Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

社会主義と生産性

2005年05月16日 | Diary

週明け早々から、某社のトラブル動員のお手伝い。販促用の図書カードのセット作業。午前中いっぱいかかったよ。 金曜日に一度は出来上がって納品したものに対して、某社の「シャチョー」が、気に入らないとデザインからのやり直しを命じたものらしい。
こちらの落ち度ではないようなので、純粋に同じような仕事を2度請けた形になるんだろうが、なんせ時間がない。必要なセット台紙などを土日で作って、今朝から作業して午後には納品なんだそうで、そのお手伝い。いまでも、こういうことを言い出すシャチョーって現存してたんですねえ。

作業内容はまさに内職。台紙の3箇所のシールをはがして、そこに3枚のカードを貼る。台紙を二つ折りにして、OP袋に入れて口を閉じる。という単純なもの。

台紙の構造がやや独創的な形状で、それがために案外作業効率が悪い。10セット作るのに最初は6分近くかかった。 意外と思われるかも知れないが、実はこういう単純作業の中で、効率を突き詰めつつ、最短時間で作業を進めるということに意欲を燃やすタイプなのだった。私がですよ。
050516_1128031部づつ完成させていくのがいいのか、一人流れ作業的に同じ工程を複数回繰り返していくのがいいか、その場合の材料の配置、出来上がった物を効率的に運ぶ方法とか、そんなことを考えながら作業する。 今回は一人流れ作業に分があったようで、さすがフォードはバカじゃなかったな。10セット作る時間はじきに4分を切った。周りの人のスピードより明らかに30%は早いな、などと一人で人の作業時間まで計測して悦にいったりする。

ふだん自分の仕事では、「やれば30分でおわることを、やらずに4日放置する」私だが、単純作業は(長時間でない限り)案外好きなのであった。