今日学校が早く終わって。
前々から、行こう行こうと思ってた「骨髄バンク」登録してきました。
別に大それた理由があるわけでもないけれど。
良いことがしたくなったわけでもないけれど。
気軽な気持ちで行っても、いいよね。
だって、明日は我が身。
いつ、私だって、私の家族だって、友達だって、白血病になるかもしれないもの。
苦しんでいる誰かのために。
そして、それが自分のためになるかもだし。
つくば市なら、センタービルの献血ルームで出来る。
おばさんが丁寧に説明してくれる。
骨髄移植をするとしたら、茨城県では筑波大学付属病院、土浦協同病院、水戸の県立こども病院。
大学の附属病院で実際に提供する身となった場合、木曜日入院、金曜骨髄採取、土日様子みて、日曜か月曜には退院。
(4日ですむなら、授業も部活も学校もどうにかなるな。横、家からもすぐそばの大学病院なら、安心だなぁ。。)
骨髄移植までの流れ。(結構、知らないっしょ?)
①登録して(たったの、2mlの採血で終わり。)、
②患者さんとHLA(白血球の型)が適合すると、
③コーディネーターを介して確認検査(提供の意志に変わりがないか)
④最終同意(これをすると提供意志の撤回はできません♪)
⑤提供一ヶ月前に、健康診断受けて、
⑥1~3週間前、自己輸血のために採血しておく(骨髄提供時に貧血を軽減するため)
⑦いざ、入院、採取!おわり。
骨髄液は、腸骨に左右(なんと!)数十カ所専用の針を刺して、500~1000ml採取。
全身麻酔下で、1~3時間の手術。
術後一ヶ月くらいは、コーディネーターが健康状態をフォロ-してくれる。
ドナーはこんなもんだけど(いやいや結構痛いのかもしれないけど)、
レシピエント(患者さん)を考えると、本当に大変だよね。
抗ガン剤治療、放射線照射などの前処置。
吐き気や脱毛に耐えながら。
骨髄液は点滴で静脈注射。
そして、それからが無菌室生活、GVHD(合併症)なんかに耐えながら社会復帰を目指す。
平成16年度のデータを紹介。
ドナー登録:204,710人
患者登録:18,033人
移植実施例:6,339例
(HLA適合率は92.5%、うち90.5%が確認検査に進み、そのうち、最終同意・移植日程調整に進んだのが66.1%、移植できたのは55.5%)
HLAが適合してても実施できなかったものの理由
<ドナー側>
・健康上の理由
・都合つかず
・連絡とれず(引っ越し等)
<患者側>
・他のドナーに決定(選定ドナーが複数いた)
・要体の悪化
毎年、日本で骨髄移植を必要とする患者さんは、少なくとも2000人以上。
ドナー登録は約21万人。
登録が30万人になると、希望するほとんどの患者さんにドナーが見つかるという。
別に私は回し者じゃないし、強制もしない。
興味が湧いた人は、登録すればいいと思う。
友達は抵抗感があると言ってた。
それも1人の意見だから、私は何も言わなかった。
私は、私の白血球と同じ型の、私との適合を待ってる人がいるかも知れないから、じぶんは健康に生活してなきゃなと、思った。
なんとなく、気が引き締まった。