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公園センタの白滝枝垂が満開です。
会議室の窓枠を額縁に見立てて白梅を見るのは、香爐峰の雪を簾をかかげて見るのにも似て風情のある景色です。
白居易の漢詩に
遺愛寺鐘欹枕聽 遺愛寺の鐘は枕をそばだてて聴き
香爐峰雪撥簾看 香爐峰の雪は簾をかかげてみる
というのがありました。学生の時に諳んじたもので、今もその光景とともに思い出します。
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香爐峰雪撥簾看 香爐峰の雪は簾をかかげてみ
公園白梅翳窓観 公園の白梅は窓にかざしてみる
じっと見ていると、梅の花の咲いた枝がその香りとともに室内に入ってくるような錯覚でしょうか、現実でしょうか。
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現実には窓の向こうにあるはずなのに。
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手が届くほど近くに花が咲いているのです。