今回は、孫が遊びに来たりで練習不足。その上、出かける前にその練習不足を補おうと練習していたら思いがけないミスに気づいて(汗)
まずは、オスカー・ピーターソンのジャズハノンから。Exercise No.5 とMinuet No.5から。
きわめて簡単な曲です。左を軽快に跳ねて弾いていたら、「ここは跳ねずに左手弾いてください」とのことで、跳ねずに弾いてOKに。
逆に右手の8分音符も跳ねずに単調に弾こうとして、つい跳ねて~としていたら、「右は跳ねてもいいですよ」とのこと。
楽に弾けました。「まだ、簡単だから、どんどん先にいってもいいですよ」と言われる。
そして、先生の新曲"A Valentine out of Season"2回目。
今日は、どうにかアドリブ部分も少し研究してきて譜起こししてきました。ただ、練習不足で左をちょっとリズミカルにすると、リズムががたがたと崩れやすく、「アドリブは、単調に弾きま~す」と宣言してスタート。
あれあれ、でもできるはずの最初のところもつっかえてしまい、うまく弾きだせません(汗)。
困ったけど、どうにか頑張ってアドリブもやって、先生の元の楽譜が5枚だったものを9枚になった私の楽譜をあっちにいったり戻ったりとしつつ、完奏。ゆらゆらしながらの完走という感じでしたが・・・フゥ(ため息)。
でも、予想外に先生は、「曲の感じがつかめてきたんじゃないかな」と優しいお言葉。
ということで、細部の検討に。
前回のご指摘を受けたあたり、およびカウントが崩れてしまったあたりは問題なくOKとなりました。
問題は、アドリブ。
「3拍子なのに崩れてしまって何を弾いているかわからなくなってますね」
「同感です<笑>」
「ここは単純に左手はシンプルな3拍子でいいですよ。崩れてしまうよりは・・・」
単純3拍子で次回までにしっかり練習してくることに。
最後の部分も今回初めて弾いたので確認。9ページにわたる長い長い巻物をしまい終了(笑)。
さて、次が問題の"It's Going to Take Some Time" (カーペンターズの曲を渡辺先生がアレンジした楽譜)。
聞いている分には実に気持ち良くすっと入ってくる曲ですが、実は今日の出かける前の練習で、譜読みの甘さが発覚。
これが最初にかいた汗の原因。
リズムが微妙にあちこちで罠がしかけられているのに気づき・・・弾き直したり、印をつけたり慌てて対処しようとしたのですがタイムリミット。
間違っていると分かっていて適当に弾くのも~と思い、四苦八苦で正しい弾き方にひきよせて弾いてみると・・・
先生も「そこまで、難しいですか」と苦笑。確かに、本人も笑っちゃうしかない感じでした。
「聞くとスッと入るんですが、弾くとなるととんでもないことになっちゃいました」
悪戦苦闘をさらにちょっと繰り広げた上で、諦め。短時間で形にできそうもないので、終了。
あとは、今日はジャズハノンの前回のブルースの形式の話から、音楽理論を復習し始めて分からなかったドミナントモーションのことについて質問。ドミナントモーションが安定のトニックにもどって行こうとする性質の話。サブドミナント・コードへのドミナントモーション。ドミナント7thへのドミナントモーション(DD)はⅡ7ーⅤ7でいわゆるツーファイブですか?と聞くと、それだとⅡmでなるのでツーファイブではないとのこと。
??。おやっ?まだ、やはり私はよくわかっていないことが分かりました(笑)。
ちょっとまたこれも勉強し直してきます。
でも、ドミナントが、常に落ち着き先を求めること。そういう中で音楽が作られている感触がつかめてきました。
不安定と安定の中で音楽は揺れているから、心が動かされてマッサージされる?なんて考えてしまいました。
今日は、練習不足でかなりひどかったですが、次はもう少し頑張りま~す!
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