蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

中くっらいの世話です

2007-04-27 20:53:49 | Weblog
早いところでは、明日からGWが始まるんでしょうね。
羨ましい限りです。

蛇口屋の所は、順調に仕事が詰まったり、滞ったりで、まともに休みも取れるのかすら怪しい状態です。
ちなみに明日も仕事ですよ。天候は良さそうなので、外仕事が楽しみです。

さて、最近、うちの会社に入って来られた、ご年配の方がいます。

結構、アグレッシブな人物で、一応、会社としては営業で雇っているのですが、元気に工事も手伝ってくれています。

なかなかの経歴の持ち主で、世間の荒波に揉まれて、無事、うちの会社に漂着したようです。蛇口屋からみると、それが彼にとって幸福か、それとも不幸なことなのか、なかなか判断しかねる所です。

名前はA山にかぶるんで、A川さんと言うことにしておきますと、そのA川さん、蛇口屋の頻りに独立開業を進めます。
「いやあ、勿体ない、こんな所でくすぶっているなんて、それだけの技術と頭があったら、開業するべきだよ」と、顔を見る度に、ほぼ一日一回は言われます。

少々、困るのが、A川さんは社長の前でも平気でそう言うことを言います。
その度に不機嫌になる社長はほっといて、そうか、独立かあ、と頭をよぎることもありますが、今のところはそんな風には考えていない蛇口屋です。

人に使われる人生はまっぴらだ。とか、一国一城の主になる、とか、そういう風な、若干、本当に持つべき目標を持たなかった経営者の尻ぬぐいが、今の不況の総決算だと思っています。

だから、そう言う野心みたいな物は全くないです。

ただ、そこが通らなければならない道ならば、蛇口屋は言われ無くても勝手にやります。
などと、思って口には出さない蛇口屋に、A川さんは、本当に喋る喋る。
「夢がないなあ」とか「もっと度胸良く行かなきゃ」とか「安全だけが人生じゃないよ」とか「男だろ!」とか、本当に、最近は、さすがにちょっとイラッと来ています。

そろそろ、一発、怒っておくかなあ…

でも、そう言うことを言わなきゃ、いい人なんだよなあ。お孫さんもいるし。
明日も一日、一緒だなあ…。