世界中に、Happy を smile を!

どんなときも笑顔で!元気よく!毎日カンシャ!
みんながhappyでsmilyな世界になりますように。

作っちゃいました!!

2006-05-18 04:34:24 | こども

いえーい、深夜に作っちゃいましたヨ

THE「ぬいぐるみ病院のブログ」
パチパチパチ~♪↓↓↓
http://tbh-japan.jugem.jp/

ずっとぬいぐるみ病院の全体のHPを作れないかなと思ってたんだけど、更新大変だし、引継もあるからブログにしましたYO!
是非是非覗いてみて下さい。

ぬいぐるみ病院との出会いが私を大きく変えまして(笑)、
ぬいぐるみ病院と出会ってなかったら、こんなにI-Jに関わってなかったわけで。
学生時代頑張ったこと、の3本指に入るんじゃないかな。
(1に部活、2に友人と遊びまくること、3にぬいぐるみ病院、かな。)
3番目とは言っても、そんなにめっちゃぬいぐるみ病院をやっていたわけではなく、
実際ぬいぐるみ病院を始めたのは2年生の終わりからだし、
ただ、ぬいぐるみ病院と関われば関わるほど、ヘルスプロモーション、公衆衛生、小児保健にぐんぐん引き込まれていった自分がいるわけで。
公衆衛生やらヘルスプロモーションやら健康教育に費やす時間や自分自身の頭の中の比重は、学校の授業なんかと比べものにならないくらい、考えてるハズ。笑
小児マニア、ヘルスマニアといわれよーが、気にしないもん!
他の大学に友人がいっぱい出来た。
自分の大学の他学年・他学類(看護・医療科学とか)にも友人がいっぱい出来た。
公衆衛生の先生ともお近づきになれた。
つくば市の幼稚園保育園に詳しくなった。
ぬいぐるみ病院を支援して下さる会社に出会えた。
他の医学生でも先生でも、人に話すとき、自分はこうゆう活動をやってきたと胸を張って言えるものを持てた。
やりたいと思ったことに、ビビらず挑戦することが出来た。
何が嬉しいかって、
自分の呼びかけに答えてくれる、仲間に出会えたことが本当に嬉しい。
自分のお医者さんごっこに真剣になってくれる子供たちに出会えて嬉しい。
ぬいぐるみ病院活動を通して、少しでもなにか、plusなimpactを子供たちに与えられたら。
学生達にpositiveなenergyを持ってもらえたら。
地道なLOCALな活動だからこそ、継続させたい。
私が卒業しても、年に2,3回続けて欲しい。

今年になって、年3回実施させてくれる保育園を探している。
もう、3カ所断られた。
でも昨日ひとすじの光が見えた。
友人の知り合いの保育園が年3回実施にOKサインをくれたようだ。
まだ直接会って話してないから分からない。
またいきなり断られるかも知れない。
けれど勢いで実施した去年を越えて、今年は計画性を持って、効果のある内容にして、ちゃんと評価することを目標にしたい。
そのためにも理解ある保育園を見つけたい。
今年は出来れば、テーマを設定して研究に繋げたい。

やれるだけやろう。
自分がぬいぐるみ病院と出会ったのも、何かの運命だし。
とことん、6年生までに、基盤作りをやってやろうじゃない♪
自分のために。スタッフのみんなのために。
これから出会う、子供たちのために。


こころ

2006-05-17 02:05:29 | その他

人の心はほんと、読めない。
自分の心も、伝わらないときもある。
元気そうな友達が、すっごく落ち込んでいたり。
友達の何気ない言葉に、めっちゃへこまされたり。
相手の奥底なんて、読めるわけない。
だからこそ、ちゃんと考えないと。
落ち込んでる友達には、かけて欲しいと思っている言葉をかけてあげたいし、
私が言われたくないことは、友人とはいえあっさり言わないで欲しい。
それを表現することも必要だよね。

今日は久しぶりに落ち込んだ夜でした。
いつもいつも元気な人間、タフな人間なんて、いないもんね。
私だって、凹むのよ~!笑

なんてね、明日の朝には元気に復活します。
話を聞いてくれたよーこ、ありがとう^^

自分の一言が簡単に人を傷つけてないか、ちゃんと考えて言動には心を込めたいな、と改めて思う。

ま、でも、元気さだけが取り柄なので!
明日にはけろっとしちょんやろうな~笑
Tomorrow is another day!
明日は快晴がいいな。晴天なだけでテンション上がるから☆


後半戦

2006-05-14 02:49:05 | その他

気がつけば、大学生活も後半戦で。
今ちょっと疲れるくらい忙しいのは、転換期だからかな。
or 移行期か。
しょうがない。
やりたいことは全部やりたいもの。
ここで5月中にやると決めたことを、明記。自分に宣言。
personalな話だから、気にしないで下さい、みんな。笑
大事なのは、決めたことを忘れず、一歩ずつ前進すること。

◆VOLLYBALL
・スパイクの決定率を上げる。特に長いラリー後。サーブミスは無し。
・練習作り。まとまり。(みんなをみること、叱咤と激励。)
◆STUDY
・レジュメは1週間以内に絶対書く。
・研究室は公衆衛生と社会医学をうまく活用。
・テスト勉強を5月中旬から始める。STEP読もう~。
◆IFMSA
・HP能力アップ。フラッシュも。(切実に!)
・ぬいぐるみのブログ作る→全大学担当者とやりとり。
・あと6ヶ月何をするか?何を達成したいか。
◆学生部会
・開発経済の本を読む。
・来年のポジションを考える。
◆PERSANAL
・骨髄バンク登録(お誕生日に登録しようと思ってたのに、流れ流れて、5月。早くやろうっと。)
・TOEFL申し込み、出来れば受験は夏までに1回。
・ボランティアに電話。(小児)
・将来プラン(この3年)立ててしまう。もちろんフレキシブルに。夏の計画。
◆HP
・activityをもう2,3個載せる!
・スケジュールは2,3日に一度は更新♪
◆その他
・本を読み切る。(家中溢れている本達の整理。)
・もう少し計画的に行動する。笑

大事なのはフィードバック、5月の反省を月末にします。お楽しみに。


積極性

2006-05-12 02:06:03 | 公衆衛生
積極性こそ全て!

今日は医療保健政策のゼミに行きました。
きっかけは、ぬいぐるみ病院含め、最近お世話になっている公衆衛生系?の先生が合同ゼミを開くということで。
かなり押し掛け気味になりましたが、行って良かった!!
やっぱ、ひよってないで、物事全て、積極性☆★を実感した日でした。

フィールドフェローももしかしたら行けるかも(かもかも)しれない。
そこで行くだけじゃなく、何を吸収して帰るか?次に繋げるか?
公衆衛生学会に、絶対来年発表してやる。
ぬいぐるみ病院に出会ったのも、何かの運命。
小児に対する健康教育のアプローチで何かやってみよう。とことん。
「学生なんだから、焦らずにやりたい研究をやってみなさい!」との先生のお言葉。
「やっぱ、自分から積極的に動かなきゃ~!」とも言われました。
自分で動けば、誰かが助けてくれる。
そう思える幸せな日でした。
そして、
自分の将来は自分の手で作る!
と、やる気満々になった日でした。

糖尿病

2006-05-10 10:31:49 | 公衆衛生

今2限は空き。
1限はなんと、「糖尿病」という講義で、メタボリック・シンドロームの話を聞いた!
今朝、同じような記事を読んでブログ書いたのに、運命的だな~なんて思いながら聞いてたけど、面白かった。

糖尿病の怖さは、高脂血症や高血圧よりも治りにくいとこ。
無自覚なところ。
神経障害がでるところ。
網膜症、下肢切断。
色々あるけど、糖尿病予備軍1600万人!

どうやって生活習慣をかえるために、アプローチしていくか?
ここに私はすごく面白いなと思った。
先生自身「万歩計」つけているんだって!!
たまには授業にちゃんと出ると、こんな風にいい先生と出会えたりするのね、なんてしみじみ。
あの先生の研究室行こうかな。

先生いわく、
「君たちはまだ、自分の健康に地震があるでしょ?
健康って概念ができて自分の健康を守りたいと思うようになるのは、50代からだって。」

うーん、確かに。
だからこそ日本人に乏しい「健康」「HEALTH」って概念をどう定着させていくかが大事なんよ。
「HEALTHを自分の手で作る」ことが大事。
これ、EAMSCでのプレゼン発表で言ったこととかぶるなぁ。
やっぱ、この概念はすっげー大事と再確認。

実践するのが難しいのよね~
昨日の夕飯、マックだったんだもん。
ほんとに、ほんとーに、自分の身に置き換えて考えなきゃ。


メタボリックシンドローム

2006-05-10 08:05:16 | 公衆衛生
つい先日の厚生労働省の発表を見た人も多いよね。
「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」
心筋梗塞、脳卒中、等、重大な生活習慣病を引き起こしかねない。
40-75歳の男性の2人に1人とか。
その人数、2000万人!

これがどれだけ深刻なことか。
医療費がどれだけ将来的にかかることか。

ぬいぐるみ病院(子供の頃から生活習慣病にならない生活作りが目的の一つの、子供に対する健康教育活動)に力を貸して下さっている会社の方の、メール。
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しかし、中高年だけでなく、今は小児肥満も増えていますね。
そういった意味でも、やや趣旨は違いますが、ぬいぐるみ病院として
子どもに啓発をしていくことの重要性は計り知れないと考えます。
全国の医学生にぬいぐるみ病院プロジェクトの存在を知ってもらい、
全国的に展開していくことができれば素晴らしいですね。
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うーん、もっと頑張ろう!私!
ぬいぐるみ病院の可能性、ポテンシャルの高さを、感じました。
将来を作る子供たちのhealthのために♪

自閉症の子を育てるということ

2006-05-10 07:39:40 | こども

あるビデオをお母さんが送ってくれた。
ドキュメンタリー部門で賞を取った、とあるノンフィクションの物語。

「うちの子」
~自閉症という障害を持って~

名前は聞き覚えがある、自閉症。でも、まだまだ誤解が多い。
親が虐待したんじゃないの?え、引きこもり?
親の育て方が悪い?
違う、自閉症は先天性の脳の障害だ。
社会性の遅れ(声の調整ができない)、発達の遅れ、言語障害、こだわり行動、変化が苦手。
他者を認識できない。
だから逆手バイバイが特徴だ。
(人が自分に対して手のひらを向けてバイバイするのを見て、人に対して自分の手のひらを自分に向けたままバイバイするのだ。)

…自分があと何年かして、幸せな結婚をして、妊娠したら、子供好きな私は多分、すっごい幸せだと思う。
…その子が産まれて、その子が障害を持っていたら?
…幸せ?

かねやん(6歳)は自閉症だった。
診断されたのは3歳、弟と比べて発達が遅れていることから気づいたお母さん。
視線が合わない。
コミュニケーション障害があり、伝わりきらない思いを暴れたり、走り回って、表現する。
周囲にはただ、しつけのなってない子としか見られない。
自閉症の子は育てにくいと親さえも思ってしまう。
「出かけていて、人に謝らないことはない。」

自閉症の子を持つ親たちの、生々しい叫びが、胸に突き刺さった。
「自閉症と診断されたときは、目の前が真っ暗になった。産まなければ良かったと思った。」
「(診断されたとき)3日3晩ご飯がのどを通らなかった。水分もいっさい。」

自閉症としてこの子をどう育てていくか。
お母さんの葛藤がものすごい。
色々な工夫をして、一つずつゆっくりと、時間をかけて、教えていく。
それでも二次障害が起こってくる。
(伝わりきらない思いがストレスとなって、睡眠障害が起こるのだ。)

子供の障害を苦に無理心中する親もいる。
このドキュメンタリーのすごいところは、実際に自閉症の子と無理心中したお母さんの家族にインタビューに行って話を聞いていたところだ。
(自殺した母親のお母さんにインタビューして)
「あの子はねぇ、挫折を知らなかったんですよ。今まで順調な人生を送ってきましたから。(子供が自閉症と分かって)がっくしきたんですね。」
別の事件で、自閉症の子を殺して自殺した母親のことがメディアに載らなかった。
その殺された子の思いはどうなる?
また別の、持病を持つ母親へのインタビュー。
「あと10年は頑張って育てて、その時人に託せる状態じゃなかったら、一緒に逝こうかなと思ってる。」

あるお母さんの心の支えは、ある詩の一節だそうだ。
「障害を持って生まれる子は、心ある二人の所に産まれなければならない。」

でも、このドキュメンタリーは暗い話ばかりじゃない。
自立して社会で生きている自閉症の子も出てくる。
こんなコメントをする母親も出てきた。
「娘が自閉症として産まれて、本当に感謝している。素晴らしい人生を生きれるんだ娘と。」

そして、最後には字まで書けるようになった、かねやん(7歳)。


このドキュメンタリーを見たうちの母親は、涙、涙だったそうだ。
母親になるときっと視点が違う。
私が子供だったときの子育ての苦労と比較して、同じ母親を経験している1人の人間として、思いは深いのだろう。

…自分は、自分の子がどんな病気を障害を持って産まれてきても、両手を広げて「産まれてきてくれてありがとう」と言いたい。
…その心の準備とその理解を持った人になれるのか?
…自分もきっと仕事をなげうって、子供を育てることに一生を費やすかも知れない。
…でも、それもきっと、神様が私にお与え下さることなのかも知れない。
(なぁんて、宗教心はないけれど、ほんとにそう思う。)

私は小児科医を目指している1人の学生として、お母さんになりうる1人の女性として、もっともっと障害や先生の病気に対する理解や知識を深めてきたいし、それを周りの人・社会にも理解を広げられるような活動が出来る存在になりたいと思う。
というか、その使命を持ってると思うんだ。(笑)
医者である前に、1人の母親として。
そうゆう目線で母親として向き合える、小児科医になりたいもんだ。

「人間って生きていくことが素晴らしい。」


Gwのまとめ

2006-05-07 00:24:13 | 参加したイベント

今年のGWは充実してました。
4月30日 埼玉に行って来ました。
5月3~5日、長野に行ってきました。
写真は、佐久で行われていた熱気球フェスタ。車で通りがかり、慌てて撮ったもの。

まとめ
4/30@埼玉
目的
・写真展に行く(山本敏晴先生にお会いする。)
・ホテル・ルワンダを見る
感想
(ホテルルワンダは前のブログに書いたので、写真展の方について。)
・山本先生に本当にお会いできるとは思わず、びっくり。
・あの、「世界で一番命の短い国」の著者さん。私にとってはmost impressiveな本で、感動。
・写真は、どれも先生自身がとったもので、レンズを通して先生の目になった気分になれた。
・前本に引き続き、「アフガニスタンに住む彼女からあなたへ」と言う本をゲット。(読み終わったらまた感想を報告します。)
・本を半分くらい読んだ今思うことは、本当に意味のある国際協力とは何かを、悩みながら活動を続ける山本先生にますます共感の意と、自分なりの考えを持ちたいということ。
・この本は非営利(印税ゼロ)な点にも、すごいなと思ったり。
・とにかく、世界を自分の目で見たい。感じたい。
・一期一会、この人・この本・一つの出来事との出会いを、大事にすること。

5/3@佐久
目的
・佐久総合病院の見学(雰囲気を見たい)
・N先輩と語る
感想
・目的意識も低いまま、病院見学に来てはダメだ。病院の何が見たいのか、どんなことを知って、どんな情報を他との比較に使いたいか。(病院探しは、今から勉強だ。)
・びっくりするくらい、佐久病院は古かった。(外見)
・研修医の部屋があって、部室みたいなイイ雰囲気だった。
・週に4回当直をした先輩の顔が疲れていた(ように見えた)。
・研修医の先生方といっぱい話せて、面白かった。病院の裏側、研修医の裏側を垣間見た気がした。(研修医の男の先生方は、遠距離恋愛を頑張っている!女の先生は…。きゃ。)
・佐久の良さは、環境の良さ。
・働くのが楽しい、という雰囲気が◎。みんな教育熱心っぽいし、看護婦さんも親切。
・我がT大学病院もいいとこ、悪いとこ、あるみたい。
・メディセンは意外と(?)、すごい病院らしい。
・研修医になってからは本当に時間がないから、色々やるのは今のうち!
・卒後の初期研修と後期研修の意味合いの違い。

5/4-5@軽井沢
目的
・学生部会の人達と仲良くなる!
感想
・ML上の人達と会うと実際の印象は全然違った。実際に会うって超大事。
・みんな国際保健にあつくて、やる気が上がった。
・自分にはまだ「これをやってきた」と言う経験も「これからこれをガンガンやりたい」って言うものがない、未熟さを痛感。(焦ってもしょうがないけれど。)
・N先生に会えた。(フレンドリー)
・10月の学会に行けないのはイタイ。(けどしょうがない)
・来年からのプランを考える。
・学生団体の良さも、個人活動の良さも、天秤に掛けてバランスよく、かつ、やりたいことはすべてやるモットーを貫いて、今度も頑張ろうと、また決意。
・どんな人にも、計り知れない背景があって、簡単に決めつけるのは絶対にしないようにしよう、想像する(推し量る)ことを忘れないようにしよう、全てのことに意味がある、と心に刻んだ。
(すぐ忘れちゃわないように、しなきゃ☆)
・3日間長野は晴天で、めっちゃ充電された!(私、ソーラー電池みたい、笑)滝がきれいやった。

また、日常に戻り、今日は朝から晩までバレーボール漬けだったけど、今度も頑張っていきたいと思わせる、いいGWの過ごし方ができて満足。
とにかく、しおとN先輩と学生部会のみんな、ありがとう。


HOTEL RWANDA

2006-05-01 01:56:45 | BOOKS&MOVIES

ホテル・ルワンダ
2004年度アカデミー賞脚本賞・主演男優賞・助演女優賞
いいから、見て欲しい。
これは”実際に起きた物語”。

1994年、アフリカ ルワンダ。
100日間に及ぶジェノサイド(大量虐殺)で100万人が殺された。
たった1人の勇気ある男が殺されゆく1200人の命を救う。

ルワンダには多数派のフツ族と少数派のツチ族の間に長年の民族間の諍いがあった。そもそもフツ族とツチ族との人種差別の争いを引き起こしたのは、先進国による植民地政策のせいだ。
占領したベルギーは、ルワンダを分裂させるため、同じ言葉、同じ宗教の人々を容姿の違いで「ツチ」か「フツ」かに分けた。IDカードなるものを発行し、ベルギーはツチ族を優遇し民族差別をたたき込んだ。
ベルギーが撤退した後、フツ族が今までの恨みをはらし、政権を奪取する。圧政が続くも、国外に逃亡していたツチ族がルワンダに侵攻し内戦が勃発する。
そしてフツ族の大統領が暗殺され(真偽は定かでないが)、日頃からツチ族に恨みを溜めていたフツ族の民兵達はツチ族全滅のため大量虐殺を始める…。

主人公はホテルの支配人、ポール。
フツ族の彼は、穏健派。
民兵のツチ族を侮辱するラジオ放送にも耳を貸さない。
なぜなら、ポールの奥さんはツチ族。
民族差別があっても、仲良くツチもフツも関係なく暮らしている人達ももちろん多くいた。
なのに、ある日突然、フツの民兵達による理由なき虐殺が始められる。
家族を守るため、隣人を守るため、ホテルに匿うポール。
行き場のない人達が避難民としてホテルに集まるようになり、ホテルの難民は1268人に膨れ上がってしまった…。

国連の平和維持軍は外国人だけを連れて撤退してしまう。
平和維持軍の大佐は言う。
「俺に向かって唾を吐け。
君が信じてる西側の超大国はルワンダは救う価値がないと思ってる。君らはアフリカ人だ。軍は撤退する。虐殺を止めもしない。」
街の虐殺の映像を世界中に流して欲しいと言うポールに、ジャーナリストは言う。
「世界の人々はあの映像を見て、恐いね、と言ってディナーを続ける。」
ルワンダ人を置いて国外退去する外国人が泣く。
「恥ずかしい。何も出来ず恥ずかしい。」

援助は誰も来ない。

ポールは妻に言う。
「もし民兵が(ホテルに)突入してきたら、ナタで殴り殺されるくらいなら、子供を抱いてここ(屋上)から飛び降りると約束してくれ。」
ポールは従業員達に言う。
(世界中の知り合いの有識者に電話して危機的状況を伝え救援を懇願した後、)
「電話を通してあなたの手と握手し、感謝している、と。そしてその手を離して受話器を置いた瞬間に、私は死ぬだろう、と言いなさい。相手に自分を恥じさせ、救援に来させろ。」


なぜ国連は、大国は手を差し伸べない?
100万人の虐殺が「大量虐殺かどうか判断できない」?

ポールは英雄なんかじゃない。
家族を、隣人を、同じルワンダ人を見捨てられなかっただけだ。
だって、「現実を見ている」、から。
生き延びようとなんとかもがいて、ぎりぎりの幸運続きで匿ったみんなを生き延びさせることが出来ただけだ。
いつ、誰が殺されていても、おかしくなかった。

でも、100万人中の1200人の命だけ。
100日間続いたから、1日1万人も殺されていたのか…。

正直、映像はきつかった。
何度となく、もうやめて、と思った。
でも目をそらしちゃいけない。知らなければいけない。
これはたった10年前の、出来事。
道にえんえんと続く死体の数々。
おとな子供関係なく、ツチなら殺す、いたぶる、民兵達。
惨殺を見てあまりのショックに言葉が発せなくなる、子供。

陽気に歌う子供たち。
民族的なダンス。
いきいきとアフリカの文化が輝く。
なのに、なのに。

エンディングに流れる歌詞に胸がえぐられる。
どうしてアメリカ合衆国はあるのに、アフリカ合衆国になることは出来ないのか。
どうしてUnited Kingdom(英国)があるのに、United Kingdom of Africaになることが出来ないのか。

どうして民族対立が起きるのか。
先進国の蒔いた種。
無責任な超大国達。


混沌としていて、私の中で渦巻く思いをまだ消化できない。
何もかも悲しいし、誰を憎めばいいのかよく分からない。
思考回路がストップしたままだ。

以前の私には戻れない、と思う。
大げさではなく、そう思うくらい、知ってしまったからには引き受けたものがあるように思う。
知らないことをもっと知らなければいけない。
感じたことのないことを感じなければいけない。
残酷な現実を認めなければいけない。
これが現実。
ひどい部分も、醜い部分も、人間の弱さも。

無知な自分、非力な自分がもどかしい。
人種差別、暴力、非人道的行為、貧富の差のある世界が、憎い。
「見て見ぬ振り」をするrich peopleである自分が恥ずかしい。

見過ごせない。
そんな思いに頭がいっぱいになる。
とにかく、悲しい。

考えがまとまらないままなので、また書きます。