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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン187

2021-06-14 20:49:57 | ピアノ

           さて、今日も電車に乗ってピアノのレッスンへ。でも、途中ふとテキストの楽典のところでも読もうかとバッグから楽譜本を取りだそうとしたら、(あれっ!?)

   「ステップアップ・ジャズピアノ」の楽譜を持ってきたつもりが、入っていたのは「ジャズピアノトレーニング」。どちらも藤井英一さんのものですが、これは困った。私が今日弾いて練習してきたのは、「ステップアップ・ジャズピアノ」の中からの曲でした。

   練習してきた楽譜はコピーして練習したのを持って来ているので弾くのには問題ないのですが・・・先生にいつも楽譜本で見て頂きながら、音間違いやリズムのミスをチェックして頂いていたのです。仕方ない、駅で自分のマーク付きの汚い楽譜ですがコンビニでコピーしていくことに。

   さて、電車の中で時間があったので、その間違って持ってきた「ジャズピアノトレーニング」を見ていたら、125ページの内の30ページでとん挫。そのまま放置したのを思い出しました。

   どうしてとん挫したかというと、そこまでは、ジャズらしい跳ね方を教え、楽譜が全て書き込んであり添付のCDで何をどう弾くかが分かったのだけれど、31ページからは「アドリブ」となっていて、ベース音しかなく、そのアドリブがキーを変えてさらに変化させて~~~と無理な注文が入り、見本CDなしでとん挫したのが分かりました。

   そして、実は今日は「悲しくてやりきれない」の初レッスンだったのですが、先生の楽譜があるところはどうにか弾けたのですが、先生の模範のアドリブが複雑でまったく歯がたたず、今日はとりあえず分かるところだけにし、先生に「アドリブの弾き方」を教わろうと思っていたところでした。なんとも"Good timing!" 丁度いいので、アドリブの練習の仕方を教えて頂くことにしました。

   さて、コピーも取っていざレッスンへ。

   最初は、藤井英一の「ステップアップ・ジャズピアノ」から”Sometimes I'm Happy" から。 音がワンテンポ早くでるという私の苦手個所が随所にあり、簡単そうで難しかったです。先生にはコピーをみて音を追って頂きましたが、「ウラ、ウラ、ウラ」とウラ音を続けるところなど、DSの前に難関があったり・・・難しいところは閊えてゆっくりやり直し、やり直し、繰り返し、先生に「あっていますよ」と言っていただくところまでこぎつけて修了。予想よりは合っていました。

   次は、藤井さん編曲のガーシュイン”Strike Up The Band" 上の曲は自分の思ったよりゆっくりに弾けばよいのですが、こちらは、自分の想定の倍速で弾かないと曲のイメージが出てこない(汗)かなり頑張りました。ただ、♩=240を私は150でも悲鳴を上げた感じ(笑)。苦しいところもありながら、走り抜けるようにまず1回弾いてみました。左が落っこちたり、入りを間違えるのはお目こぼししてもらっても、右のリズムがおかしいところも。「怪しいところありましたよ」との言葉に、少しずつ確認をしながら、目まぐるしい譜の中で四分音符が2つ2分音符と非常に大人しく音が並んだところで(躓きそうで~す)と嘆くと、先生が涼しい顔で「それは、音で出ているところは大人しくなった気持ちがしても、そのまま3連譜のままカウントを維持していくと同じことなんですよ」とひと言。このいつでも「3カウントで乗っている」というのが、まだ私にはイマイチぴんときません。

  でも、これも間違いを修正して頂いて修了。

  最後は、今回一番苦労して、最後にやっと曲らしくなってきた先生アレンジの「悲しくてやりきれない」です。最初の出だしから3連譜のカウントがゆっくり過ぎる間違いはしたものの、まずまずに弾けて、間違いはなかったようでした。そこで、例のアドリブのところの弾き方が分からないと説明を特別にして頂きました。すると、結局はこれも(リズムが「3カウントで乗っている」状態であれば、音を装飾を増やしても、何をしてもいい)という原則を貫くことで、弾くコツを教えていただきました。

  全般的に私の弾き方はどうも速すぎるようで、もっとゆったり弾く。アドリブでは但し、ゆったりと弾くと退屈にきこえるので、右手の音を例えば歌ではずっとタータの基本で行っているが、アドリブでは3連譜を3つタタタと鳴らしたり、少し飛ばしたりとヴァリエーションをつけるとのこと。

  再度、説明を受けながらアドリブの演奏を有難くしっかり収録させて頂きました。

  自分にできるかは、大きな疑問として残るところですが、前回の模範演奏にもアドリブが入っているので、模範が多ければどうにかなる確率も???あるかな???

  そして、電車で疑問に思った「ジャズピアノトレーニング」のアドリブの弾き方の30ページ以降の練習方法を聞きました。すると、31ページは下の音はコードに合わせてこう弾いている~と模範を弾いて下さった上で、「右手はこのブルーノートスケールというのを押し通して、無理無理でもコードに無関係に弾いていく練習ですね」と説明して下さったあと、いかにもジャズ!!!!という感じで右の模範演奏をさらりと弾いて下さいました。(Oh~~~~!!!)

  その後の各調でもやってみようというのも同様に、基本の調をその調に合ったブルーノートだけを使って弾く練習をすればいいのではないか。「全部はやらなくていいですよぉ~」とのことで、あっさり。

  さらに、38ページからのコード・パターンのアドリブは「こっちはブルーのトーのスケールのアドリブとはまったく別に、コードに合った音を選んでアドリブを作る練習ですよ」とのことで、別に考えて練習することとの説明。

  やっとブルーノートやアドリブのイメージがつかめてきました。

  という訳で、今日はアドリブ理論編を期せずしてしっかり教えて頂き、とても面白いレッスンでした。次回は、うまく3カウントをしっかり崩さず体にしみこませて「悲しくてやりきれない」のアドリブを作れるでしょうか?先生が「考えて、譜に書いておいて弾くのもいいかもしれない」とおっしゃったので、それが無難そうですが・・・。

  次は都合が付かずに3週間後になるので、時間だけはたっぷりありそうです(汗)

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