スワンゴールド ミワ
水戸徳川家14代当主の圀斉(くになり)氏はパフィオペディルムをこよなく愛し、限りなく白を追及して交配されて、多くの品種を作出されました。
毎年この時期に水戸徳川家の蘭展が水戸市植物公園で開催されています。
今年は21種類24鉢が展示されていました。
スワンゴールド ミワ
今回は会場の照明が変わったのか、同じスワンゴールド ミワですが、黄色っぽくなってしまいました。
見た目には真っ白だったのですが。水府提灯が同じ会場に展示されているためかもしれません。
写真ではせっかくの白の美しさを見ていただけないのが残念です。
過去の展示会のブログが下記3回ありますので白いパフィオの魅惑の美しさはこれらを見ていただきたいです。
2015年01月17日 水戸徳川家の蘭展 限りなく白を求めて
植物園の風景と蘭栽培温室の様子もあります。斑入りのパフィオがすごいです。
2016年01月12日 水戸徳川家の蘭展と錦糸南天展
同時開催の錦糸南天展 今年も月曜日まで開催中です。
2018年01月09日 水戸植物公園 早春の花祭り 水戸徳川家の蘭展ほか
同時開催の錦糸南天展、大根むき花保存会実演と展示、絵手紙展、球根ベゴニア展(温室)も今年も開催していました。
この温室は徳川圀斉氏が栽培していたものです。水戸に戦火が及んだ時に、圀斉氏は万一の時も枯れないようにと、危険をもかえりみず蘭の鉢を池に投げ入れたと聞いたことがあります。それほどまでも蘭を愛されていたということです。
その後管理者の変遷がありましたが、今は水戸市植物公園の温室で大切に守られています。栽培温室の様子は上記2015年のブログにあります。
錦糸南天展の逸品です。
大根むき花の実演です。
こんなにもきれいな菊の花が出来上がりました。
こちらはボタンの花です。
昔はご祝儀の席に飾られたそうです。
この紐も大根から作られています。
大根むき花保存会の皆様の傑作です。アヤメの花もあります。
同時開催中の絵手紙展です。
この辛味・・この絡みは楽しいですね。 多くの方と絡み合ってゆきたいですね。
時には干されてしまうこともありますが、それは甘く味付けられるための貴重な経験です。
私も中身を充実させなければ勝負にならないです。
小言を言われて料理されるのもよいか。
おいしい立派な人 参人を友達に作れたらいいですね。
今年もいろいろあるでしょうが、
いいことずくめでどうにも止まらない年になってほしいものです。
錦糸南天にはまだ出会っていません。どの植物も奥が深いです。
絵手紙の素晴らしいこと、絵心がうらやましいです。
錦糸南天は江戸時代にはやったそうです。私の梅の師匠がやっています。
絵手紙は絵心と機知にとんだ言葉が両立しないといいものになりませんね。私が書くと、
え・(これでも)手紙?と言われてしまいます。