城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

氏乗城山城(長野県喬木村)

2013年01月21日 | 長野県喬木村の城址
現状:神社、山林等
遺構:郭、空堀
状態:良く残っています。
表示等:なし
駐車場:なし

下氏乗集落の北側、小川川と胡桃沢の合流地点に位置します。
北側の胡桃沢方向と西側の小川川に接する斜面は非常に急峻で天然の要害
となっています。

城山には三つのピークがありそれぞれに郭が築かれ尾根筋には複数の
空堀をみることが出来ます。
各郭とも切岸状に手が加えられており見応えがあります。

と或る晩秋に訪れました。
ここは春には分教場跡にとても見事な薄紅色のしだれ桜が咲きます。

下氏乗の集落から胡桃沢へ抜ける峠から城山の神社へ上がる階段を進みます。
峠道も堀跡のようです。

途中、腰曲輪が見られます。
山頂部分に一段高く平場があり神社が祀られていました。

北側の堀は垂直に近いと思える様な急斜面でこのまま降りるのは無理のようです。

少し下った西側から回り込んでなんとか堀底へ。
右側が降りてきた郭側。

ここから先は矢竹が繁茂しており藪化していました。

堀から北側の郭へ登ります。
こちらも山頂部に祠が祀られています。
東側下に小さな平場、西側に少し広い平場が見られます。

尾根に沿って西側に進みます。
平場から落ちる様に下ると藪の中に二重の堀切が見られました。
その先は尾根上に細長い平場、堀切、細尾根と続きます。
途中の細尾根。

100m程で尾根上に土塁状の土盛と堀を挟んでその先に西の郭が見えてきます。

堀を越え急斜面を這い上がると三つ目の郭に到着です。
周辺はきれいに手入れされており心地良い里山といった感じでした。

南側下に腰郭状の緩斜面が見られました。

来た道筋をもどり、峠から北側の胡桃沢に下ってみました。
檻のようです。
くわばら、くわばら。






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