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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン164

2020-07-23 20:36:58 | ピアノ

       今回のレッスン練習は、前半は結構一生懸命練習していたのですが、後半にきて義母の体調不良や病院付き添いが重なり、練習が中途半端な感じになっていました。それでも、臆せず(?)レッスンへ。まず最初は、前回「藤井英一のジャズピアノトレーニングJAZZ」の30ページ、31ページのアドリブの付け方をどうやって弾くか。ブルーノートなども学びつつ、教えて頂いたところです。本当は、そこを理論から実践へと弾いてくるところでしたが、後半に練習できなかったので、かなりハチャメチャに(苦笑)。

  先生が、「やり方はいいけれど、リズムが途中でくずれていましたねぇ」「確かに、崩れちゃいました」「あまり、左手にこだわらずに、右に集中してみれば」「ところが、左手が、上のコードと違うので、ついそちらを注視することになって右に集中できないのです」と弁解する私。すると、「いやいや、これだってコードにあっていますよ・・・」のコードの説明をもう1度先生がして下さり・・・確かにそうなのですけれど、コードの基音はベースが弾くようになっていて、私が弾いている左手は、基音の上部分をテンションを加えたりして弾いていて、基音がないと難しくなる・・・・では、(基音を電子ピアノに入れて、それに合わせてリズムを崩さないようにして練習してきては)ということになりました。レッスンでは、以前のように先生に基音を弾いて頂くことに。

  実は、次のレッスンは少々先になりますが、去年と同じに大ホールを借りてのレッスンになっているので、ちょっと気合いを入れて練習してみます。

  2番目は、以前弾いていた、これも藤井英一さんの「ジャズ・スタンダード」から「サテン・ドール」を練習していました。これは後半に練習を始めて結構頑張っていて、最初は全然それらしく聞こえなかったのが、少し伸ばすところもしっかり気をつけて弾き安定してきた(?)ところでした。お披露目。

  「あっ、まずはそこまでで」と半分で止められちゃいました。「違ってますよ。何カ所もでてくるこのフレーズが、2:1になっていませんよ」「あれ、かなり苦労して2:1になっているはずなんですが・・・」

  「なってないですね」ということで、自覚症状のない私と先生が席を交代。「まずは、弾いていたのが、こんな」と私の演奏を真似して弾いたあと、正しい弾き方へ。「違い、分かりますか? 2つの音を特に1音目をスタッカートみたいにしているのを止めて、1つ目の音ははねずにタータ」「2:1ですよね。タータというこれですよね」ということで、席に戻って。 弾いては、ダメだしを何回か繰り返して、なんとなく違いが理解できたところで・・・

  「それを、キツい感じでなく、柔らかなジャズ風になおします」といいながら、先生が「このアレンジはさすがに(藤井先生)、いい感じですね」と席を交代。音を楽しむように、模範演奏へ。 途中から、先生独自のアレンジまで加わり、お~っ! 素敵な模範演奏会へ。いい演奏を楽しませて頂いたところで、あとは自分で練習してくることに。

  3曲目は、先生のオリジナル曲"lost tribes" の2回目。前回同様、まだどこに動いていくかが十分飲み込めておらず、途中立ち止まりながら、やや情けない演奏に。でも、アドリブ部分はどうにか練習していたので、うまく嵌まりました。「そうですね。あとは、弾くところを迷わないようにしながら、もう少し静かにゆっくりしたやや寂しげな曲の感じをだしてもらえれば・・・」ということで、もう1回短めに弾き直し・・・「まあ、これは こんなところで」卒業として頂けました。

  最後に、最近先生が出されたCD”A Brand New Days "に初収録された”A Valentine Out of Season"  を、前回できなかったアドリブ部分を中心に弾いてみました。「そんな感じでいいですよ」と、OKを頂きました。*CDの視聴できるページにリンクしましたので、お楽しみ下さい

  そして、"lost tribes" にかわる新曲として、やはり”A Brand New Days "* から”Return  to Zero" という曲を頂きました。先生がecomusicのために作曲・演奏した曲ですが、その時は違う題名がついていたのですが、今回CDに入れるのにタイトルを変更されたようです。*こんどは、アマゾンにリンクさせたので、よかったらCD購入をご検討下さいませ!!!

  音楽がこちらのそばにそっと寄り添ってきて、話かけてくれるような曲です。イントロの印象が特にそんな優しさに溢れていて、新CDの中で、私の1番お気に入りの曲です。CDでは、大編成で演奏している曲なので、ちょっとソロ・ピアノでの演奏は様子が違いますが、「それでも、この曲はソロ弾いても、どうにか大丈夫そうですね」と先生。「僕の演奏を参考に、弾いて見て下さい」とのこと。途中で曲の雰囲気が変わって行くのですが、基本は3つのバリエーションから構成されています。

  今日も、楽しいレッスンでした。先生の素敵な演奏も、2曲聴けて、癒やされました。”Return  to Zero"は練習していても、きっと心優しい気分になれそうです。

  さあ、次は大ホールだぁ!!!

 

   

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渡辺かづき先生とのレッスン163

2020-07-09 21:00:03 | ピアノ
      さて、いつもならまずは練習風の曲から弾き出すのですが、今回は「藤井英一のジャズピアノトレーニングJAZZ」の26ページからの「ブルースについての説明」が皆目 分からなかったことから、まず説明の補足を先生にお願いしました。

>ブルースのアドリブ・フレーズの特徴は(コード進行が例えば下のように)
  G7 / C7 / G7 / G7
  C7 / C7 / G  /G E7
  Am7/ D7 / G7  /G7 
  と変化しても、12小節を通じてメロディーに使う(音階=スケール)が基本的には変わらない。

として、Gのkey のブルースで使う4つのスケールが書かれていたのですが・・・その意味がまったく分かりませんでした。(上の2つのみ下にコピー)
    
   

 すると、先生は
このスケールは独特ですよね。このスケールで弾くと、ブルースの感じがでてきますよ。ただ、次のページに書いてあるように、
1)あまりコードの塊や、5度、4度の音程を出し過ぎると、ブルースの感じが壊れてしまう。
2)ブルースの感じを象徴している音は、Gのスケールと違う、6音のブルースでは、例えばD♭です。だから、ブルースらしくするためには、こういう音を使うようにする。
但し、この音を使う時は、そのまま使うと、こんどはそっちの音に引きずられて、曲が分からなくなってしまうので、(D♭を使ったら、となりのDやCの音に進むようにする。
という2点を気をつけるように書いてあるのですよ。

  と説明してくださいました。(あっているかな???)
  つまり、つかず離れず、ブルースらしさを出しつつ、でも、そればかり強調してGの基本からどこかに行ってしまわないように弾く、ということのようでした。

  そして、この6音のブルースらしい音階の中の3つの音をブルースの特徴を示す音として、「ブルーノート」というと説明が続き   
      
    ブルーノート! 聞いたことはありますが、店の名前?そうか、こういうことだったのですね。
  「そう、これがJAZZの基本中の基本ですよ」
  や~JAZZの入り口にもう入っているつもりでしたが、まだ、門の手前にいたのでしたぁ。  
  「あと、7thの#(F#)は、弾かないように!」 という注意を頂きながら、次回までにこの説明の練習に、EX8.9を弾いてくることになりました。

  さらに、初心者の私ために、実際にこの1)、2)をどう具体的に弾けばいいのか、右手のみでまずメロディーラインの模範演奏。続いて、右手をこのスケールで弾いていれば、左がブルースのコードに従ってG7、C7・・・と変わっても、右と違和感なく弾けるのを、EX9のアドリブの模範演奏で証明しながら弾いてみせてくださいました。 なるほどぉ~。納得。これは、本を読んだだけでは、絶対わかりませんでしたよ、藤井先生!   やはり、独学でなくてよかったぁ~~~。
  
  そして、やっとピアノを弾くお稽古へ。まずは、前回のレッスンでいただいた新曲"lost tribes" 。ecomusicのために作った先生のオリジナル曲です。
  滑らかには弾けず、随所でつっかえてしまいましたが、間違えてコードで弾いたり、リズムが違っていたりはなかったようでした。
  面白かったのは、「3になってアドリブした最後のAmからE♭に移る時が、どうしていいか凄く難しい」と嘆くと、先生曰く、「そうでしょうね。AmとE♭のコードの共通しているのは、C音だけですから。2に行く時も、AmがE♭になっていたでしょう。ここも同じ。だから、これは、共通するC音を最後に2つ重ねて強めにしっかり出してE♭へ移るんです」
  私の中には、C音の綱につかまり次の音に移るゴリラのイメージが浮かんじゃいました(笑) 「この曲は、あまり変化がなく単調なので、少しここで変化をつけてあるんです。よくみてもらうと、F6でAの部分を始めたのも、そのまま2でF6で続けていけもするけれど、わざわざFm7で少し変化させているでしょ。これも変化をつけたかったからなんですよ」
   (なるほど~。静かな流れるような曲も、単調に終わらせずに隠し味を入れているのだ)と、この曲の成り立ちも見えてきました。次回までにしっかり練習してくることに。

  そして、2曲目は、先生が最近だしたCDに初収録した”A Valentine Out of Season" を自主練習してきたのを弾きました。これは、先生が今回リリースした新CDに初登場した曲です。ただ、ライブではすでに何か演奏をしていて、ココにあるように4年前に四苦八苦しながらも既に弾いたことがありました。
  やはり、前回同様、アドリブが難しく、その時には気づかずに練習しましたが、アドリブのコードがどこのフレーズを使っているかが分かりませんでした。
  質問すると、「確かに、ちょっとこれは他の所と雰囲気違えてますが、D部分は、よく見てもらうと、Aのところのフレーズを例えばGm、 GmM7/ F#、 Gm7/F、 C7/E としているのを、Gm、Gm  GmM7/ F#、 GmM7/ F#・・・・と同じコードを2回重ねていって、最後だけ4小節をⅡ-Ⅴになるようにして、繰り返しのGmに戻るようにしているだけ。 実は、このAは曲の名前に因んでわざと拍子も違うし、メロディーも感じさせないけれど、”My Funny Valentine”のコードをここだけ使っていますよ」と、なんとそこのコードで”My Funny Valentine”を4拍子から3拍子に即座に変えながら弾いてくださいました。 「わぁ~、面白い!!!」

  今日はいろいろな作曲秘話を聞かせていただけちゃいました。
  ついでに、このタイトルは好きだった武満徹さんに「季節はずれのバレンタイン」ものがあって、作ってみたとのこと。
  私も青春時代に武満徹さんの小澤征爾が指揮する武満さんのレコードを買ったり、コンサートを聴きに行ったりしたのを思い出しました。懐かしいなぁ。何だか、今日は私が弾いた時間は短かったのですが、先生の音楽の世界で遊ばせてもらって、いつも以上に豊かな時間を過ごせました。

  音楽って楽しいなぁ。自分には、とても作れそうにないけれど、自分が子どもの時から結構音楽の世界に触れて生きてきたのだなぁ~と思い出せました。父が初めてステレオを我が家に買ってきた時のこと、初めてピアノを習いにいった先生の家のこと。ガーシュインの名のついたピアノを買ってもらった時のこと。父が持っていたガーシュインのレコードの洒落た音楽に、心躍ったこと。 あっ、でも遅くなりました。今日はこれくらいにします。
  あなたの音楽の思いでは?
  音楽は、いつも生活を彩ってきてくれたんだなぁ~と思いました。
  今日も楽しかった!!!

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墨田川の花火とライヴを満喫の夜

2016-07-31 11:28:56 | ピアノ

   最近はすっかり夏の恒例行事となった、私のジャズピアノの渡辺かづき先生の「隅田川花火鑑賞ライヴ」。
   6時半に浅草到着。警察が大通りの混雑を迂回するよう誘導しているので、それに従いぐるっと回って雷門前のライブハウスZINCに到着。 

   まだ少し明るさの残る7時から、さっそく雷門の右手の会場の花火が上がり始めました。
   この会場、雷門を見下ろす見晴らしのいいビル8階。

   その上、入口のエントランスから隅田川方面をみると、目の前にスカイツリーが見え、建物を挟んで左に花火が見えちゃいました。

   

   

   さらに、7時半にはZINCの面した雷門とは反対側の第2会場の花火の音が始まりました。
   こちらは、ZINCの会場内では見られないので、エントランスの階段から体を乗り出してみるか、道に降りて眺めることになりますが、打ち上げ場所との距離が近いので迫力満点。打ちあがると、音がすぐに聞こえる距離です!

   という訳で、こちらはこんな雰囲気。

   

   花火を眺めるというより、浴びるような気持ちにさせられます(ちょっと大げさですが・・・笑)
   
   そして、まだ下の方では警察が残っている観客を誘導している喧騒が響く中、こちらはさらにお楽しみの本番、渡辺先生のライヴが始まりました。
   今年は、例年のように歌姫を呼んでのライヴではなく、先生のピアノ・トリオのみのライヴでした。

   いつも新しいことに挑戦していく先生。今回はほぼ全曲にシンセを2台加えての演奏。
   私個人としては、先生のピアノの音が好きなので、特にメロディーラインをシンセで弾くのはちょっと勘弁を~という気持ちでしたが、伴奏にかわいい鐘のような音を入れたり、伴奏音としてのシンセ採用は雰囲気を盛り上げていい感じでした。

   各40分の2ステージの演奏、怒涛のような音楽のシャワー。花火とよい音楽で、目も耳も心もリフレッシュできる素敵な夜が過ごせました。
   来年も、この場所で隅田川の花火を楽しめるといいなぁ~~~~。

 *隅田川の花火を動画で楽しみたいという方には、youtubeに動画アップして、私の写真ブログの方で公開しております。 ココ からお楽しみ下さい。     

渡辺かづきトリオ 隅田川花火鑑賞ライブ演奏曲
 1部 1.Migration
    2.Across the board (新曲)
    3.A Valentine out of Season
4.エリーゼの為に(ベートーベンから)
    5.トルコ行進曲(モーツァルトから)

 2部 1.Circle on the Bridge
2.Wind of Change
3.Being Peace

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渡辺かづき先生とのレッスン71

2016-03-31 22:20:06 | ピアノ

  3週間あいてのレッスン。よ~く練習できたかと言われると、中だるみあり、忙しかったこともあり~。
  昨日時間ができて、練習した曲を自分で録音して聞き直してみた。ガマの油状態、汗タラり(笑)

  その後、四苦八苦できることをやってみたが・・・効果はそこそこ。う~んな状態で今日のレッスンに突入。

  オスカー・ピーターソンのジャズハノン「MINUET8」
  つっかえはしましたが、これは結構テンポやリズムを変えて練習していたので、OK。
  次回は先に進んでやってくることに。先生曰く、ここも次のもまだ「ブルースという形式で書かれているんだ」ということです。


  次は、"It's Going to Take Some Time" (カーペンターズの曲を渡辺先生がアレンジした楽譜)。
 「録音したのを聞いたら、リズムが微妙につんのめって前の音を食べたりしているところがみつかって、メトロノームでだいぶ矯正しておいたのですが・・・」と告白しつつ弾きだして、結果も、予想通りに苦戦。

  先生も「確かに、まだ音を食べているところがありますね」ということで、先生に食べているとご指摘を受けたところを弾き直す。
 
  致命傷は、先生に前回指摘を受けて、楽譜に赤丸もつけて「この音を落とさない。メロディー音!」とまでしていたところを、すっかり失念。
  いつの間にか、また落として弾いていたCの音(泣) しかも、その個所を何回弾き直してもなかなかマスターできない。繰り返し、繰り返し。
  やっと音が入って・・・本当に、何のための赤マークだったのか。反省、反省。

  先生ごめんなさ~い。

  アドリブのコードが違っていたところは修正したので、どうにか合格。

  ただ、どうもこの曲は先生が弾くと滑らかにメロディーが流れるのに、私だと「一生懸命な感じ」がでてしまう。リズムを間違えないように、音を間違えないようにというレベル。音楽の「楽しい」が全然でてない。

  自覚症状もあり、前回指摘された間違えも克服できてなかったので、次週に再チャレンジへ。
  「音学」でなく「音楽」目指します!

  次は、先生のまだCDになっていない新しい曲"A Valentine out of Season"。レッスンでは4回目のチャレンジです。
  "It's Going to Take Some Time"が、かなり自分の予想以上にうまくいかなかったガッカリの後で、こちらもやや影響を受けて、70点のでき。
  つかえないはずのところも外したり・・・。

  「こっちの方は、まとまってきましたよね」
  「結構、あちこちで細かくミスがでてしまって・・・・(反省、反省)」

  再チャレンジ。今度は少し落ち着いて弾けました。
  「これは、こんなところじゃないですかね」と先生。

  (これ以上はもう先へはどうにも行けそうにないです)という私の心の中の声と、先生の(これ以上は、もう期待できないだろうな)の声が合致したようです。辛くも、パス! (合格のパスと、通過のパスが同じって、英語の"pass"って絶妙な言葉ですね)
  
  そして、この後プラスアルファ。
  実は練習中に思い出して弾いていた"Last Freedom"。先生に頂いた楽譜にオリジナル楽譜もあって、そちらにあるイントロ、アドリブのコードを使ってCDから少し音を拾っていたがうまくいかないとご相談。

  イントロのコードに添っていると思ったCD部分は、ルバートという自由部分でコードにあっていないことを確認。アドリブは、コード通りで、私がちょっと再現してコードにはめて弾いてみると・・・「あ~そんな感じでしたね」ということで、音はめの方向も見えた。それで、「次回はこれをちょっと練習してきます」とひとり勝手宣言。イントロはある意味コードから自由になった分だけ、再現がむずかしくなったのかもしれないので諦めるかも~ですが、アドリブは少なくとも次回までにチャレンジしま~す。

  それで、それで、新曲のお願いへ。
  「”Crescent Moon”でも、弾いていないのがまだあります。他に”Longing For the Moon”とか。
  すぐに楽譜がでそうなのでいけば、カーペンターズもまだ ”Super Star”とかいろいろあるのでは」と水を向けると・・・・

  「それならすぐ出るし、簡単だから、いいかも」と先生。
  出てきたのは、”Super Star”の楽譜 ????  まさかの1枚????
  えっ?先生はこの1枚で弾いていたんですか? ジャズピアニストというのは・・・(絶句)

  「先生の簡単というのが、一番あやしい。先生が簡単に弾くのは、素人さんには滅茶苦茶むずかしいんですから」

  とぼやきつつも、期待に胸を弾ませて先生の模範演奏を録音させて頂く。

  「今のでなく、CDの方が簡単で弾きやすいかもしれないから、そこのところは適当に」
  それにしても、1枚の右手の主要メロディーにコードしか書かれてない楽譜でアドリブから何から、どうやって瞬時に弾けるのか、謎、奇跡。

  ところで、自分の楽譜を片付けようとふとピアノの上をみると、私のずっと弾きたいと先生に言い続けていた”Arcadia”の楽譜がピアノの上に!

  まさか?楽譜にしてくださっているのでは?まさか?

  残念、違いました。「ソロ用ではなく、トリオ用に考えてアレンジしてたけれど、ちょっと問題があって・・・CDのとも違うアレンジになっているので、これはちょっと無理ですね」 あ~まだまだ”Ardadia”は高嶺の花のままのようです。

  でも、とりあえず今日は新曲も1曲ゲット。"Last Freedom"のアドリブにもちょっと期待できそうで、次のレッスンまでがまた楽しみに。
  がむばります。
 

  
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渡辺かづき先生とのレッスン70

2016-03-10 21:41:30 | ピアノ

  今日はピアノのレッスン。2週間あったのですが、1週間目は孫と遊び、2週間目は仕事に追われ、やや練習不足。
  それを補うべく、今朝はピアノの練習に集中。

  それなりの成果が出てきて、いざレッスンへ~
  
  まずは、オスカー・ピーターソンのジャズハノンから。Minuet No.6 とMinuet No.7から。Exerciseは?練習はしたのですが、先生の前で弾くのは省略です。最初に、楽譜通りに弾いたら、「最初っから、シンコペーションつけてターッタと4分音符は弾いて下さい」とのことでシンコペーションを付けて弾きました。そうすると、ややつっかえ気味になるところもでましたが、御咎めなしで。ついでに、Minuet No.7も弾きました。

  先生によると、(曲調はブルース風ではないけれど、曲の形式が12小節で成り立っていて、そのコードの運びでこの2曲もブルース)だそうです。???。

  6はブギウギと書いてあって、どこが「ブギウギなんですか?」と問うと、「左手が6thのような感じでドファソファ・ドファソファとなっているのがブギウギ風」ということでした。7番は2分音符と4分音符が混ざっているのを滑らかに弾く練習。こちらも、つっかえましたが、先に進んでいいということになりました。だんだんジャズらしさがでてきましたよ。
  

  さて、まずは先生のまだCDになっていない新しい曲"A Valentine out of Season"。レッスンでは3回目のチャレンジです。75点くらいの印象で弾き終わりました。

  「テーマの曲のところはよくなりましたね。ただ、アドリブが問題多かったかなぁ」ということで、テーマのところは弾かずにアドリブのところを再度弾いてみました。

    確かに、アドリブは最初に書いたように練習不足で、やっと今日の午前中にどう弾くかが決まったばかりのところもありました。
    弾き慣れしてない部分は1度目はつっかえまくってしまいました。

    問題のアドリブ部分のみ慎重に再度弾くと、少しマシになりました。

   「さっきよりは、いいみたいですね」
   「実は、やっと解明がすすんだところで、弾き慣れてないんです。音はあっていますか?」

   音はゆっくり慎重に弾けばあっていたようでした(笑)。
   「では、次回までに練習して弾き慣れてくるようにします」

   残念!新曲ならず(泣)

  次は、"It's Going to Take Some Time" (カーペンターズの曲を渡辺先生がアレンジした楽譜)。前回先生に「そこまで難しいですか?」と言われるほどにボロボロになってしまった曲です。というのも、タータタといくか、タターターとなるか、タータターと、バリエーションがいっぱいあって、先生のアレンジは引っかけまくりアレンジだったんですぅ(嘆息) 先生が弾いていると軽やかに楽しそうなのに、苦しい!

  それで、苦しくならないように、これだけは練習できなかったとはいえ、弾きこんでありました。
  その甲斐あって、こちらも「テーマはしっかり大丈夫でしたよ」のお墨付きを頂きました。やった~!

  ところが、「でも、アドリブに問題個所がありましたねぇ」と先生。
  「ココ」と先生が指さしたのは、アドリブの始まったところで、曲調がちょっと変わるところ。
  まさかの(ここはちょっとうまく弾けちゃったじゃないですか~)と秘かに私が自信をもっていた個所。

   「!!!」

   「ええっ~。どうしてダメですか?」

   「ここはCM7/Gで、今弾いたのでは違うコードになっちゃってた。ボトムはGだけど、コードはG7じゃなくてCM7と書いてあるでしょ。だからCの音がしっかり入ってこないと・・・」

   「私は、最初の2小節はBナチュラル、あとの2小節はB♭を強調していくといいのかと思いました~」と驚いて言うと・・・

   「違うんですよね。CM7だから、しっかり入れてほしいのは<ド>の音。今弾いたのだと、入ってなかったですよね。ドの音」

   確かに・・・。

   「左でCM7のド、ミ、ソ、シの音が拾えていれば、右は自由でもいいんだけれど、ソミだけで左を弾いてたから「ド」の響きが左にないでしょ。だから、右でその音をとってくれないと違うアドリブになっちゃってたんですよね」

   ということで、「CM7でなくてもCでもいいから、その和音を大切に~」の指示にしたがい、右手に「ドミソ」を入れてアドリブを弾き直してみると・・・

   あ~ら不思議。私の弾いていたちょっと苦み走った?曲調から、明るい雰囲気に変わっちゃいました。
   コードCM7で先生がほしかったのは、「この明るさ」だったんですね。

   コードの意味がまた少し分かってきましたよ。
   [D][E]のアドリブ部分を全部おさらいして、後は問題がないことを確認。

   かくして、こちらも間違えを直して次回へ持越し。

   ざむね~ん。せっかくカメラも新曲を頂いて動画に撮れるようにしっかり充電も記憶容量もばっちりにしてきたのですが、今日は空振りでした。
   よし、次回は3週後なので、一気に2曲新曲を狙います!
   お~~~っ!!!

   
   
   

  

 
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渡辺かづき先生とのレッスン69

2016-02-25 18:23:43 | ピアノ

  今回は、孫が遊びに来たりで練習不足。その上、出かける前にその練習不足を補おうと練習していたら思いがけないミスに気づいて(汗)

  まずは、オスカー・ピーターソンのジャズハノンから。Exercise No.5 とMinuet No.5から。

  きわめて簡単な曲です。左を軽快に跳ねて弾いていたら、「ここは跳ねずに左手弾いてください」とのことで、跳ねずに弾いてOKに。
  逆に右手の8分音符も跳ねずに単調に弾こうとして、つい跳ねて~としていたら、「右は跳ねてもいいですよ」とのこと。

  楽に弾けました。「まだ、簡単だから、どんどん先にいってもいいですよ」と言われる。

  そして、先生の新曲"A Valentine out of Season"2回目。
  今日は、どうにかアドリブ部分も少し研究してきて譜起こししてきました。ただ、練習不足で左をちょっとリズミカルにすると、リズムががたがたと崩れやすく、「アドリブは、単調に弾きま~す」と宣言してスタート。

  あれあれ、でもできるはずの最初のところもつっかえてしまい、うまく弾きだせません(汗)。
  困ったけど、どうにか頑張ってアドリブもやって、先生の元の楽譜が5枚だったものを9枚になった私の楽譜をあっちにいったり戻ったりとしつつ、完奏。ゆらゆらしながらの完走という感じでしたが・・・フゥ(ため息)。
  でも、予想外に先生は、「曲の感じがつかめてきたんじゃないかな」と優しいお言葉。
 
  ということで、細部の検討に。
 
  前回のご指摘を受けたあたり、およびカウントが崩れてしまったあたりは問題なくOKとなりました。
  問題は、アドリブ。

  「3拍子なのに崩れてしまって何を弾いているかわからなくなってますね」
  「同感です<笑>」

  「ここは単純に左手はシンプルな3拍子でいいですよ。崩れてしまうよりは・・・」
   単純3拍子で次回までにしっかり練習してくることに。

  最後の部分も今回初めて弾いたので確認。9ページにわたる長い長い巻物をしまい終了(笑)。

  さて、次が問題の"It's Going to Take Some Time" (カーペンターズの曲を渡辺先生がアレンジした楽譜)。
  聞いている分には実に気持ち良くすっと入ってくる曲ですが、実は今日の出かける前の練習で、譜読みの甘さが発覚。
  これが最初にかいた汗の原因。

  リズムが微妙にあちこちで罠がしかけられているのに気づき・・・弾き直したり、印をつけたり慌てて対処しようとしたのですがタイムリミット。
  間違っていると分かっていて適当に弾くのも~と思い、四苦八苦で正しい弾き方にひきよせて弾いてみると・・・

  先生も「そこまで、難しいですか」と苦笑。確かに、本人も笑っちゃうしかない感じでした。

  「聞くとスッと入るんですが、弾くとなるととんでもないことになっちゃいました」
  悪戦苦闘をさらにちょっと繰り広げた上で、諦め。短時間で形にできそうもないので、終了。
  
  あとは、今日はジャズハノンの前回のブルースの形式の話から、音楽理論を復習し始めて分からなかったドミナントモーションのことについて質問。ドミナントモーションが安定のトニックにもどって行こうとする性質の話。サブドミナント・コードへのドミナントモーション。ドミナント7thへのドミナントモーション(DD)はⅡ7ーⅤ7でいわゆるツーファイブですか?と聞くと、それだとⅡmでなるのでツーファイブではないとのこと。

  ??。おやっ?まだ、やはり私はよくわかっていないことが分かりました(笑)。
  ちょっとまたこれも勉強し直してきます。

  でも、ドミナントが、常に落ち着き先を求めること。そういう中で音楽が作られている感触がつかめてきました。
  不安定と安定の中で音楽は揺れているから、心が動かされてマッサージされる?なんて考えてしまいました。

  今日は、練習不足でかなりひどかったですが、次はもう少し頑張りま~す!
  
  
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渡辺かづき先生とのレッスン68

2016-02-12 20:58:16 | ピアノ

  前回のレッスンから1か月も間が空いてしまったレッスン。その間、先生のソロライブに目黒と柏に行ったので先生の音楽には存分に触れはしていたのですけれども~。練習が、中だるみで中途半端でした(笑)

  まずは、「ジャズ・ハノン」の課題から。EXERCISE No.4とMINUET No.4 から。
  適当に自分の即興メロディーをつけて、というのを左手までも変えて適当な感じで弾いたら、先生に「違っていますよ」とまずちゃんと弾くようにと指示を受けて、やり直し。

  さらに、崩して弾くと「左は、単純にこのままにして、変化させていいのは右だけ」との声が。
  どうも、単純すぎて乗れなくて、テキト~にやってしまっていたので、お茶を濁すことに。スミマセン。

  Sec.Dのことを確認。T、F、Dで構成してもよいのに、どうしてSec.Dが入るかについて質問。Sec.Dというのは、7th(セブンス)の音になるけれど、最後の音が半音下がることで、不安定感のあるトライトーンとなる。それが、次の音で解決していく感じになる。

  ただ、ブルースの多い形式では、2段目の最後のA7はAm7とマイナーになることが多いし、それを受ける3段目の最初の音もDm7の方が多いとのこと。それって、Cの#も、Fの#もないこと。う~~ん。ともかく、この練習曲では単純すぎてブルースのイメージにならないのは、それでいいとのこと。

  次回はNo.5をやってくることに。今度は、左が単純でなく丁度ベースの音のように入る。今度も、基本的なブルースの形式は一緒という。確かに、T,T,T、セカンダリードミナント(Sec.D)/サブ・ドミナント(SD)、SD、T、Sec.D/Sec.D,ドミナント(D)、T, T と形式は同じ。ベースラインを感じる練習らしい。

  さて、今回は弾いてきたのは1曲のみ。CDにまだなっていない先生の新曲"A Valentine out of Season"。まずは、最初の主要部分5ページ中の3ページ目まで。つまらないところでも突っかかってありゃありゃ。うまく行きませんでした。
  順番に細部から検討へ。
  イントロ:慎重に弾くと、最初音のカウントが足りなかったりしたのも大丈夫になったようで、ひと安心。
  A:問題なし
  B: 4段目の最後の小節のC音は、2拍目でなく裏に入る。左手F#の音は3拍子の最後右のBの音で一緒に打つ。
  C:最後の後ろから2段目。最後が、Cm7/F、F7になっているところ。左のベース音が同じFだが、Cm7で要求されている音は、F7にはないGとB♭の音。それがF7の(F)A音に納まる感じが大事。ということで、間違って弾いていたCm7にないFをやめ、GとB♭音に変えた。

  修正をした上で弾き直し、どうにかそれなりになり、先生から「始めてにしては、曲の感じがつかめていたんじゃないかな」というお言葉を頂戴する。そして、これから加えていくアドリブのご相談。そして、最後の〆のくりかし3に行ってエンドに向かっていくところの確認。基本OKになって、アドリブを考えてくることに。

  コードというものの役割が、なんとなく最近見えてきたように思う。コードに込められた弾いてほしい音、作曲家の意図の読み方がわかってきたというか。まだまだ、戸口にも立っていないけれど、なんか面白くなってきた。

  そして、ジャズ・ハノンと”A Valentine out of Season”だけでは寂しいので、新曲をおねだりすると、「カーペンターズのシリーズの楽譜がまとまって出てきたんですよね」と言って、ファイルを出して、これが比較的譜がしっかり左も書いてある部分もあるし、ハ長調だから~と"It's Going to Take Some Time" の譜を頂きました~~~~。先生のCD”Every Moment in Love"に収録されている曲です。

  楽しみです!
  
 
  



  


  

  
  
 
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渡辺かづき先生とのレッスン67

2016-01-14 21:46:41 | ピアノ

   先日、白井市文化会館の大ホールで新しいCDを2日に亘って録音した先生。今日は珍しく「仕事しすぎて、体調が悪くて・・・」とお疲れの様子。これからさらにソロ・ライブなどが続くのでやや心配です。

   とはいえ、レッスン開始。
   まずは、「オスカー・ピーターソンのジャズ・ハノン」から。
   前回、MINUET3までやったというかやりましたので(?笑)今回は勝手に10ページのEXERCISE No.4とMINUET No.4へ。
   といいつつ、何をやっていいやら・・・指示のところに「ブルース形式と内容を知るチャンス。徹底的に練習したあと、学習者はこの左手伴奏に自分で作った即興的なメロディーをのせてみよう」というのが、どう載せていいやらチンプンカンプンなんです。

   「先生、ここに書いてある指示って、何をどうするのですか?」
   「これは、典型的なブルースの形式なんですよね。12の小節からできていて、これはCが基音になっている曲。
    最初はトニック(T)が3つ。最後は、2段目のFのコードがサブドミナントなので、その前に、そのセカンダリー・ドミナントが来ているんです。2段目は、そのF(サブドミナント)が2つあって、トニック(T)に戻る。そして、2段目最後は3段目の2つ目のG7がドミナント(D)に対して、最初のD7が、そのセカンダリードミナントになっていて、さらにそのセカンダリードミナントがA7で2段目の最後に来ている。そして、さっきの3段目の2小節目のドミナントの後は、トニック(T)に戻って、最後もトニックで終わる。これが、ブルースの基本形式なんです」

   「でも、ブルースらしく聞こえませんね」
   「そうだね、ブルースの基本だけど、これだけではブルースに聞こえない」
   「ブルース風に弾くには、どんな弾き方にするんですか?」
   「ああ、それはまだここでは要求されてなくて、だんだん後ろの方になると、ブルース風になってくる。ここは、好きな弾き方でOK」

   「好きって…例えばこんな」と、自宅で勝手に弾いていた、滅茶苦茶メロディーをつけると、先生が手を叩いてくださいました。
   「それでOK。それでOK]
 
   「本当ですか???」ということで、滅茶苦茶に何も気にせず遊んでいいことに。

   そして、曲はまずカーペンターズの"Sing" から。
   弾き終わると、「あれ、これ初めて弾くんだっけ?何回目だっけ」
   「(ドキッ、下手すぎました?) あの、2回目か3回目ですけれど・・・。前回はEの音が落ちているのをしっかり弾くという指示で~」

   「アッ、思い出した。それなら、これはもういいんじゃないかな。難しいし」
    私の限界を知っている先生の優しいご判断で終了(笑)

   次は、前回自信を持って弾いたら、「音割が違う」との予想外の指摘で、やり直してもうまくはまらず暗雲たちこめた「六月の木漏れ日」。美しい曲です。私が弾いてもそれなりに聞こえてしまうのは、和音やメロディーのハーモニーが絶妙だから?それで、気持ちよく弾いてしまっていたら、テーマの音割が正しくなかったということで、16分音符に分解して音を徹底的に叩き込みました。ふと気づけば、この曲のテーマが 16分音符を ・・・・・・・・、*・**・*・・ (*が打つ音)の基本からなっていて、・・・・・・・*、*・**・*・*、と2つ前と後ろに傍線の音を加えたり、・・・・・・・*、*・**・*・・と前だけ加えたりしながら進行していることに気づきました。こうなったら、・・・・・・・・、*・**・*・・の基本はOKがでていたので装飾音の追加の問題。

   気づいてからは、意外とすんなり弾けるようになりました。でも、前回の自信を打ち砕かれた経験から、慎重に弾いてみました。
   すると、「ずいぶん改善されましたね~。だいたい大丈夫でしたよ。もう1回ここを弾いてみて」

   言われたところを、さらに慎重に足でリズムを確認しつつ弾くと「あっ、ちゃんと弾けてる」
  「足で拍子をしっかりカウントしてると大丈夫です。うっかりすると外しますが・・・」と伝えると

  「そうだね。これもテーマがしっかり弾けるようになったし、いいんじゃないかな」ということで、アドリブのところを、自分なりに弾いたのと、先生の真似をして弾くのと2つ聞いていただいて、この曲も卒業。うれしいっ!

   そして、新曲。「もう、弾ける譜があまりないかなぁ~」という先生に、大胆にもまだCDも出ていないライブで先生がお披露目を初めている先生の新曲"A Valentine out of Season"の譜はいかがでしょうとおねだり。

  「最初と最後の方はフルに書いてあるし、できそうかな・・・」ということで、5枚と先生の曲では長く変化の多い?譜面が登場。
   そして、先生の模範演奏。あそこもここも、ウ~ンいい音と酔ってしまうような曲です。左の低音が響くところ、かわいく高く連なる音。調子の悪いと言っていた先生に6分5秒の素晴らしい演奏をして頂いちゃいました。
  この時間が生徒の特権。ピアノを習ってきたからこそのこの贅沢な時間。私にピアノを買って習わせてくれた、今は亡き両親に、心から感謝!

  自宅に帰ってさっそく弾いてみると、わ~こんな風に弾いていたんだぁと、指から生まれてくる音たちに感動。ピアノって最高に楽しい!
  レッスンを終えて外に出て、私が出てくるのを待ってくれていたお月様に
  「お迎えありがとう。先生が調子が悪いんだって・・・これからすごくソロ・ライブまで忙しい先生をどうぞ守って、月パワーを与えて下さい!」と祈りしておきました。
 
  

     

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