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サンパウロ

2009-02-04 12:15:46 | その他

ブラジルは、もはやかなりの富裕国なのを、知ってる人も多いのかな?

昨日の夜、寝る直前に付けたNHKで、こんな番組を思わず見入ってしましたした。
NHKスペシャル 沸騰都市シリーズ ~サンパウロ~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090201.html

かつては、貧富の格差が世界有数と言われた、ブラジル。
今や、中流家庭が人口の半数を超え、車の所持率が毎年うなぎのぼりだ。
ブラジルの世界的にも注目されている高成長を支えているのは、35年前から政府が乗り出した、『エタノール栽培政策』。
サトウキビを広大な土地で大量栽培しエタノールを精製、自動車の燃料とするのだ。

当初、その政策を知った海外の国々は、「ブラジルの政策は楽天的すぎる。考えが足りない。」と、呆れたそうだ。
しかし21世紀になって、エネルギー問題・環境ブームの大きな時代の流れに乗って、非常に大成功を収めている。
その技術は貧困からの脱却を目指すアフリカ諸国などたくさんの国々から注目を集めている。

ブラジルのルラ大統領は、貧しい田舎の農村出身だ。彼は演説で、
「われわれは、何年もの間、必死に働いてきた。
今こそ、長年欲しかった車が買える時代になった。
(日本製の)薄いプラズマテレビだって買える時代がきた。
大いに働き、大いに消費をしよう!
われわれは、金融危機には負けないのだ!!」と熱く語っていた。

25年パンやで土日も休まず働き続けた50代後半の夫婦が、初めて車を購入しているシーンがあった。
「運転は23年前に免許を取ったとき以来だよ。運転できるかな?」とはにかみながら、大事そうに、大事そうに、車やさんからもらった、「マイキー」を握り締めていた。

 

貧しかった生活から、豊かになる変貌。
昔の日本もこんな感じだったんだろうか?
労働の喜び、家族を喜ばせたい、家族に楽な暮らしをさせてあげたいという思い。
今の日本にはあまり感じられない、前へ、上へと、押し上げるようなエネルギーが、サンパウロには溢れかえっていた。

 

オバマ大統領だけでもなく、ルラ大統領も支持率80%越えだそうだ。
演説も力があり、国民がじっとテレビを見つめている様子が印象的だった。

麻生首相のニュースは、ワイドショーのワンシーンでしかなく、テロップで、揚げ足を取っているような毎日。
こんなんでいいのかな…

世界経済の流れ、力のバランス、どんどん変わってきている…
政治、経済、分からないことだらけだけど、ちゃんと目を開いて、見据えていたいと思う。

 

ちなみに。
エタノール政策の賛否両論
* http://www.bizpoint.com.br/jp/reports/oth/ro0511.htm
* http://news.ameba.jp/2007/08/6544.php  などなど 
イロイロなるので、興味があったら見てみてね。
情報は色んな角度から、みれるようになりたいものです。


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