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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2013年5月の惑星

2013-05-01 10:30:20 | 惑星・天体ニュース

  先月は、写真ブログの方で月のクイズを出していたこともあって、結構頑張って月の写真を写真ブログにアップしましたが、見て頂けたでしょうか?まだ、見てない方は、是非「よなよなエール」の記事から順に見てくださると、月の満ちかけの面白さがわかっていただけるのではないでしょうか。

  さて、今週の惑星です。
  
  水星:5月12日に太陽と重なる位置にきた後は、夕方の空に帰ってきます。
お帰りなさ~い!夕方の惑星観察者の私としては、大歓迎。6月中旬に向けてどんどん見やすくなってきます。楽しみです。

  金星:こちらも久しぶりにお帰りなさ~い!です。夕方の西空に戻ってきました。これからどんどん見やすくなってきますが、5月11日には細い細い月と並びます。低い空なので、見られるかやや心配ですが、西空低くが見えるところで夕陽が沈むのを待ってみましょう。

  火星:太陽の位置に近くて見られません。

  木星:だんだん早く沈むようにはなっていますが、それでもまだまだ西空で頑張っています。5月12日には、前日金星と仲良くした細い三日月が、今度は木星に近づいて仲の良い姿を見せてくれますよ。

  土星:春の星座と一緒に、金星や木星が沈む頃にはしっかり東空から存在感ある輝きを見せてくれています。春の大曲線の南端のスピカの後を追っているのが、土星です。土星を見つけたら、さらに遅れて東空から現れるさそり座の赤いアンタレスも探してみましょう。

  という訳で、だんだん夕空もにぎやかになってきそうで、楽しみです。
  まずは、5月中旬の細い月が金星や木星へと1日ごとに相手を変えるフォークダンス姿(?)を西空にみつけましょう。
  5月29日には、下がって来た木星の上に、高くなってきた金星、さらに高い水星と、3つの惑星が西空に一挙に見られるかもしれません。(水星が暗いので、双眼鏡があるといいと思いますけれども・・・) 国立天文台のサイトなどで、位置をよく確認して楽しんでくださいね~

  それから、夜帰宅した時は、東~南空に土星や春の大曲線を探してみましょう。北の北斗七星の柄を南へ伸ばすと、アルクトゥルスという明るいうしかい座の星を経由して、南のおとめ座のスピカへと、夜空を横切る大きなアーチが描けます。
  そのスピカのそばにいるのが土星ですよ~。
  まだ、夕方の西空には冬の大三角も見られますが、夜空もすっかり春空になってきました。

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