蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

赤道付近で生まれれば良かったのにね

2007-04-17 20:35:40 | Weblog
えーっと、浴室解体、本日は間仕切り壁の解体に、設備付帯工事って一日だったんですが、明日、新しいユニットバスが入るって言うこの日程の中、もしかしたら入らないんじゃあないかなあ、って言う事態になってました。

変形一坪の今はもうなにもないスペースに、蛇口屋と、大工さん2名、タカラの営業の方2名とうちのスーパーな営業のA山が、すし詰めに入って、あーでもないこうでもないと打ち合わせをしていました。

「ふーん、こんな風になってるんだね、壊して見ないと判らない物だよね」と、すっかり他人事です。2×4の住宅で、天上とか梁とか表しなんだから、もっと早く気がつけただろうに、しかも、大工さんに、「あの梁とか取れなない?」とか「柱全部抜いたら問題ある?」とか、もうそれはもう恐ろしい相談をしていました。

お風呂の改修工事で、家自体の強度を無くしてどうするの?

ひとまず集金出来ればいいじゃん、見えない所なんてさ、なんて言い方をし出しそうですよ。悪徳リフォームそのものですよね。

改築ではなくて、改悪だよね。こいつのやっていることは。

そんなにおっきな地震とか来ないから大丈夫だよ、とか、お風呂に入れなくなることの方が問題だよ、とか、言ってました。

蛇口屋がいなくなったら、誰がこいつを止めるのか見物ですね。

ちなみに、こんなA山の住宅は、元々、建築系の大学を出た、A山の設計による物で、いたる箇所に、歪に壁の引っ込みがあったり、お風呂に至っては、換気扇が天上の梁に当たってしまって、仕方なく洗い場の隅の方に付いているそうです。

お風呂の扉を開くと、すぐ上に換気扇。
ボイラーは壁にめり込んでいます。

本人曰く、「医者の不養生だよね、まさに」とか言ってますが、蛇口屋からみると、このA山、医者じゃないから、なんか、怪しげな粉とか売ってる、普通の人が近寄らない系の、非医療関係の方だという認識です。

本当に、この男は、日本じゃなくて、パプアニューギニアあたりで、葉っぱと大きな茎で、家を造っていて欲しいです。
あれなら、倒れてもみんな笑って許してくれそうですよね。

ホント、生まれる国を間違えたね、A山。