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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

参議院選挙は終わってもまだ続く

2019-07-26 22:33:48 | 日記

   参議院が5割を切る低い投票率の中で終ってしまった。終わってそのまま忘れていいのだろうか?

   昨日25日朝の「羽鳥モーニングショー」(テレビ朝日)に「れいわ新選組」代表の山本太郎さんが登場して話したそうだ。このブログでは、選挙中から気づいて「れいわ」について書いてきたが、ココで書いたように、「政党要件を満たしていない」という理由で、選挙前は大手マスコミでは、ほとんど報道されることがなかった「れいわ新選組」。選挙後も大きな変化はなく、2議席を取ったニュースは流れたものの、テレビから出演依頼が来たのは、上記番組が初めてだったという。

   マスコミ、本当にオカシイ。どんな放送だったか、ココをみると見られた。「れいわ」は人々の支持を集め衆議院でも今回落選して山本太郎含め多数の候補者を出せる基盤ができた。ここで無視を決め込んで、他局はどうするつもりだろう? NHKは「NHK政治マガジン」で(ココ)こんなことを書いていた。  

>山本は「政治家は金のにおいか票のにおいにしか集まらないから」と他の議員の参加は否定し、公示日直前に次々と新たな候補者を打ち出した。候補者一人一人は決して知名度が高いわけではない。共通するのは「当事者」であること。現在の社会が抱える課題を体現できる人物、ということにこだわりが置かれていた。重度の障害者、コンビニエンスストアのオーナー経験者、シングルマザーの派遣労働経験者、東京電力の元社員、沖縄の創価学会員。政治家が代弁する時代は終わったのだと、自らの経験を街頭で訴える。

>なぜここまでの盛り上がりを見せるのか。演説会を何度か取材する中で、集まった人に聞いてみた。
「心の中で、みんなが思っていることを代弁していると思った。いまの世の中は幸せではない。世の中を諦める若い人こそ聞いて欲しい」(長野県の50代女性)  「政治家はきれいごとを言うが、彼らの演説は本音だと感じた」(神奈川県の男性) 「本人たちからしか聞けない、初めて知る話が多かった」(都内の30代の女性)

>話を聞いたどの人も、聴衆に問いかけるスタイルの山本の演説にひきつけられるという。「あなたは生きてる価値があるのか?何かの役にたったんですか?会社の役に、世の中の役に、何かの役に立ってなくちゃ、生きてちゃいけない。そんな空気、蔓延してるじゃないですか。そんなのおかしいでしょ。消えてしまいたい、死にたい、そう思ってしまう世の中のほうが間違ってんですよ」

>遠巻きに演説を聞いていた人にも話を聞いてみると、「政策が現実的ではない。理想と現実は違う。政治が安定しないと他の国にも負ける」(会社員の50代男性)と冷ややかな声も聞かれた。しかしこの日、日が落ちても聴衆は増えるばかりだった。

一方で大手メディアで、こうした動きが取り上げられることは少なかった。選挙運動を報道する際は、政党かどうかが1つの基準となるため、あくまで政治団体でしかなかった「れいわ新選組」の動きは、対象になりにくいのだ。このため、ネットでの盛り上がりと大手メディアでの報道に差があるように感じる人も少なくなかった。

>れいわ新選組が募った寄付は、投票日前日までに4億円が集まった。寄付者は3万3000人にのぼるという。山本はこう述べた。

「3か月で4億円なんて集められないですよ、普通。これは、悲鳴ですよ。死にたくなる社会はやめてくれっていう。私たちが4億円集めるという行為じゃなくても十分聞こえてた声、見えていた状態だと思うんです。それに対症療法や微調整しか行えないような政治が続いてきている。この悲鳴に一体、何ができるかを考えるのが政治の役割だ」

   抜粋だけだが、NHKにも今回の大きな政治のウネリをしっかり捉えていた記者がいると分かった。良心的に真実を伝えたいと思いながら、青で書いた部分のように、大手メディアの限界として対象にできなかったのだろう。政党となった「れいわ新選組」をこれからどう扱って報道していくのか。国民の知りたいにどの局がちゃんと応えていけるのか、マスコミの真価が問われる。

   マスコミが報道を控えていたせいで、参院戦の後になって「れいわ新選組」について知ったと言う方、是非今からでも遅くない。何が起こっていたのか、しっかり確かめておこう!

   赤字国債を積み重ね、国の借金がどうしようもないから消費税を上げるといっておいて、教育の無償化とか言い出す政府。しかも、前回も同じに言いながら8%にしておいて、法人税の値下げ分に大半が使われてしまっていたという事実。それについて、国会で質問した小池議員が、「消費税を上げる分の財源については、大企業にせめて中小企業並みの法人税を課す。株で大儲けをしている富裕層の人に平等に所得税を払ってもらう。最高税率を上げていく」と言うと、首相が「富裕層の税金をあげるなんて馬鹿げた政策」と言っているのもココで見られる。現政権は、どこを向いて政治をしているのか分かるだろう。対案が具体的にだされても無視。都合の悪いことは聞かない政権は、選挙中も「野党は具体的な案を出さずに反対する」と噓をついていたこと、忘れないで下さい。

   圧力についても、こんなのを見つけました。くりーむしちゅーの上田さんが山本太郎の動きを大きく扱おうとしていた矢先に番組終了となり潰された話をしているラジオ番組(ココから)。記事はリテラのココで見られる。世の中の真実を、マスコミや新聞だけで知ろうとすることなく、自分で情報を探しださないといけない時代になっているのです!

   上田さんの最後に言っていたように、何だか怪しくなってきた時代。政治や世の中を政治家だよりにしていてはダメ。私たちひとりひとりが変えていく気持ちを持たないと、この国は持たないです!

 

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