felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2015年1月の惑星

2015-01-01 10:51:49 | 惑星・天体ニュース
新年あけましておめでとうございます!
  この毎月1日に掲載している「今月の惑星」も2006年7月に始めて以来8年以上が経ちました。
  継続は力なり。

  空を見上げて惑星をみれば、心に浮かぶ惑星愛する仲間も増え、楽しみはますばかり。
  さあ、今年も頑張って続けていきます。
  思い出しついでに、最後にはじめて惑星の記事を月1回書いていこうと決めた1回目の記事を載せておきました。
  
  去年は、好天に恵まれて皆既月食の銅色の月に魅せられましたが、去年見過ごしてしまった方は、4月4日の去年よりややコンパクトな皆既月食を忘れずに楽しみましょう。
  後は、特に肉眼で見られるこれといった今年特別な天体現象はありませんが、特別でない日々の惑星達の私たちを惑わせてくれる心躍る動き、見逃せません!
  こんな不思議な宇宙の動きを「特別でない」からと見過ごしたら、人生のとんでもない損失!!!
  是非是非、惑星をみる楽しさをこれまで味わってなかった方は、これからでも遅くありません。今日から始めましょう!!!!!!!

  私が、ご案内します。
  今月の惑星です。太陽に近い順から、肉眼で見える水・金・火・木・土星のみ。しかも、私が早起きが苦手なため、夕方以降に見られる惑星の方が中心の解説になっていますので、あしからず。

  水星:水星はここで紹介している惑星の中で最も小さく、その上太陽に近いために見られる時間が限られるので、肉眼ではみつけづらい惑星です。それでも、肉眼で見える時もあり、双眼鏡や、カメラで撮って入っていたなんていう時もあります。
     その水星が、実は1月には見つけられる大チャンス!15日に、水星にしては太陽が1番離れた東方最大離角になり、1月11日には金星がそばにやって来て、22日には細い月がやってきて、金星と月が「水星がぼくのそばにいるよ~」とあなたに教えてくれそうです。

  金星:しばらく朝にいたのでご無沙汰していましたが、夕空に金星が帰ってきました。夏まで夕空で輝いて私たちを存分に楽しませてくれるはず。その日々動いていく様子が面白いですよ。でも、まず1月の注目は水星と近づく1月11日。月と近づく1月22日ですね。南西の低い空なので、日没後1時間以内にみないと沈んでしまいますよ~。

   
     国立天文台「今日のほしぞら」サイトより。詳細は ココ から

  火星:地球からの距離が今は離れているのでみつけづらくなっていますが、水星や金星より南寄りのやや高い空にいるので、水星・金星を探した目を左上にやって、よ~くみるとみつかるかもしれません。23日には三日月が火星と並んで「こっちが火星君だよ~」と教えてくれます。
  

  木星:西の夕空の横綱が金星としたら、東の横綱が木星。金星といれかわるように東空から現れて、夜をかけて東から西に移動(地球が回っているんですけどね)。太陽のかわりに私たちを一晩中見守ってくれます。金星と共に、非常に見つけやすい惑星です。夕方の空を眺める暇のない方は、きっと木星がお友達になってくれます。みつけてあげて下さい。
     今月の満月は1月5日。満月を眺めながら東空から上ってきている木星をみつけるのもいいですし、木星に月が並ぶ7日頃にみるのもいいですね。


     
      国立天文台「今日のほしぞら」サイトより。詳細は ココ から


  土星:夜中の3時近くにでて、夜明け前の空で楽しめます。私は、寝坊なので春過ぎて土星が夜見られるようになるのを待ちま~す。
     早起きの方は、上でご紹介した「今日のほしぞら」のサイトで時間を入れて場所を確認してみて下さいね。
 

  
  ということで、1月は土星以外は見られる大チャンス。お月様に案内してもらって、水星・金星・火星・木星をさがすと簡単ですよ。  



  
さて、この後は、最初に書いたこのサイトで毎月惑星の紹介を始めて第1号の記事です。


「惑星観察のおすすめ!木星」

at 2006 07/10 23:41 編集

 梅雨もそろそろ明けて、星空観察にうってつけの季節がやってきます。
 そこで、惑星を中心に、星空をながめるヒントを最低月はじめに1回位のペースで、日記に書いていこうと思います。

 7月は、まず木星です。
 他の惑星は朝見える金星を除いて、現在夜には見えにくくなっています。

 夕方から夜早めに南の空をちょっと見上げて下さい。一つ明るい星を見つけたら、それが木星です。

 今日は満月で、肉眼ではほとんど星は観察できませんでしたが、千葉でも木星だけはしっかり見えましたよ。

 惑星を早く見つけ出すために忘れていけないのは、「太陽がいつも動いていく道にそって空を探すこと」です。そのためには、夜空を見上げる前に、自分の星観察ポイントを決め、そのポイントでの太陽が昇り沈んでいく通り道を記憶しておくことです。

 木星は、この4月に末娘が社会人となって独立し、彼女を会社の寮に送り届けた引越しの夜、夜中、一人で車を運転して千葉に帰る私の行く手に燦然と輝いていた星です。
 まるで新しい人生のステージへと私を導いてくれるようで、この惑星に勇気をもらいました。

追記:「惑星観察のおすすめ!木星」

at 2006 07/15 13:53 編集

 誰か、もう木星を見つけてみましたか?
惑星観察、重要なもう一つのポイントを、前回言い忘れました。惑星は、太陽の光を反射しているだけなので瞬きません。

 夜の闇と接することの多かった人々は、夜空を見上げていて、星たちの間を変わった動きで行き来する、この瞬かない明るい星(惑星)達の姿にすぐ気づき目を奪われたに違いありません。

 さあ、私たちは、逆に惑星に惑わされて星空を見上げて見ましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする