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金魚が4匹

2010年7月にボストンから日本へ帰国。でも、相変わらずな日々です。

バースデー♪カップケーキ

2009年12月14日 | ボストン(学校)
アメリカの小学校では、生徒の誕生日をクラスで祝ってくれます。
なので、子供たちにとっては自分の誕生日はとてもスペシャルな1日です。
クラスでのお祝いの時に、ちょっとした甘いものを持っていくと、
食べながらお祝いしてくれます。
定番はカップケーキです。


せっかくなので、Pillsburyのクリスマスバージョンを使用しました。

パッケージの写真のケーキの緑のクリームは別売りで、これは生地の分のみ入ってます。

まずは指示通りに普通の生地作り。
そしてクリスマスカラーのスプレーを入れます。

赤と緑が入るだけで、完全にクリスマス以外の何ものでもありません。

焼くこと20分弱。



これだけでももちろんいいのですが、せっかくなのでデコレイト。

クリスマスカラーがわかんなくなりましたが、可愛らしいのでよし!
このチョコクリームの味は、日本のパンに塗るチョコクリームにそっくりです。
(ってことは、明日の朝食から、子供達のパンにはこの余ったチョコクリームが…)


このクラスでの誕生日のお祝い会を見に行くことも出来ます。
去年は参加させてもらいました。
今年はどうしようかなあと思いましたが、
学校での嬉しい出来事を、他の家族が知らず、
自分だけの思い出にするっていうのも大切かなあと思って、行きませんでした。


クラスの人数よりちょっと多めに持っていくのもポイントです。
前の担任の先生や、お世話になっている事務の人、さらには校長先生にも、
このカップケーキを配って、「Happy Birthday」を言ってもらうのです。


放課後ほーちゃんは嬉しそうにクラスから出てきて、報告してくれました。
見なかったけれど、楽しかったということがよく伝わりました。
よかったよかった。

箱を満たせ!

2009年12月07日 | ボストン(学校)
きくちゃんのクラスに20センチ四方ぐらいの箱があります。
この箱は、中に物をつめてその数を当てるためのものです。
おそらく概算を出す練習じゃないかと思うのですが。
この箱の中身をつめるのは、週代わりの当番になります。
月曜日に詰めて、金曜日に結果発表、そして中身は全員で分けて帰ります。
今週、うちがこの箱の当番でした。


さて、何を詰めようか。
今までの子達がつめたものは、ガラス玉、ポンポン、プレゼント用のリボンの花飾り、
小さなお菓子、クリップ…。
ティーバックとか面白いなと思ったのですが、
「ティーは子供は飲まないから、持って帰っても面白くない」
ときくちゃんに却下されました。


で、折鶴にしました。
普通の色紙だけじゃなくって、千代紙も混ぜたり、
大きさも色々にしてみたり。
全部で150強ぐらい折りました。
かなりスピーディに折れるようになりましたよん。


誰か当ててくれるかなあ?

新型インフルエンザ予防接種

2009年11月12日 | ボストン(学校)
今年はいつもの冬と違います。
インフルエンザの予防接種が2種類あるのです。
ひとつは季節性(まあ、いつもの)、もうひとつは新型です。


私達が住むアーリントンでは、小学生は全員無料で、新型インフルエンザの予防接種が受けられます。
しかも学校に巡回接種に来てくれました。
今日はその接種日でした。
そしてもらってきたのが、この写真のカード。
今年用のインフルエンザ予防接種のプチカルテです。
3つの欄があります。
ひとつめは1回目の新型、ふたつめは2回目の新型、みっつめは季節性。


「小学生は全員無料で、学校に接種に来る」というのは割と早めに決まってましたが、
その後、「ワクチンが足りない」とかでグレーな期間が1ヶ月ほどありました。
このまま立ち消えになるのかなと思うぐらいに、話は進展しませんでした。
しかし、決まってからの行動が早いことに驚きました。
接種開始が告知されたのが先週半ば、先週木曜日には問診票と説明書が配られ、
今週月曜提出締め切り、そして今日(木曜)接種です。
決まってから実行までが1週間。
早いです。


日本は、決定までもあーだこーだ言って遅いのですが、
いざ決まってからも、実行までがまたあーだこーだで、時間がかかります。
今回のように、病気は待ってくれません。
時間も止まりません。
広まりつつある病気相手には、決断力と実行力がものをいいます。
日本と違って、こちらは自治体に決定権があるのは、大きな違いですが。


そんなアメリカ人ですが、普段の仕事は適当で(事務伝達もできない)、
遅いです(ただの道路の舗装工事に1ヶ月以上かかる…)。
アメリカ人って、不思議だなあ。

パジャマ☆ナイト

2009年10月29日 | ボストン(学校)
今日は学校の保護者会の行事の一つ「パジャマ・ナイト」でした。
その名の通り、パジャマを着て学校に行くのです。
スタートは夜の6時。


子供たちひとりひとりにポップコーンが配布されます。
まずは保護者会主催の演劇を鑑賞しました。


去年は警察犬が来たり、ちょっと工作があったりしましたが、
今年はなんだか大掛かり。
演劇の後は、学校のいろんな教室で、イベントが行われており、
好きなところを見に行っていようになってました。
学校内のことなので、私たち親は子供野放し(笑)で談笑。
作家さん本人が来てたり、簡単クッキングがあったり…と内容もゴージャス。


年に何回か学校に来る移動本屋さん。
このパジャマナイトに合わせて開店してます。

売り上げの一部が学校に入るようです。
だいたい、自分用に購入するのですが、
各クラスの先生が自分のクラスに必要な本をリストアップしてるので、
そのリストを見て、クラスに寄付という形で購入することも出来ます。


夜の学校って、特別な感じがしますよね。
怖いし、だいたい七不思議もあるし…。
こちらでは夜の学校は楽しいパーティの場なのです。

クラスペット

2009年10月03日 | ボストン(学校)
きくちゃんのクラスにはペットとしてハムスターを飼っています。
平日はいいのですが、週末は学校が完全に閉まるので、
週末お世話係を、クラスで当番を回してます。
今週末は、我が家でした。

わたしはハムスターを飼ったことがないのですが、
お掃除は金曜日に学校で済ませてるので、
餌が切れないように与えることと、水の補充ぐらいで、あまり手間がかかりません。


担任の先生に「夜は寝室に入れたらダメよ。うるさいから」といわれましたが、
リビングに置き去りもなんだか不安だったので、
寝室につれてきたら…一晩中、カラカラカラカラ…。



ケージに設置してある、かまくらの様なお部屋の中で寝てることが多いのですが、
お部屋の外で寝てることも。

むぅぅ。かわゆい!

結婚してから動物を飼ったことがありません。
家族に新しく加わる命は子供の命でした。
今回はじめて、家族以外の命が家に来て、なんだかとっても不思議な気分。


責任持って週明けにクラスにお返しするのが一番大切ですが、
小さな命の存在を触れて感じる経験が出来たので、うちの家族にとってよい機会になりました。
ちなみに、ハムスターの名前はクッキーです。
うちの当番はまた来年1月に回ってきます。
そのときが楽しみです。

Parent Coffee

2009年09月15日 | ボストン(学校)
学校が始まって4日目です。
今朝は「父母親睦会」がありました。
と言っても、コーヒー飲みながら朝ごはんを食べつつ、
朝の送りの延長おしゃべり会ですが。

朝ごはんは持ちよりでした。
アメリカなので、お味噌汁に納豆なわけはありません。
マフィンやパウンドケーキ、ドーナツです。

私が作ったのはコレ。

コーヒー味カップケーキです。
インスタントコーヒーを使わず、温めたミルクでコーヒーを煮出しました。
上に散らしてあるのは、挽いたコーヒー豆です。


セルフサービスで、食べたいのを取ったらベンチに移動。

私が取ったのは、フルーツカクテル、ドーナツ、シナモンマフィンです。
いつもの日本人お母さんと1時間ほど話して解散。

いつもの平日の朝ですが、こういうのもたまにはいいですね。
コーヒー片手に子供を送って、そのまま他のお母さんとおしゃべりしている方の気持ちが、
ちょっと分かりました。

First Day of School

2009年09月10日 | ボストン(学校)
今日はいよいよ新学期です。
いつもだったら登校ベルが鳴ってもダラダラ登校する子が多いのですが、
今日はさすがにベル前にかなりの人数がそろってました。
でもやけに人が多いなと思ったら、両親で送りに来てるところもありました。
先生に挨拶したりもあるのでしょうが、新学期初日というのはやっぱり特別なんでしょうね。


1年生は直接教室の入り口まで送らなければいけません。
ほーちゃんは昨日、先生と挨拶してたので、元気に教室に入っていきました。


一方きくちゃん。
2年生以上は、外にクラス別に並んで、ベルが鳴ったら校舎に入ります。
だけど今日は初日だし、2年生と3年生では並ぶ場所が違うので、
今日は直接教室に来るように指示されてました。
ほーちゃんを送るとき、きくちゃんの仲の良いお友達がいたので、別れました。
ほーちゃんをクラスに送り届けた後、戻ってみたら…泣いてました。
他のクラスの事が分からないのですが、並んでいる子が多くて、
今度のクラスメイトがいる列に、きくちゃんも並んでたのです。
「直接教室に来るように言われてるのに、みんな並んでるし、
仲の良い子はだれも同じクラスにならなかったから誰にも聞けないし、
ベルが鳴ってもみんな中に入らないし、どうしたらいいの??」
不安と困惑で泣いてました。
私はきくちゃんを列からひっぱりだして、一緒に教室まで行きました。
先生と挨拶もしたかったから、後からでも行くつもりだったので。
担任の先生と挨拶を済ませ、きくちゃんが席に座るのを確認して別れました。


でも今日は一日中、きくちゃんが心配で心配で…。


下校のお迎え。
「楽しかった! えっ?もう今日は終わりなの?ってなくらい」
とはじける笑顔。
「もうね、泣かなかったよ」
そっかそっか、良かったね。
「先生が、3年生ではこんなことするよって教えてくれたの。楽しみ♪」
じゃあ、明日からも楽しいね。


…と思ってたのですが…。
夕食時、「きくちゃんは、誰とお昼ご飯を食べたの?」と尋ねると
「ひとりで食べたよ」
「でも仲良くなれそうな子がいるって言ってたじゃん」
「でもその子、ほかに仲いい子がいるみたいなんだもん」
「仲間にいれて、って言ってみたら?」
「そんなの、悪いもん。私、友達のいない子と友達になりたい」
つまり、友達同士の中に、割り込み仲良しはしたくないのです。
和を乱したくない…そういうとても日本人的感情です。


昨年度終わりごろ、「次の学年では誰と一緒になりたい?」アンケートがありました。
子供達に、友達の名前を書かせたようです。
ところが、きくちゃんが書いた仲の良い女の子友達は誰一人として同じクラスじゃありませんでした。
「なんでこんなアンケートするのよ!!期待するじゃないか!!!!」
と今、めちゃめちゃ怒ってます。
仲の良い子をバラすためのアンケートだったのでしょうか?
親には一切説明がないので分かりません。

去年はきくちゃんのお世話係を指名された子がいて、その子ととても仲良くなれました。
でも今年は自力でクラスのポジションを作っていかなければなりません。
文化の壁も、言葉の壁もあるのに…。
「子供達の状況は、それぞれの人生の一部なので、自力で乗り越えろ」というスタンスの私ですが、
これはさすがにかわいそうすぎる…。
ひとりぼっちの昼ご飯、美味しくなかっただろうなあ…。


私の不安な日々は続きそうです。
(当のきくちゃんは結構けろっとしてるのが救いですが)

Last Day of Summer Vacation

2009年09月09日 | ボストン(学校)
79日間の夏休みも今日で最後です。
明日から新学期ですが、新しいクラスと担任の先生は事前に手紙で通知されます。
こちらは日本のように1年1組という言い方ではなく、部屋番号がそのままクラス名です。
ほーちゃんはルーム8、きくちゃんはルーム18です。
そして各クラスの先生からクラスに寄付して欲しいものの連絡が来ます。
寄付するものは主に文房具です。
こちらの小学校は、日本のように、個人持ちの文具というのは少なく、
鉛筆ものりも共用です。
学費がタダなんて、まあ、このくらいぐらいはしないとね。


ほーちゃんのクラスは学校が始まる前に寄付品を持ってきてくれたらありがたい、
と手紙に書いてあったので、今日は久しぶりに学校に行きました。
ほーちゃんクラスにはヘルプの先生(補助教員)がいました。
少し話して、荷物を渡し、教室を出たら、担任の先生に会えました。
そこでもまた少し話して、「また明日!」と別れ、担任の先生はそのまま教室に入ったその瞬間、
「(ほーちゃんって)すっごいかわいい(Sweet)!」
とヘルプの先生とキャアって盛り上がってました。
当のほーちゃんは「俺って、いつもSweetって言われるんだよね…」と複雑顔。
6歳ですが体格が3歳ぐらいな上に、裏表ないピュア星人。
1年生でもクラスの女の子にお世話してもらえるでしょう。
よく考えたら、学校の先生がこういう風に生徒個人を「かわいい」と言うのって、
日本ではないですよね。
文化の違いですね。


きくちゃんのクラスも覗いてみました。
それぞれの机の上には、この1年か使う学習用品がのってました。
ちょうど、日本の小学校の入学式の日の1年生の机みたいな感じです。
今回のクラス替えで、きくちゃんは仲のいい友達とはバラバラになりました。
またいちから、友達作りをしなくちゃいけません。
でも、新しい先生がひとつひとつそろえてくれたと思うと、
きくちゃんの「学校楽しみ」度がアップしたようです。
残念ながら、今日はきくちゃんの担任の先生には会えませんでした。


夏休みに頑張らせたことを少しご報告です。

この夏休みに3つの約束をしました。
早起き(時間はともかく、パパと一緒に朝ごはんを食べる)、早寝(9時前後)、そしてお手伝いです。
この3つが守れたら、シールを貼ります。
お手伝いはそれぞれ固定せず、その時必要なことを頼むことにしました。
食器拭き、洗濯物たたみ、洗面台掃除など。
ところどころ抜けてるところは、お手伝い忘れです。
出来たら1日10セントのお小遣い。
だけど1週間さぼらなかったら、70セントではなく1ドル。
お小遣いのほとんどはナイアガラ旅行で使っちゃいましたけどね。
それも思い出です。

そして絵日記

これはナイアガラ旅行以外、毎日書きました。
英語と日本語を1日交代にしました。
きくちゃんにとっては、作文と、漢字を使ういい練習になったようです。
サマーキャンプで作った、(なんかよくわからない)工作風絵を表紙にして、簡単に製本。


誰が頑張ったかって、私でしょう!
何度も夫に無理やり誉めさせてました。
もちろん、私を誉めろ~~!です。


夏休み前は長袖を着てました。
そして今、もう長袖を着てます。
ひと夏まるまるバケーションでした。
さぁ、明日から学校!
とりあえず、まずは、早起きです!(←ある意味最重要かつ最大の難関かも!?)

The last day of School

2009年06月22日 | ボストン(学校)
今日は本年度学校最後の日でした。
かといって特に終了式があるわけではありません。
クラスによってはパーティが行われたりしてるようです。

学校近くの通学路で横断歩道があるところには、警備員さんが立っています。
登校時と下校時。
雨の日も雪の日も、学校がある限り立ち続けています。
警備員さんは学校の職員扱いです。
今朝は、警備員さんは子供達のためにロリポップ(チュッパチャップス)を準備してくれていました。
「そこのカゴのを持って行きなさい」

朝からなんだか特別な気分に。


私は昨日焼いたカルトカールを事務に持って行きました。

私は今年に入ってからですが、週に1~2回、学校教材作成のボランティアに行ってました。
そこで知ったのは学校全体のイベントや教材の切り盛りをしているのは、
たった2人の事務の人ということです。
私はほんのささやかなアシストにしかならなかったのですけれど。
今年1年のお礼と思って、行ったのですが、逆にThank you カードをもらいました。


子供がいると、私個人宛に(~のママとかではなく)なにかをもらうということは少なくなりました。
アメリカでは親でも個人を大切にするので、~ちゃんのママという呼び方はしません。
必ずファーストネームで呼ばれます。
子供達の友達にもファーストネームで呼ばれます。
たいしたことではないのかも知れないけれど、「私」宛のカード、うれしかったです。


放課後のお迎え。
チャイムが鳴ると、ドアが開いて、子供たちがワラワラと出てきます。
で、そのまま帰るわけですが、
今日はいつもと違って、子供たちが出てくると、お迎えの保護者達から歓声と大きな拍手。
「1年間終了!」そんな拍手です。


子供達は学校で作った作品を手に手に帰りました。


この前のほーちゃんがField Tripで磯に行った時の写真。
写真立てに入れてくれてました。
大切な学校の思い出。


去年の9月、ほーちゃんは本来なら年長さんなのに、いきなり学校へ。
教室ではずっと泣いてて、言葉も通じないから、先生達も困り果てた日々。
きくちゃんは日本で1年生を1学期だけして、いきなりアメリカでは2年生。
お世話好きに友達と、きくちゃんのペースを見守ってくれた先生に恵まれましたが、
英語で作文、ポエム、物語創作、算数の文章問題作り…宿題はいつも泣きながらしてました。

今ではほーちゃんは学校で泣いて困らせることはなくなり、友達の英語を盗んで、自分の英会話に取り入れるまでに。
きくちゃんは文法はめちゃめちゃでも、英語の本を読んで英語で要約を書けるようになりました。


この1年は、多分生まれてから1歳になるまでの1年間に相当するぐらいの、発達発展をした子供達。
時々日本が恋しくて、寂しくなることもあるけれど、今を楽しんでくれる子供達。
ありがとう。
ありがとう。


9月から、ほーちゃんは1ねんせい、きくちゃんは3年生です。

Auther's Chair

2009年06月19日 | ボストン(学校)
本来なら今日で本年度の学校は終了なのですが、雪のストームで学校が1日休みになってたので、
来週の月曜が、最終日になります。
6月に入ったら学校は終了モード。
日本の学校と違って、夏休みに先生たちがずっと出てくるということもないようで、
きくちゃんのクラスではもう、来年度の生徒用の教材がクラスに運び込まれてました。


さて今日は、きくちゃんのクラスの1年の総仕上げのような発表会です。
ここ2ヶ月ほど、きくちゃんのクラスは「自分で物語を作る」授業があってました。
最初はシンデレラの話を題材にして、物語の構成を学び、
次に自分達のオリジナルキャラクターで物語を作りました。
作った物語は、先生がパソコンで打って製本してくれて、
その本にそれぞれ挿絵も描きました。
世界にたった一つの本が出来上がりました。
今日は、その物語の発表会でした。
「Auther's Chair」と題された発表会です。
autherとは著者のことです。
教室に、とても背の高い椅子が置かれていて、
作者である子供たちが、それに座って物語を読みました。


物語の最後には全員「この本を~~に捧げる」という一文を入れることになっており、
一年間の感謝の気持ちをこめた本になってました。


きくちゃんの発表の前には担任の先生が
「去年来て、最初は英語を読むことも書くこともできなかったんです」
と簡単に保護者の皆さんに紹介してくれました。
モゴモゴとなかなかはっきりとした英語で発表はできませんでしたが、
保護者の皆さんはしっかり聞いてくれて、最後は盛大な拍手をもらいました。


全員発表が終わったら、今度は先生から子供達への表彰状タイムとなりました。
「算数がすごかったで賞」とか「リーダーシップがとれてたで賞」とか「好奇心旺盛だったで賞」などなど。
先生はひとりひとりに賞を渡すときに、その子がどうがんばったかを保護者に説明して、渡してくれました。
きくちゃんは「読書をがんばったで賞」でした。


「全く読めなかったのに、読めるようになったね」と誉めてもらって、きくちゃんうれしそう。


こちらの小学校はどの程度教育指針があるのかよくわかりません。
担任の先生の力量でかなり左右されるところが多く、
こういうイベントも、先生のアイデアで行われます。
きくちゃんの先生はとても子供達を愛してくれて、誉めることを第一に考えてくれる先生でした。
背が高くて金髪でスタイルもよく、性格はさっぱりして、前へ前へ進むタイプで、とてもかっこいい!
いつもやる気に満ちてます。
英語が全く分からないきくちゃんとコミュニケーションをうまくとってくれて、
できないところは無理強いはせず、きくちゃんのペースを見守ってくれました。
もちろん世話好きの友達のおかげもありますが、
きくちゃん自身は強い不安を抱くことなく過ごせた1年でした。

英語で私の深い感謝をうまく述べられないのが、残念でならないのですが、
この担任の先生でよかったと本当に思ってます。

BBQ

2009年06月18日 | ボストン(学校)
年度末なので、イベント目白押しです。
今週の我が家は毎日何かの行事があってます。

今日は夜、学校で年度末バーベキューでした。
本来なら外でするところですが、雨だったので学校のカフェテリアで行われました。



ハンバーガーにホットドック、ジュースにわたあめ、スラッシュ(アメリカ版カキ氷)の販売。
そして保護者が持ち寄った一品料理は食べ放題。
ゲームとバルーンアートは無料。


左が購入したバーガー、右が保護者料理です。
うちの学校にはいろんな国の人がいるので、いろんな民族料理が楽しめます。
ちなみに茶色の麺はじつはとても唐辛子が効いてて、辛いんです。

きくちゃんとほーちゃんは、同じ日本人友達と一緒に浴衣を着て行きました。
こういうときでもないとなかなか出番もないんですよね、浴衣…。


小学校では結構夜のイベントというのが、年間を通じて行われてます。
今回は今年度最後の夜のイベントです。
しっかり8時まで遊んで帰りました。

Field Trip とクロワッサン

2009年06月17日 | ボストン(学校)
今日はほーちゃんのField Tripです。
今週は本年度最後の週なので、どの学年も大忙し。
学習の総まとめといわんばかりにあちこちに出かけてます。


ほーちゃんは磯遊びに行きました。
1ヶ月ほどかけて、授業で「海の生き物」の学習があったので、その体験学習です。
授業では、ニューイングランド水族館の方が、いろんな磯の生き物を持ってきてくれて、
ヒトデやカブトガニを実際に触らせてくれました。


今日の昼食にはこれ。


Pillsburyの生クロワッサン生地を小さく切って、中に具を詰めて焼きました。
中身は「トマトバジルチーズ」と「チョコ」にしました。
これに小さなパックジュースをつけて、スクールバスでGO。


磯の岩かなんかで足の裏を切って帰ってきましたが、それもまた思い出☆
お土産にたくさんの貝と、カニの甲羅を持って帰ってきました。


楽しい学校の思い出がまた一つ増えました。

Field Day

2009年06月16日 | ボストン(学校)
今日は学校のField Day(運動会)でした。
夫は仕事を休んで、一緒に応援に行きました。

学校によってやり方はいろいろあると思いますが、
うちの小学校は、午前に3年生~5年生が、午後にキンダー~2年生が競技をしました。
学校専用グラウンドはないので、学校の目の前にある(町営かな?)グラウンドありました。

日本だったら赤組と白組に分かれるところですが、
うちの学校はクラス別対抗でしたので、クラスのカラーと国名が決まってました。
ほーちゃんはメキシコで緑。
きくちゃんはフランスで青。
そして各クラス自分のクラスカラーのTシャツを着るのが義務でした。
このTシャツもクラスの授業でデコレイト。


入場はクラス別でした。
担任の先生がクラスの国の旗を掲げて、全員で猛ダッシュで入場。
その時、国の国歌が流れました。
なんと今回の国名に「日本」がありました。


ところが、このクラスには日本人はひとりもおらず、
全員外国人で「Go! Japan!!」と言ってる様子は、ちょっと不思議。


競技は全部で10種類ぐらいでした。
日本だったら、入場、整列、ダンスに応援合戦と、練習に練習を重ねて!ですが、
アメリカではそういうことはまったくありません。
だってプログラムもないんですもん。
そもそも全てを切り盛りしてるのは体育の先生ひとり。
練習も週2時間の体育の授業の時だけですので、「楽しい」が第一で、「勝利」は二の次な感じ。
親の方も、日本ならカメラにビデオ、おじいちゃんおばあちゃん勢ぞろいですが、
平日ということもあってか、来てない親の方が多いぐらいです。
カメラもビデオも、親の好きな位置で撮影できるので、
(といっても、日本のようなビデオパパはほとんどいません)親も気楽。
早起きしてのお弁当作りも、場所取りもないんですよ!
そして半分の学年しか競技しないので、自分の子供たちがどこで何してるか、一目瞭然。
学校の運動会というより、村の村民運動会っていった感じです。


ほとんどの競技は、走ってポールをユータンして戻って来て、次の人にタッチするリレー方式。
このとき色々な方法で走ります。
水風船をバトン代わりにして走ったり、
生卵をスプーンの上に乗せて落とさないようにして走ったり、
麻袋に入ってピョンピョン跳ねてUターンしてきたり…。

(緑チームの一番手前にいる一番小さいのがほーちゃんです)
ルールが単純なので、あまり練習をしてないキンダーの子でもちゃんとやれてました。



中休みには、全員にアイスキャンディを配布。
親もいただきました。


日本で言う「うまい棒」的存在のアイスです。
赤はチェリー、白はレモン、青はラズベリー味です。
(先っぽをちょっと食べちゃってますが)


そして全員キラキラビーズシールでボディをデコレイト!
手の甲、腕はもちろんのこと、頬やおでこもみんなキラキラ。


子供の最後の競技は綱引き。
そして保護者や先生参加の綱引き。
綱が足りなくなるくらい、ほとんどの親が参加。

一応勝ち負けで点数がつけられて、学年優勝のクラスが決められます。
ほーちゃんのクラスは、キンダーでの優勝。
そして2年生は、どうやら全クラスが同点だったようで、優勝決定戦は、担任に委ねられました。
水の入った桶を持って走ってユーターンしてゴールして、一番早く頭からその水をかぶった先生が勝ち。
きくちゃんの担任の先生は、軽快に走って、微塵も躊躇せずに満面の笑みで(むしろ得意げに)頭からザバー。
その瞬間きくちゃんのクラスの子達は「Yeah!!!」と大歓声。
自分のクラスの子供達のためなら、頭から水をかぶるぐらいなんてことないんです。


全員に1等賞の金メダルが配られて終了。


私自身、体育が苦手で運動会が大嫌いでした。
雨だったいいのにと毎年神様にお願いしてました。
こんな運動会なら、きっと楽しみでワクワクして当日を待てたんじゃないかと思います。
勝ち負けはあるけれど、まず楽しい。
「負けちゃったけれど楽しかった!」そんな運動会。
今日はキラキラ笑顔の子供しかいませんでした。
そういう子供達の表情を見てると、勝ち負けが全ての日本の運動会に、ちょっと違和感を覚えました。
日本の運動会だったら「負けたけれど楽しかった」って口に出るでしょうか?
今日の子供達の表情を見てたら、どちらがよりベストなのか、答えは一目瞭然なのです。

Field Trip と食事マフィン

2009年06月15日 | ボストン(学校)
今日はきくちゃんはField Tripでした。
Field Tripとは、校外学習または社会科見学のことです。
きくちゃんが学校の理科の授業で蝶の生態について学んだので、
今日はそれに関したField Tripでした。

理科の授業で、生徒達は、ひとりひとりに一匹ずつ生きてる青虫が渡されました。
子供達はその青虫に名前をつけて、自分の机に隅に置いて、
それを毎日蝶になるまで観察して、最後みんなで、外に逃がしました。
とてもいい体験学習だと思いました。
(学校の授業料が完全無料なので、私としては無料でここまでしてもらえるなんて!と感動)


ボストンにある科学博物館に、蝶のパビリオンがあって、そこにはたくさんの蝶が年中舞ってます。
今日はそこの見学に行ったのです。


日本だったら、お弁当を持って~となります。
アメリカでもそうなのですが、日本と違う点は、「昼ご飯の入った容器は捨ててくる」なのです。
そして、場合によってはバスの中にお弁当放置することもあるので、
腐らないものを持たせる必要があります。

今日は食事マフィンを焼きました。

前列左はツナとチーズのバジルマフィン。
前列右は自家製チャーシューとネギの中華マフィン。
(前列中央は余った生地でバタースコッチチョコマフィンです)


ついでに焼いたコーヒー味ケーキをちょっとだけデザート代わりに持たせました。


おまけ。

ミニトマトごっこです。

年度末三者面談

2009年05月29日 | ボストン(学校)
うちの小学校の今年度終了日が決まりました。
6月22日です。
そして新年度の始まりはなんと9月10日!
2ヵ月半も夏休みかよう…。

今日はほーちゃんの年度末三者面談でした。
夫と共に行きました。
でも私達としては、毎日元気に楽しく行って帰ってくるほーちゃんをみてるので、特に要求もなく、
感謝の気持ちを述べたいのが一番でした。

先生のお話では、ほーちゃんは来たばかりの頃は、すぐに泣いてしまって、
言葉も通じず、いじけてることも多かったのですが、
最近は、何か問題点があったら英語で先生に訴えて、解決できているとのことでした。
英語の上達は目覚しく、ここ数ヶ月で英語の作文もよりできるようになったと。
作文を見せてもらいましたが、スペルはめちゃくちゃですが、
単なる単語の羅列ではなく、文章になっていました。
算数の才能もある、と。
(でもこれはアメリカの子供と比べてってことなので、日本では当然のレベルぐらいなのですが)
そして、来年度の話に。
クラス替えがあるのですが、こちらでは、先生が一緒になりたい友達の名前を子供達に尋ねます。
うれしかったのが、ほーちゃんと同じクラスにまたなりたいといってくれた子が多かったってことです。
ほーちゃんは同学年の子供に比べたらとても小さく、
アメリカ人の子供は日本人よりも大きいので、更に小ささが目立つのですが、
言葉が分からなくても、勇気を持って友達と対等に渡り合った結果なんだと感じました。

私がもっと英語を話せたら先生に感謝の気持ちをもってと深く伝えたいのですが、
何度も同じ感謝の言葉を繰り返すしかできなくて、
ちょっと歯がゆくもありました。

最後に来年のクラス担任の話を尋ねました。
うちの学校では、先生の学年間の移動というのがあまりなく、
1年生の先生はだいたい来年も1年生の担任である可能性が高いのです。
ほーちゃんの先生は「ほーちゃんはどの先生になってもやっていけるわ」
と太鼓判ももらいました。


昨年末の三者面談の頃は、ほーちゃんは自分の気持ちや状況を上手く説明できないため、友達ともぶつかってばかりで、
先生との連絡ノートにも、「また、書かれてるよ…」的なことばかりでした。
その時の三者面談では先生と私と夫は、ため息ついてばかりだったのですが、
その後5ヶ月でこんなにも笑って楽しく三者面談ができるなんて!
がんばってがんばってがんばりぬいた8ヶ月間、めいいっぱい誉めてあげようと思います。