庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

フキタンポポ

2010年01月05日 | 庭の花たち

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この時期に黄色い花といえば福寿草ですが、実際はまだ咲いてはいません。ちょっと見で似ている黄色い花でよく見かけるのがフキタンポポです。これもこのシーズンには咲かないと思います。昨年も買って庭に植えておきましが、花は次々と咲いても葉は出てきませんで、根が少ないためかそのうち枯れてしまいました。

 なんとか根づかせたいと思い今シーズンも買いました。まず気づいたことは、鉢の土がカチカチに凍っていることでした。たぶんまだ店に並べて間がないのでしょう。これは、この時期に咲かせるために、蕾がある程度大きくなって咲くばかりとなったものを、冷凍して蕾の成長をストップさせたのだと思います。そして、店に並べてある間に解凍されて、蕾が開き始めるということでしょう。

 さて、このフキタンポポを根づかせるにはどうしたらよいでしょうか。正解はわかりません。株を見たところ、タンポポのような太い根が途中で切られています。そしてヒゲネも少ししかなく、それも先が切られています。フキタンポポは寒さにも強そうだし、性質も強く、普通に根があれば簡単に根づきそうであるが、ここまで根を切られてしまっては、花を咲かせるだけで精一杯であろう。

植木屋さんにフキタンポポは栽培は比較的簡単だと思うが、昨年も根づかなかった。どうしたらよいでしょうと聞いたところ、乾燥気味に管理して発根を促せばよいだろうとのことでした。そこで、水はけのよい土に植えて、水遣りも控え目にすることにしました。果たして発根して根づくでしょうか。

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偕楽園記の碑

2010年01月05日 | 偕楽園公園

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偕楽園の由来や造園の趣旨などについて記された石碑が東門からまっすぐ進んだ突き当りにあります。説明文は次のとおりです。

碑文は、自然の仕組みを重んじて人は仁義礼智の道をひろげ、常に礼法、音楽、書道などを学ぶことが大切であること、また、このすぐれた景勝地を選び梅を植え、好文亭、一遊亭を建てたが、この公園は自分ひとりのものではなく領内の人々が学問や武芸を学んだあとで余暇を利用して休息し、心身を養うところであることを明らかにしています。

偕楽園を作ったのは九代藩主斉昭公で、最後の将軍慶喜のお父さんです。

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