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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2022年8月の惑星

2022-07-31 22:26:30 | 惑星・天体ニュース

          暑い日が続きますが、今日が8月1日。もう、暑さは十分味わった感じなのですが・・・。

    さて、まずは、先月の月の巡りを振り返ってみましょう。

 

     けっこう頑張ってお月様にたくさん出会えたように思います。この次の巡りもすでに7月30日、31日と順調にお月見が始まっていますが、今は夕方のお月見です。今日も晴天なので、夕方西空に三日月を見つける事ができるのではないかと思います。

     それでは、今月の惑星を見ていきましょう。

   水星: 朝方にいた水星が、先月見られない間に、ゆっくりと夕方の空にやってきました。8月28日が太陽から一番離れた位置に来るので狙い目ですが、それでも日没後の見える時間にも高度は10度程度。見るのはほぼ難しいでしょう。

   金星:このブログですでにご紹介しているように、未明の東空の低い場所に見えてきています。明るい星が日の出前に見えたら、金星です!

   火星:まだ、暗めではありますが、未明の空で肉眼でも視力のよい人には見つけられるでしょう。8月19日には月がそばに来るので、未明に月を見るために起きたなら、是非火星も月に教えてもらって楽しみましょう。今、その火星の明るさをみておくと、12月の地球との接近に向けて明るく変化していく様子や、惑星らしい星座の中でフラフラ行きつ戻りつする面白い動きも楽しめそうです。

        月が木星、火星に接近 2022年8月15日から19日 23時30分頃 東京の星空

        (画像をクリックすると、オリジナルの国立天文台の画像が見られます)

   木星:とても明るい惑星なので、肉眼で簡単にみつかるはず。未明の空でもう何回も紹介していますが、8月14日、15日と月が近づいているので、さらに分かりやすいでしょう。だんだん、昇る時間が早くなっているので、その頃には夜寝る前にも東空の低いところに明るい星が見つかるようになります。

   土星:木星のように明るくはありませんが、木星に先行するように早く昇ってくる土星。肉眼でもみえると思います。望遠鏡なら、今は傾きも輪っかがきれいに見えて、8月15日を頂点に観望期を迎えます。土星は、いまでも、夜遅くには東空に見えているはずですが、月が近くによって教えてくれるので11日、12日が、お薦めです。

            50センチ公開望遠鏡で撮影した土星(2021年10月4日撮影)(国立天文台の画像ココから転載)

       

 というわけで、惑星は夜遅くに土星・木星が徐々に見えてくるようになりましたが、8月上旬は未明に起きた時に、明るい金星→木星→土星と目を東から西に移動させながら探し、中旬からは、ちょっと遅めの夜になりますが、土星、木星、火星と順にお月様が近づく日に教えてもらう)のがいいのではないでしょうか?

   土星はだんだん未明にはみづらくなりますが、日の出の時間も遅くなり下旬には金星も楽しみやすくなりそうなので、その時は、離れている火星と木星も南空→西空へを目を移して見つけてあげましょう。

 

 

   

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