹きも見られますが、普通に本州の人たちから見れば、こちらの場合4月とはいえ、多分、皆さんの2月後半くらいの気候だと思われます。
まだ今日も雪が降ってましたからね。

本格的に上着が必要なくなるのは恐らくゴールデンウイークくらいでしょうか。
その頃になると、家族でお出かけも楽しくなってきますね。

今年は、自転車を買って、家の前のサイクリングロードをひた走るってのも面白いかなあなんて思ってます。子供を乗せるイスみたいな駕籠は、どんなタイプの自転車にも取り付けられる様でからね。

いよいよ今月から、うちの会社の工事仕事は本格的になります。

ちなみに、今週の頭には、金魚の養殖屋さんの池の上にカーポートを建てるんだとか、『水』があるので蛇口屋も駆り出されるらしいです。ちなみに、この関連性が未だに納得行かない蛇口屋です。

でもまあ、出目金かランチュウの顔でも見てきますね、折角ですから。

来週も設備工事がないんだよなあ。

長い一週間になりそうです。