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渡辺かづき先生とのレッスン164

2020-07-23 20:36:58 | ピアノ

       今回のレッスン練習は、前半は結構一生懸命練習していたのですが、後半にきて義母の体調不良や病院付き添いが重なり、練習が中途半端な感じになっていました。それでも、臆せず(?)レッスンへ。まず最初は、前回「藤井英一のジャズピアノトレーニングJAZZ」の30ページ、31ページのアドリブの付け方をどうやって弾くか。ブルーノートなども学びつつ、教えて頂いたところです。本当は、そこを理論から実践へと弾いてくるところでしたが、後半に練習できなかったので、かなりハチャメチャに(苦笑)。

  先生が、「やり方はいいけれど、リズムが途中でくずれていましたねぇ」「確かに、崩れちゃいました」「あまり、左手にこだわらずに、右に集中してみれば」「ところが、左手が、上のコードと違うので、ついそちらを注視することになって右に集中できないのです」と弁解する私。すると、「いやいや、これだってコードにあっていますよ・・・」のコードの説明をもう1度先生がして下さり・・・確かにそうなのですけれど、コードの基音はベースが弾くようになっていて、私が弾いている左手は、基音の上部分をテンションを加えたりして弾いていて、基音がないと難しくなる・・・・では、(基音を電子ピアノに入れて、それに合わせてリズムを崩さないようにして練習してきては)ということになりました。レッスンでは、以前のように先生に基音を弾いて頂くことに。

  実は、次のレッスンは少々先になりますが、去年と同じに大ホールを借りてのレッスンになっているので、ちょっと気合いを入れて練習してみます。

  2番目は、以前弾いていた、これも藤井英一さんの「ジャズ・スタンダード」から「サテン・ドール」を練習していました。これは後半に練習を始めて結構頑張っていて、最初は全然それらしく聞こえなかったのが、少し伸ばすところもしっかり気をつけて弾き安定してきた(?)ところでした。お披露目。

  「あっ、まずはそこまでで」と半分で止められちゃいました。「違ってますよ。何カ所もでてくるこのフレーズが、2:1になっていませんよ」「あれ、かなり苦労して2:1になっているはずなんですが・・・」

  「なってないですね」ということで、自覚症状のない私と先生が席を交代。「まずは、弾いていたのが、こんな」と私の演奏を真似して弾いたあと、正しい弾き方へ。「違い、分かりますか? 2つの音を特に1音目をスタッカートみたいにしているのを止めて、1つ目の音ははねずにタータ」「2:1ですよね。タータというこれですよね」ということで、席に戻って。 弾いては、ダメだしを何回か繰り返して、なんとなく違いが理解できたところで・・・

  「それを、キツい感じでなく、柔らかなジャズ風になおします」といいながら、先生が「このアレンジはさすがに(藤井先生)、いい感じですね」と席を交代。音を楽しむように、模範演奏へ。 途中から、先生独自のアレンジまで加わり、お~っ! 素敵な模範演奏会へ。いい演奏を楽しませて頂いたところで、あとは自分で練習してくることに。

  3曲目は、先生のオリジナル曲"lost tribes" の2回目。前回同様、まだどこに動いていくかが十分飲み込めておらず、途中立ち止まりながら、やや情けない演奏に。でも、アドリブ部分はどうにか練習していたので、うまく嵌まりました。「そうですね。あとは、弾くところを迷わないようにしながら、もう少し静かにゆっくりしたやや寂しげな曲の感じをだしてもらえれば・・・」ということで、もう1回短めに弾き直し・・・「まあ、これは こんなところで」卒業として頂けました。

  最後に、最近先生が出されたCD”A Brand New Days "に初収録された”A Valentine Out of Season"  を、前回できなかったアドリブ部分を中心に弾いてみました。「そんな感じでいいですよ」と、OKを頂きました。*CDの視聴できるページにリンクしましたので、お楽しみ下さい

  そして、"lost tribes" にかわる新曲として、やはり”A Brand New Days "* から”Return  to Zero" という曲を頂きました。先生がecomusicのために作曲・演奏した曲ですが、その時は違う題名がついていたのですが、今回CDに入れるのにタイトルを変更されたようです。*こんどは、アマゾンにリンクさせたので、よかったらCD購入をご検討下さいませ!!!

  音楽がこちらのそばにそっと寄り添ってきて、話かけてくれるような曲です。イントロの印象が特にそんな優しさに溢れていて、新CDの中で、私の1番お気に入りの曲です。CDでは、大編成で演奏している曲なので、ちょっとソロ・ピアノでの演奏は様子が違いますが、「それでも、この曲はソロ弾いても、どうにか大丈夫そうですね」と先生。「僕の演奏を参考に、弾いて見て下さい」とのこと。途中で曲の雰囲気が変わって行くのですが、基本は3つのバリエーションから構成されています。

  今日も、楽しいレッスンでした。先生の素敵な演奏も、2曲聴けて、癒やされました。”Return  to Zero"は練習していても、きっと心優しい気分になれそうです。

  さあ、次は大ホールだぁ!!!

 

   

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