鉢から取り出し、雑草と分離したタマムラサキ
2009年12月に植えた鉢(プラスチックのダストボックス)に芝のような雑草が繁茂してしまったので、14年と2か月ぶりに植え替えてみました。
当時の写真が出てきましたのでアップしてみます。
2009年12月23日に送っていただいたタマムラサキ
2009年12月24日に鉢(プラスチックのダストボックス)に植えた状態。
はるばると長崎から送っていただいたのでした。やはり寒さが気になりましたが、屋外に置いたのでした。
2010年2月21日のタマムラサキ
こちらに来て初めての冬にびっくりしたのでしょうか。葉を紫色にして寒さに耐え抜きました。
2011年11月には花を咲かせました。
葉幅が広い 8.2mm
葉幅が狭い 5.95mm
2013年にも送っていただいたと思います。
その時に葉幅がかなり違ったのでノギスで計ったものです。
葉幅の広いタマムラサキの花穂
葉幅の狭いタマムラサキの花穂
葉幅の違いだけではなく、花穂の大きさもだいぶちがいました。
3倍体とかがあるのかもしれません。
2017年4月 葉幅の広いタマムラサキはとても元気で、葉幅は10.9mmです。
この葉幅の広いタマムラサキが瀕死の状態なるという事件が起きました。
2021年5月9日ネナシカズラに絡みつかれた広葉のタマムラサキ
幅広の葉にネナシカズラが絡みついてすでに枯れています。まだネナシカズラに絡まれてせいぜい1~2週間です。他の種々の草木にネナシカズラが絡みついたのを見てきましたが、この幅広のタマムラサキほど急激なダメージを受けた草木は初めてです。
2021年5月12日 ネナシカズラに絡まれ、枯れた葉を切り取ったのですが、さらにダメージが広がっています。近くの狭い葉のタマムラサキにも影響があるかどうか、人工的にネナシカズラを絡ませて様子を見たのですが、ダメージは軽度でした。
2021年5月22日
幅広はさらにダメージが広がって、3株ならんでいて、右側の1枚の葉だけにネナシカズラが絡みついただけなのに、3株とも影響がありました。特に直接絡まれた右側はひどく、その隣の中央の株と左の株も弱ってしまいました。
2021年6月14日 2株は危篤状態でこの後枯れてしまいました。けれども左側の株はミドリの葉が出て来て持ち直しました。
2023年11月13日 花が咲く
2024年2月20日 1本だけ生き残った幅広タマムラサキ
ようやく元気な姿になりました。
2024年2月20日 タマムラサキ3鉢
右 植替えたタマムラサキ 左 実生苗のタマムラサキ 手前 幅広のタマムラサキ
植え替えたタマムラサキは元の鉢のほかに寒竹の鉢へも一部を植えこみました。
今年も花を楽しませてただきます。
これからの10年はどのような事があるでしょうか。