どうしようかねぇ

　ひ○君が最近は食事を嫌がる。
上体を反らしたり、「ブーッ」と声を出しながら口を尖らせたり、
口を開けない事も。
担当しているバイトさんも行き詰って来た。
って、それを感じるのが遅い。
昨日、ＰＣで報告書を作成していたら、バイトさんが来て
「食べないんですよね」
「原因は何だと思う？」
「前に豆腐バーグが出て、それが固かったみたいなんです。
その時から、食べるのを嫌がるようになった気がするんですけどぉ…。」
「だとしたら、食事の形態を変えてみたら。咀嚼がしったかりしてきたから
今は、以前より大きめに切ってるけど、それを小さくしたり、
軟らかい方が食べるのだったら、おじや風にすることも出来るし。
だと思う…だけでは変わらない。原因を考えて、対策を講じなくてはね。」
「そうなんですよねぇ」
（そう思うなら、さっさとやれば…。）

ひ○くんの食事の件は先週から気になっていて、土曜日に上司に
話しておいたのだ。
そして、担当を変えてみようってことになっていた。
バイトさんは工夫する力が弱い。
食事の時に、私は頑張っていす、苦労していますって事を
アピールするがごとく、
「ひ○くん、眠いの？」（午前中、寝ました）
「チョット、気分転換する？」（言ってるだけ）
「ひ○くん、ひ○くん！！！」（彼は難聴です。ほとんど聞こえません）
と大騒ぎ。
これじゃぁ、ひ○くんが気の毒。

原因が何なのか今は分からないけど、必要なのは
私達の努力と工夫じゃないかな。