クラス会

土曜日のクラス会は例年と変わりなしってところでした。
バーベキューでは、やはり私は焼く係りでした。
暑い中でお肉やら新鮮な野菜をせっせと焼きました。
食べる専門の人達は、ビールを飲み食べシャベリまくってました。
私の傍で、同じように焼く係りをやっていたＭさん。
「ねぇ、Ｔさんは今回エプロンを持って来たって。
いつもやらないから今年は焼こうと思ってんじゃない」
「違うって。去年、白いパンツを穿いて来て、タレをつけちゃって
大変だったからエプロン持って来たんだって」
「なんだぁ、そうなの」
焼く係りはそれなりに楽しみました。
いつも大人しいＭくん
炭火の上でこんがり焼けているナスに塩をかけてる
「ナスが塩を拒否してるから、塩が炭火の上に墜ちてるよ。
無駄なんじゃない」と言うと
「だってさ、塩買って来たから使いたいんだよ。」
へぇ、こんなこと言うんだ。

2次会、3次会まで付き合ってしまった私。
Ｓ君が
「小林さん（私の旧制）は遠いから、オレが遊園まで
タクシーで送るよ」と言い出した。
でも、Ｓ君が酔っているのでＷさんとＡ君も同乗することになった。
車内でＳ君がＡくんに絡んだり、訳わかんないことを言ったりすると
Ｗさんが真剣に真顔で説教をする。
「Ｓ君、もういい年なんだから、飲み方も考えなくちゃいけないよ。」
てな調子。
そんなことが延々続き、バカバカしい限りだった。
遊園までのタクシー代はそれなりの金額。
結局、酔っているＳ君を送ってから遊園駅まで行く事にし
Ｓ君に
「送って行くけど、あなたがタクシーで帰るって言いだしたんだから
タクシー代は出してよね」を強調。
酔っていてもその事だけは忘れなかったＳくん
一万円札を出し、Ｗさんに渡そうとすると
「Ｓくん、こういう事はしないで！！私とあなたは同級生なんだから！！
こんなことしたら、本気で怒るわよ！！」と怒りだした。
なんで？？？あなたも同意見だったのに…。
困ったＳ君はお札を持ちかえ、私に渡しながら
小さな声で「助けてくれよー、助けてくれー」と呟くのだった。
なんだこの流れは。
どうもＷさんは無職だから生活を切り詰めているって話をしたことで
羽ぶりのいいＳくんが同情し、自分にお金をくれようとしたと思ったらしい。
そんな事ありえないでしょって話だけど。
勘違いもはなはだしい。
全く世話の焼ける二人です。
Ａくんが同乗していてくれて良かった。
Ａくんの株は急上昇でした。

昨日、友人が無事に帰れたかどうかを心配し電話をくれたので
タクシーの中での事を話すと
あの二人は中学の時と変わらないねぇとあきれていた。
ほんと、成長してない二人です。

Ｓくんが持って来た採りたてのキュウリは美味しかった。
最高の贅沢だと思った。
残りをこっそり持ち帰ろうとしたら、みんなにバレて分けられ
2本になってしまったのが残念だった。

キュウリが食べられるなら来年も行きたいな。
ブルーベリーも美味しかった。
幸亀園