11月30日に発芽を確認したダイオウマツの今日13日、およそ2週間後の姿です。寒い時ですが順調に育っています。
後続の発芽苗も出てきています。
翼をつけた種からも発芽しました。
浅く埋めた種も発芽してきました。
このダイオウマツは徳川ミュージアムの中庭の大木からさかんに落ちてくる種を拾って蒔いたものです。それを後継樹を作るために試験的に蒔いてみたものです。
後継樹の苗は次のシーズン(来年秋)に実が熟した健全なマツカサを木から採取して、そのマツカサから種を取り出して発芽させることにしています。
テーダマツについても同様にマツカサを木から採って種を取り出して蒔くことになります。
後継樹の苗を植えるのによい場所を7日に森を見てまわり、この場所が候補地に選ばれました。森の中ですが、南側が開けています。平地の先端部分が風もよく通るのでよさそうでした。
カラスザンショウ
ウラジロ
近くにはこのあたりではほぼ北限の比較的珍しいカラスザンショウとウラジロがありました。
カラスザンショウは自生しました。大きく出来ないで強剪定です。強い山椒の匂いに引き寄せられて、ナミアゲハの幼虫が今5齢になっています。サナギに間に合いそうな予感です。幼虫では冬越し出来ませんものね。
カラスザンショウはこちらでは比較的珍しいです。そのためかナミアゲハは見かけますが幼虫は見たことがありません。