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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

非正規は微熱で自宅待機できるだろうか(新型コロナの蔓延)

2020-02-18 09:21:44 | 日記

   快晴の朝、月が空で出迎えてくれた。そして、今も月は空の中にある。でも、世界のあちこちで、今不安な気持ちでいる人は多い。

   昨日も書いたが、日本は意味のない兵器への爆買いは首相があっという間に決断して強行するが、感染病予防対策には予算が削減されてきたという。「桜を見る会」は決められた1700万円の予算内に収まらなくても、拡大して5000万円以上が平然と使用されていたというのに。兵器の爆買いについては、単位が億円ばかりで防衛予算は8年連続で増加され来年度は5兆3000億円となっている事実を国民は知っているのだろうか。

   もうひとつ。不明朗な形で勝ち抜いた加計の大学は感染症対策もとかいいつつ何も機能おらず、新設校で対策どころか「今後講義で扱う」と萩生田大臣が国会で答弁したようだ(ココより)。一方、蹴り落とされた京都産業大学には「鳥インフルエンザ研究センター」が当時すでにあり、それを今は「感染症分子研究センター」に発展させて研究を進めているという。

   どっちに私たちの大事な税金を割くことが、国民に寄与したのか。首相が見ているのは、国民の健康・安全なのか、自分の狭い周囲の利益なのか。国民も、しっかり見ていかないといけない。

   ところで、今回のコロナウィルスは感染力が以上に強く、蔓延を防ぐには熱のある人、コロナウィルスを疑われる軽症者が家で待機することが重要そうだが、山本太郎のれいわ新選組が厚生労働省に「新型コロナウィルス感染症対策に対する対政府要望」を出したようだが、私は特にその3に注目した。

3.(仕事を休む者、被雇用者が欠勤する企業への財政的支援)

 感染者や感染が疑われる者が収入に不安なく休職できるようにするために、正規雇用者だけではなく、非正規雇用者に対しても、法律で定められた正当な権利である傷病給付金の支給が確実に行われるとともに、それ以外の休業補償的措置や、自営業者へは生活支援が行われるような配慮、中小零細企業等の事業者に対しては被雇用者の休業などによる経済的損失にも配慮すべく補助金の交付など、すみやかな財政的措置を求めます。

 コンビニもスーパーも、チェーンのレストランのスタッフも、接客業の大半の人は今、時給で働きに応じて給料をもらう非正規労働者だ。自分が働かなければ、家賃も食費も誰も保証してくれない。ちょっとの熱や咳なら当然仕事にでざるを得ない労働者ばかりだ。そして、接客する。

  感染が広がれば重症患者の数は増える。食い止める策はこれまで政府が野放しにしてきた非正規労働の問題ともからめて考える必要があるだろう。重症患者が増えた時の検査態勢、病床数も対策が進まず問題山積みのようだ。

   

    青空の中で三日月が静かに私たちを見守っている。

   「いつでも、反省をする人間には、未来がかならず開けるはず」と、語りかける。

    今からでも、遅くはない。1つずつ、私たちにとって大切な施策をしてくれる政治家と手を組んで、日本を立て直していく道を考えてみよう。でも、その政治家って誰なのだろう・・・。政治家が誰かは、わからない。でも、そうした政治家を支え、登場させるのは私たち国民ひとりひとりの正しい判断によることだけは確かだ。

    お月様、福島原発事故は悲惨な事故だったけれど、どうにか奇跡的に最悪の事態を回避できて日本壊滅を免れました。日本人は、あの時に日本最大の危機が偶然の重なりで奇跡的に助かったことも忘れたかのように、今また反省なく電気を潤沢に使い、原子力神話を復活させた生活に戻ろうとしています。

    今回も、奇跡の収束を心からあなたにお願いします。ただ、約束します。奇跡で収束しても、謙虚に反省をして、対策を怠らない私たちになることを。人は天災から逃れることはできないけれど、人災を減らせる力は持っているのだから。

  

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