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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生のレッスン147

2019-10-17 23:37:03 | ピアノ

   いつものように、まずは「弾ける! JAZZ STANDARD 30」の中の曲から、前回 3連符の課題が満載となっていた”My Funny Valentine" の2回目の挑戦。でも、正直言って、家で練習しながらもどうも難しくて、「アッ!また違ってる」と少し自覚がでてきた分臆病になってしまい…納得いかなくなって自信喪失。

   前回すでに「後半はほぼ大丈夫でしたよ」と言って頂いたので、最初の1ページをゆっくりと丁寧に弾いてみました。「まだ、3連符の頭が早く出過ぎたり、うまく入ってないところがありますね」。前回よりは少しまともになったものの、今ひとつ。最後までまず1回弾いたあと、やはり問題は最初の1ページに含まれている3連符にあるようなので、1ページ目に何回かチャレンジ。「それにしても、(3連符を右で弾くだけでなく、左の中途に4分音符を合い間に入れる)のが、ハードル高すぎて・・・」と嘆くと、先生が「でも、せっかくだから勿体ないので、弾きづらくしている音をじゃあ変えてしまおう。別にそれでも問題ないから」と頭出しには左も一緒に入れて途中の合い間の4分音符はカット。他も少し譜を書き換えて下さって、3連符のところでは右手に集中できるようになりました。ということで、難易度を下げて次回まで練習することに。

  そして、もう1曲、"Someday My Prince Will Come" も練習したので、弾いてみましたが・・・最初の有名なメロディー部分はよかったのですが、アドリブ部分が恐ろしく難解で、右と左がチグハグに入っていて、練習して死にそうでした(苦笑)それでも、何と5ページ分に亘るアドリブの3ページ分はどうにかモタモタですが頭で(こんな?)というところは理解し、指は追いつかないながら、お披露目。最後のボロボロになりながらの苦労を聞き終えて、先生「や~、これは上級者用だな。ちょっと難し過ぎだな・・・」と、教えても無理そう~のギブアップ宣言。ということで、どうにかまともに弾ける最初の2ページで中断。よかったと言えるか不明ですが・・・仕方のない結論と納得。

  3曲目は" Smile"。前回紹介しましたが、先生らしいイントロが印象的なアレンジがココの動画(33~34分頃から)で聴けます。このアレンジを練習してきました。どうにか、アドリブ以外は弾けるようになりましたが、問題はアドリブ。先生のお手本はとても追いつきそうにないゴージャスなアドリブだったので、最初はちょっと真似てみたのですがあっさり諦め、転調してアドリブに入ったところが、3度上がってテーマのコードを使ったアドリブになっていたので、テーマそのものを3度上げて弾いて、3度上がった指慣らしをまず練習。レッスンで最初に弾く時も、その練習のやり方で弾いてみました。

  アドリブをする時のヒントを先生に尋ねると、基本に立ち返って先生が「コードは左で表す。右手はダイアトニックだったら、気にせず好きに基本のスケール、これならE♭のスケールで弾けばいい。ただ、調子を変える前には、例えばドミナントコードを持ってきていてダイアトニックではなくなっている。Fm7に繋がるように、C7のコードにしたところは、だから要注意。Cのスケールではなく、マイナーの印象へ動いて行くために、オルタードスケールにする必要がある」

  「C7のコードで左を弾いても右は,(D♭,E♭,E,G♭,A♭,B♭, C)のスケールの中で弾く」とのこと。

  私は、C7だからC,D,E,F,G,A,B♭,Cで弾くのか?でも、それだと弾いてみてオカシイと感じていたが、先生の「D,Aは弾くとFm7に流れていかないので、マイナーへD♭、A♭を弾いていく」との説明に、「な~るほど。コード(左手)と、右手のアドリブはコードとは違うスケールで考えていかないといけないんだ!」というのが、ちょっと分かってきました。 

  理論本からずっと遠ざかってきましたが、少し分かってきたところで、これからちょっと理論本に戻ってみようかとも思えてきました。弾く方ではダメダメなレッスンでしたが、今日はとても頭の方の勉強になったレッスンでした。

 

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