今日は、結構良い天気だったが、月が出る時間には雲がびっしりと空を埋めてしまっていた。実は、今日も不愉快なことがあり、月に是非あって力をもらいたかったのに・・・。諦めきれずに、雲が切れる瞬間を時々空を見上げては待ち構えていた。
今晩のように風が強い日は、時に雲が流れて瞬間に隙間が生まれて月が出てくることがあるのだ。そして、まず月にどこにいるかを教えてもらった。月明かりが少し現れた。
<2021年5月24日22:21>
黒い雲が埋めた中に、一瞬月が「ここにいるよぉ~」と教えてくれた。「お月様、有難う。もうすっかり南の空にいたのね」
今日の月の出は16:05。沈むのは明日に日付が変って3:26。確かに、待っている間に、お月様はすっかり南空に移動していたのだ。
凄く速いスピードで雲が流れ、月がその中を縫うように泳いでいるように見えた。動画を回し始めた(動画は、ココから)回し始めたら、たった24秒で、予想外にもぽっかり雲に穴が開いているところに月が躍り出たので、思わず動画をストップ。慌てて1枚撮ったのが下の写真だ。奇跡のように綺麗に撮れていて、後で写真を見つけて、昨夜の月が紛れて入ったのではないかと疑ってしまった。でも、データも写真番号からも、この膨らみ具合からも、今夜の月だと確認できた。
<2021年5月24日22:24>
最近私が良く注目するようになったアリスタルコスが、小さな一粒の真珠のように広い「雨の海」の隅で輝いている。月はやはり私を見捨てないで今夜も励ましにきてくれた。雲の喧噪を感じさせない1枚を残してくれた月は、この後、あっという間にまた雲の中に呑み込まれてしまい、しばらく待つとまた姿をみせてくれたが、上の1枚が撮れていると思わずに慌てて数枚撮った後に、完全に厚い雲の中に呑み込まれてしまった。今も、どこにいるかさえ分からない。
でも、こんな1枚もその短い間に撮れた。クリアに撮れた上の月とは違うけれど、幻想的なまるで一流の画家が描いた絵のような彩りで私の気持ちを和らげてくれた月。今夜もありがとう。
<22:25>
振り返ってみると、私が月が姿をみせてくれたことに気づいてから、月が見えなくなるまで数分の逢瀬だった。
今日も無事に1日が終わっていく。気持ちの良いことばかりではなかったが、今の世の中で健康で、窓をあけて涼しい風をいれて静かに後は寝るばかりと思える平和な日本に住む自分の境遇に感謝しないといけないと思えた。
停戦したとはいえ、住居や医療機関が破壊され、避難場所での密集やコロナ感染が広がってもワクチンを打つ施設や医師の死亡も伝えられたガザ地区(ココから)。人々が民主主義のために命をかけて闘わなければならないミャンマー(ココから)。なんで、人間同士が闘い合わなければならないのか。まして、自国民を軍隊が殺すことがありえるのか。胸が張り裂けそうだ。日本政府の無為無策が情けない。
解放された北角さんが「日本政府は、私の解放のために使った力をミャンマーのために尽くしてほしい」と述べ、日本政府に対し、市民やジャーナリストへの弾圧をやめるよう働きかけを強めることを求めていました」(ココから)。これは、ジャーナリストとして、自分の拘束以上にミャンマーの危機をどうにかしないといけないという沸き立つ思い、動かない自国の日本政府への強い訴えの言葉だと思えた。今の政権に民主主義を守る気持ちがないことを、日本国民は「オカシイ!」と感じ、もっとしっかり声をあげて行かねばいけないと思う。お月様、力をください!!!
この世界のたくさんの不安に囲まれて生きている人々に、どうか平和と安らぎが速く届けられますように。
同じ時間に見上げていましたが雲だらけでほんのりと明るそうなところすらわかりませんでした。
いよいよ皆既月食ですね。
天気予報では、こちらは微妙に雲が出そうで、スッキリと見られるか微妙な感じです。
なんとかスッキリと楽しみたいですね。
昨夜が早く天気が回復した分、今日は曇っちゃいました。月が登った瞬間が見えただけで、しかも、欠けていても、雲に隠されて欠けていました(泣)