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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン4

2013-01-14 15:16:59 | ピアノ
 前回のレッスンで、音色を使い分けて弾くようにと言われた "Being Peace" 。練習の甲斐あって、もうリズムの取り方は、苦手な部分もなくなり、テンポも保てるようになったものの、何か今一つうまくいかず、あれこれ自分なりに引き比べ左の8分音符のあとの4分音符を心なし押さえを重くすると納まることを発見。
 いいかも~と、ちょっと自信をもってレッスンに臨んだのですが・・・あえなく敗退。

 先生曰く、「音が全体で同じになっている」
 音色使い分け未解決問題は、相変わらず未解決か~ (泣)

「メロディーはでていますか?」と確認すると、それもまだまだの様子。
 う~~~~ん。

 私の自信をもっていた工夫も間違いだったようで、アクセントはリズムの頭におくべきだったようで、大事な音は右のメロディーラインと左の一番下の音と再確認。
 そうでした、前回も確かに言われ、その音だけで成り立つのを弾いて確認したんでした。忘れてました、グスン。

 やや自信のあった"Hearvest Time" も、やはりメロディーラインと音色に問題があるようで、「鍵盤を叩いている」「指を置く時間の問題だろうか」との分析。
 先生の弾いているビデオを研究して、先生の小指の置かれている時間が私のより確かに長いのは確認済みだったが・・・。たとえば、バレエで同じグリッサードをしても、上手なダンサーのグリッサードでは、跳躍した時に美しいハの字の脚が空中に印象的に目に残る。下手だと、どこにそんなハの形ができるの?となるが如し。
 ピアノでも、私が弾くと、同じ曲を弾いているとは思えないゆとりのない音になる。なんとも基礎の違いという感じで、直しようがわからない(泣)
 
 でも、でも、これでまた同じ問題解決を宿題にして終わりか~と思いきや、「"Harvest Time" は、次回から最後までいかずに最初のメロディーに戻ったところでダカーポして最初に戻り、最初のメロディーには、右手の音がないので、自由に自分で音を作って好きなだけ弾いてください。納まったところで、自分がよいと思ったら、続きにまた流れていって、それで最後まで弾くようにしましょう」とのお言葉。

 お~~~、ジャズっぽい! 先生が、自由につけるメロディーの見本をいくつか弾いて下さり、自由演奏が宿題に。楽しそう!!!!


 自宅に帰ってから、「叩いている」といわれる自分の音を確かめるべく、自分の演奏をビデオ撮り。
 確かに、味わいがない理由は指の置きがなく、叩いた感じで味気なさにつながっているようだった。叩いている意識は自分ではなかったが、もっと丁寧に指を置いて、耳でメロディーを確かめる気持ちでつなぐ練習を心がけることにした。

 昔、ブラジルにいた時に先生に音が逃げていると言われたのは、この叩きに原因があったのかもしれない。指の中に音楽を閉じ込めるように、指の角度や置きで音を掌の中にそっと囲むような気持が生まれてきた。

 自由演奏部分も、最初は難しかくて訳がわからない状態だったが、練習しているうちにだんだん面白くなってきた。コードによる合わせる音の工夫も少しずつ身体でわかってきて、あれこれトライ中。
 さあて、次回レッスンでは、またまた木端微塵になるかな?

 
コメント (2)
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