ゆずぽんのつぶやき

平凡が一番。そう思っていても毎日、小さな出来事、事件、悩みが・・・。
心の中の小さな波をつぶやくことで解消出来るかも。

あっけない…。

2015年06月19日 07時06分32秒 | Weblog
昨日、出勤すると学童部の責任者の姿が。
学童は午後からなので、出勤は10時過ぎ。
「早いですね。どうしたんですか?」と
聞くと
思い余ったような表情で
「昨晩、T君が亡くなったんです。」
あまりに力ない声だったので聞き取れず
聞き直すと
「昨晩、息子の足に鉛筆の芯が刺さって
救急外来に行ったら、T君の母親がいて
どうしたのかと聞いたら、Tが死んじゃった
と」
耳を疑った。
T君は巨漢でパワフルで生命力あふれていて
だから、死ぬなんて考えられない。

原因は食べた物を嘔吐して、
それがのどに詰まって窒息死したとのこと。
T君は満腹感をなかなか得られないので
かなりの量を食べる。
家に帰ると、冷蔵庫の前に陣取り
中にある物をなんでも食べてしまうと
聞いたことがある。
それにしても…。

学童の責任者に言った。
T君は、あなたを呼んだんだね。
自分が突然死んでしまって
母親は混乱するだろうから、
その母親を助けて欲しいと、
側にいてやって欲しいと、
そうじゃなきゃ、こんな
偶然ありえない。
彼もそう思うと言っていた。

重度の身体障害者の母親が
午後、訪ねて来た
そして
「私達は子どもを残して
死ねないと思っている。
その子は親孝行をしたのよ。
そう思って諦めるしかないの。」
と話してくれた。

そうかもしれない。
でも、あまりに突然だし
あっけなさ過ぎる。
ママは自分が沢山食べさせたからと
自分のことを責めているようだ。

ママにかける言葉はない。
ただただ、見守るだけ。




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