いよいよ今日は大晦日。
今朝、洗濯物を干しながら、
「私だって頑張っておせち料理を作っていた頃があったよなあ」と思ったりした。
今や、我が家では何もできない主婦のような扱われ方をしているが、
そしてずっと主婦らしいことを何もしてこなかったように言われているが
私だってちゃんと主婦をしていた時代があるのだと一人息巻く。
かつて主婦業を真面目にしていた若き日、年末が近づくと「主婦と生活」「主婦の友」
など普段買わない婦人雑誌を必ず買っていた。
お目当ては「おせち料理」。
おせち料理の作り方がそれには載っていた。
「一の重」「二の重」「三の重」
おせち料理に無知だった私は、縁起物だからその通りに作った方が良いのかと
おせち料理の配置も考慮して、本を見ながらほぼ手作りしていた。
したがって大晦日は1日台所にこもりきり状態だった。
そうやって私も一人前に結構主婦業を頑張ってきたつもりだが、家族の
誰もそういう過去を認めてくれない。
今では「現在も過去もずっとグータラ主婦」という烙印を押されている。
ま!いいか!それで結構!
おせち料理は今は市内の料理屋さんに頼んでいる。
ここに頼むようになって何年くらい経つのだろう?
調べてみたら2017年の1月1日に「今年初めておせち料理を注文した」と
記している。・・・ということは注文したのは2016年の11月頃・・・。
と言うことは2022-2016=6
6年前から注文するようになったのか・・・
その前に「おせち料理手抜き期」が何年かあった。
スーパーなどで買い集めたものを重箱に詰めたり大皿に並べただけ・・・。
この時の記憶が家族に強く残っているのか?
今日はよく晴れて暖かく穏やかな大晦日。
のんびり新聞を読んだりテレビを見たり・・・
新聞の『読者の声』を読んで衝撃を受けた。
『トレビの泉 いざ再訪』という見出しで、
>妻はコロナが収束したらまた海外の旅に行こうといっています。
以前イタリアに行った際、トレビの泉にコインを投げて再訪を誓った。
その望みを叶えたい。(要約)
なんと投稿者は91才。奥さんは85才とのこと。
私はもう海外に行くことはないだろうと諦めていた。
もう無理だと思っていた。
なのになのに我が夫婦より遙かに年上の方がまだこういう夢を持っていらっしゃる。
精神的に老け込んでいる自分を感じた。
こういう気概があるからこの方は91才になっても元気に過すことが
できているのだろう。
今年、右膝が痛くなったりしたのを契機に私は急に精神的にも老け込んだ気がする。
来年はもっと心身共に若返りを目指す必要がある。(今年の反省点)
※私もかつてトレビの泉にコインを投げて再訪を誓った。
もう無理と諦めていたが、体を鍛えればまだ無理ではないかも???
12月26日からラジオ体操などを始めて今日で6日。
わずか6日間だけど日に日に足腰がしっかりしてきているのが
自分で感じられるようになった。
継続は力なり。来年もこれを続けよう。
※友達が牡蠣をたくさん持ってきてくれた。
幸せな年の暮れ。