蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

今回のTOTOの件で思うこと

2007-04-25 20:00:33 | Weblog
最近、ようやく北海道も春めいて来ましたね。

今日は一日ポカポカで、会社の支店で一人お昼御飯を食べていたんですが、今日なら外で食べても美味しかったでしょうね。

今日は、一軒、トイレの交換の工事でした。

最近、衢を賑わせているTOTOのZシリーズの最新版です。

所謂「燃える」便器ですね。
皆さんのトイレは大丈夫でしょうか?

うちの会社で取り付けたトイレは実に200件くらいは該当するんじゃないかって言われていて、そのうち、TOTOさんの発表する症状に陥ったクレームは一軒もありませんから、確率はそれよりも更に低めみたいです。

でもだからといって、安心してね。って訳ではなくて、万が一の時のためにも、もしも、これを読んでいるあなたのトイレが該当する製品だったら、キチンとメンテナンスを受けて、お客さんも、メーカーさんも安心して行けるようにするのが良いことだと、蛇口屋は考えます。

でも、こんな事が起こってから言うのも何ですが、昔のトイレじゃあ考えられない事ですよね。
これって、衛生製品である以前に、家電製品って事で、直接触れたら熱を持ったり、感電したりって、言う機械な訳です。

そう考えると、製品として、蛇口や今までの陶器の衛生製品というよりは、石油給湯器やガス給湯器などと同じように、一設備屋さんとして、もう少し考えを改めて付き合って行かないといけないのだろうか? などと思ったりもしますね。

マイコン制御でもはや精密機械扱いです。

壊れる箇所が多い煩わしさ、一つ使い方を間違えれば、触れれば危険な生活電気用品。

そう考えれば、昔は良かったなあ、等と考えつつも、今の快適な暮らしから離れられる訳もないですから、上手に付き合って行く為にも、何あったら、それが小さな事でも、メーカーさんや、施工店さんに相談して行くことが大事だと思います。

で、受け手のメーカーさんや施工店さんも、看板背負っている以上は面倒くさがらずにキチンと対応して、それを怠る会社は自然淘汰されて行くのが、今後のこの世界だと、蛇口屋は、思っています。

今回の事件で、更に安全を意識しないと、今後、この仕事は続けられないって事です。

ただ思うことは、今回のTOTOさん、大きな事故にならなくて良かったなあ、って思います。