大雑把な日常

日常のあれこれ。

汽車の旅

2012-09-01 | 

東北新幹線は上野駅にも止まります。

東京駅から乗りましたが、

その事実も知らなかった。

お弁当は何を買おうかしら。

お茶とお酒と雑誌・・・それから。

とキオスクであれこれ考える。

そんな旅の醍醐味を久々に味わいました。

電車の旅、楽しいです。

八戸までは約3時間。

田園風景が続き、山が見えてきて、気がついたら

仙台、盛岡、そして八戸。

新幹線の中で

うちの子は具合悪くなった。

お昼時でみんなが各々お弁当を広げていて

いろんな匂いが充満していたからだと、思います。

思った以上の至近距離で、

それぞれのタイミングでご飯を食べるから、

戸惑うよね。

早めにお弁当食べて、お酒飲んで寝ちゃう。

が、できる大人に早くなあれ。

 

それにしても、新幹線の早さたるや。

3時間で日本の北の端っこまで行けてしまうのだもの。

念のため、車だとどれくらいだろうと

グーグルマップで検索したら9時間かかるって出ました。

新幹線の座席ポケットに

JR作成の旅の雑誌が入っていて、

そこに

奥の細道をめぐる旅の特集がくまれてました。

芭蕉というおじさんは

この距離を歩いたんだよ。

車で9時間でも嫌なのに、歩いたとな。

3時間で着いた人間と、思うこと感じることは違うだろう。

言葉は身体性だと私は思うので。

身体をとおして、発信されたことこそ説得力を持つ。

だから、すごいのかも。

いや分かった風ではいけない。

だから…ではなく、とにかくすごい。

歩いた事実だけでもすごい。

奥の細道、いつか辿ってみたい。

 

毎回思うことだが、旅が大好きだ。

明日旅に出ろ

と言われれば、行くことができるくらい。

いや安全な国なら、どこにでも。

どうやってなるかは知らないけど

新幹線や飛行機の座席ポケットに入っている冊子に文章が載る人間になれるよう

なにかしらの努力しようと思います。

 

 

帰りはこれじゃなかったけど。

行きはこの格好いいお顔の電車。

盛岡で

秋田行きと青森行きに車両が分かれる

という事実にも

子どもみたいな興奮を覚えました。

コメント
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