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鹿児島県の無人島も軍事化!沖縄・南西諸島も注視して(東京新聞)

2023-01-12 16:38:54 | 東京新聞を応援

  岸田首相は総裁選の時には「聞く耳をもつ」と自分のことを言っていたが、とんでもなかった。聞く耳をもたず、安倍元首相の国葬も、防衛費増強も、どんどん推し進め、国会の声にも国民の声にも耳をまったくかさない。

  そして、今日は、米軍機の訓練場となる自衛隊基地が計画されている馬毛島(鹿児島県)で、本体工事が始まる見通しとなり、さらに明日13日は、日米首脳会談で軍事を強化していこうとして、勝手に何を約束してくるつもりか。

  そんな政府のやり方に、怒りと懸念をしっかり書いていた新聞は、東京新聞だった。

  

       

              

   東京新聞は、3つの面で、特に大きな2つの面で大きく扱い、防衛強化の加速に警告を発している。でも、テレビのニュースにはまったく流れず、遠い南の地域の問題として、見て見ぬふりなのか・・・その点、沖縄や黒毛島の話を東京新聞はちゃんと日本の問題として、たいへんな軍事強化が進んでいることを、常に伝える努力をしている!?将来、他の報道機関は、あの大事な時に何をしていたのか反省して、次世代から誹りを受けないように、もっと政府の稚拙な軍事強化にクサビを打ってほしい。 

   世論調査の6割の人が防衛費増強が必要と言ったが、後押しになっている? でも、国民は増税されても防衛が大事だと賛成するのだろうか??? 「台湾有事」だ、「北朝鮮の挑発的ミサイル」だ、「ウクライナのようになると大変」だ、「中国の巨大な軍事力」・・・と国民を煽り立てて、国民に考える隙を与えないやり方は、振り込め詐欺のやり方とそっくりではないか。民主主義的なプロセスが全く欠如している!!!!

   あなたの読んでいる新聞にはなんと書いてありましたか? その新聞で、平和は守られますか?あなたの生活は、守れますか?

   あなたは、こんな強引なやり方をする政府に全権委任してしまって、大丈夫だと思いますか?私は、怖くて震え上がっています。

   先走ってアメリカに武器購入の爆買い約束をどんどん積み重ねてしまってきた長期政権。事実をもっと全国民が知って、日本のこれからの安全政策をしっかり議論して進めないと。それなくして、政府のなすがままに任せたら、第2次大戦の時の日本のように、そして、今のロシアと同じような過ちを犯す国になりそうです。ロシア国民に聞けば、日本の戦中と一緒で一人一人は平和を愛する個人なのに、いつの間にか、他国に攻め入って恥じない国の一員になってしまうのです。

   オカシイと思ったら、政府の驀進ぶりに少しでも怖さを感じたら、あなたの選んだ国会議員に疑問を投げかけてみましょう。沖縄や自分の遠い地域で中国、北朝鮮を仮想敵国としたような日米の軍備強化が進むのを見過ごしていると、とんでもないことになります。

   ウクライナのNATO加入が傾向がロシアを刺激して残忍なウクライナへの侵攻につながったこと。同じ事をしているのが、今の日本のやり方ではないですか? 相手の軍事強化を脅威に感じて、相手と同じに軍事強化すれば、相手はそれを脅威に感じて、「抑止力のために」さらに軍事強化する。軍拡への道しかありません。そして、その先は一発触発。相手が攻撃してきたと誤報が入ったり、誤探知で先制攻撃でもしたら、国際法違反で、国際的信用をなくし、国際社会から孤立してロシアのようになるのでは?

   ロシアを非難して「抑止力」という前に、日本がかつてロシアのように無謀に他国を蹂躙した歴史をよく学び、同じことを繰り返さないような道を模索すべきです。北朝鮮だって、「抑止力」のために核をもとうとしているのです。

   北朝鮮の金正恩も、昨年10月に平壌(ピョンヤン)で開かれた「国防発展展覧会『自衛-2021』」で、「我々の主敵は戦争そのものであり、南朝鮮や米国など特定の国や勢力ではない」と述べた。「我々は決して南朝鮮を狙って国防力を強化するわけではない」と強調した金委員長は、核兵器で韓国を先制攻撃しない考えも明らかにした。(ココから)

  とある。なぜ、ここで日本が、その同じ言い訳を使い、しかも核兵器でないにせよ「先制攻撃」を是認するような政府をまだ支持しつづけるのか、私には悪夢としか思えない。あなたは、政府の「抑止力」の考えに洗脳されていませんか?

追伸) 夜、NHKのニュースを見たら、なんとココに<沖縄に離島防衛の新部隊 日米2プラス2の詳細と反応は?>というタイトルで書かれていることの、後半部分の横浜への米軍の新編成についての話をしていた! 鹿児島の無人島ではなく、すでに、直ぐ喉元まできていることがわかった。日本政府が保有を決めた「反撃能力」の効果的な運用に向けて協力体制の一貫のようだ。

海上機動力を強化するために横浜市に春ごろ、アメリカ軍の新たな部隊を設けられること。「横浜ノース・ドック」で、横浜市神奈川区の瑞穂ふ頭にあるおよそ52万3000平方メートルの港湾施設です。アメリカ軍の物資の運送などに使用され、これまで横浜市は国に全面返還を求めてきましたが、返還されたのは一部。ここにアメリカ陸軍の「小型揚陸艇部隊」が新編される。

ニュースや報道を見逃していたのは、私の方?わからないが、NHKらしく、事実と、賛否両論の並列された報道だった。でも、こういう報道をみて、日本がいかに米軍の戦略に足並みをそろえ、最前線で「標的の島」にされる運命に向かっているか、しっかり感じ取ってほしい。

見回せば、分かるという話に本格的になる前に、しっかり情報を知ること。手遅れにならないように。私ももっと勉強せねばと反省しました。

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