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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

月と火星が接近、「ダブルお月見」もできました~

2024-10-24 18:55:10 | 惑星・天体ニュース

   まずは、昨日の朝にお月見をした写真からお届けします。

    

   1枚目は、夜更かしをしてしまい日付が23日に変わって1時過ぎに撮ったお月様。そして、その次の白いお月様は、未明の4時半に起こされて、用事を済ませてから撮った日の出前のお月様。傾きも変わっていれば、たった4時間弱の時間さえ月が何だか半月に近くほっそりした様子に変化しているのが分かりますね。

   見る時間によって勿論印象も色合いも変わる月ですが、その太陽によって輝くことによる月の欠け方の変化もこんなに違うというのも月ならではの楽しみですね。その移ろい、その表情の変化が月に命を与え、話しかければ応えてくれる心許せる人のように対話したり、慰めてくれる存在になる所以のようです。

   そして、実は、この最初の写真を撮った時の空の様子は、下の写真のようでした。

  

    何か、雲はいっぱい星がみえたのですが、特に明るい星が2つ月の上に並んでいました。この2つの星は何でしょう。すでに何回もこのブログで使わせてもらっている国立天文台の図で確かめてみましょう。上の23日の写真は、図の中の22日の月の位置から2時間しか経過していません。ですので、22日の位置と思って下さい。

    月がボワッと大きくなっていますが、実際はもっと小さいので、下に写っている点が火星、右上の明るい星が木星、左やや上に見えるのがカペラではないかと思います。右側も下側も雲がいっぱいでみえなかったのですが、月の右側には横倒しになって昇ってきたオリオン座がいたかもしれません。

2024年10月20日から23日 23時30分頃 東京の星空

     2つめの5時に近い時のお月様をみた時は、もう星観察まではせず、寝てしまいました。

     さて、夜中と朝と2回も月を見られたので、その月が12:11に沈むと、次は昇ってくる月を待ちます。そうです、「ダブルお月見」狙いです。

     月の出は21:42。晴れてくれれば、23日の内に見られそうです。天気も上々のようでした。

     ちょっと本に夢中になってしまい、気づけば11時半。外に出てみると・・・月は、北寄りの鉄塔のそばの電線に引っかかりそうになりながら、昇ってきていました。

         

      さきほど見た国立天文台の図のまさに23日夜11時半の位置にいるお月様でした。ということは、この写真の右下に見えるのは昨日よりぐっと近くになった火星。そして、月の横と左上に並んだ2つの星は双子座の下がポルックスと上がカストルです。

      昨日は、夜中の1時すぎに見た時より星がたくさん見えたので、オリオン座がみられるかもしれないと、東空が開けた公園まで行ってみましたよ。

        

      月がボワボワになり、上に見えた双子座や火星が見えないですが、その代わりに高い空にいた木星(真ん中の1番明るい星)や右の木の上を見ると、横倒しになって昇ってきたオリオンの4つの明るい星と、その真ん中のオリオンのベルトの3つ星が見えています。雲にも負けず、明るい冬の星座が夜遅くには見えるようになってきているのです。 

      今日も袖なしで1日過ごす変な陽気ですが、昨日、寒いときのためにガスストーブを出しました。朝早起きの夫は、早朝エアコンの暖房をいれ、昼暑い日はクーラーをつけて~と言います。何だかこれまでにこんなことしたことがあったかしら、という不思議な生活です。

      気候が安定せず巷ではマイコプラズマ肺炎だの手足口病だの色々調子を崩す人も多いようなので、夜更かしは進められませんが、これからは月はさらに昇る時間が遅くなり、日付ぎりぎりにならないと見えてこなくなります。今日の月の出は22:48。いま、これを書いているこの時間に昇ってくるお月様。見える高さにくるまで起きているか、諦めて寝て、朝の月をみるようにするか。そんな時期になってきました。

      日の出が6時近くなっているので、朝5時頃におきれば、月の下に冬の星座たちもみられるかもしれません。と言うわけで、今日はこんなところで、「ダブルお月見3日連続」に満足して寝ることにしましょうか。  

      今日も無事に1日を過ごせたことに感謝して。明日もいい1日になりますように。おやすみなさい。

追伸) いつも遊びにいく「銀河鉄道の月Ⅱ」のブドリさんが、今朝みたら、2024年10月 月齢21 月と火星・ポルックスの接近  として、アップされた中に、私の書いた月の下に冬の星座たちもみられる とした時間の写真がありましたので、リンクさせてもらいました。皆が寝ている間に空が動いているのを感じられて、面白いですねぇ。

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2日連続、ダブルお月見できました

2024-10-23 08:52:58 | 惑星・天体ニュース

   ひとつ前のブログで「実は今朝も月が青空の高いところで『ここだよ~』と挨拶してくれて写真が撮れました」とお伝えした昨日の朝の月を、まずご覧にいれます。

   

     すごい青空をひとり占めしていたお月様。西の地平に降下していくこの時期のお月様の姿は、ちょっと海月(くらげ)のように見えます。

     

     そして、この月が地球の裏側の人のところへ行って、今度 東の空に戻って来るのは20:39。

       *月が回っているのは逆方向にまわっているくらいで、地球が回っているので地球の裏側に行きます。

      さあ、月が再び見えてくるかな~~~。最初は雲がいっぱいでまったく見つけられませんでした。見えて来たのは、もう夜11時半を過ぎた夜更けでした。

     外に出ると、もうかなり空の高いところに明るいところが見つかりました。

         <2024年10月22日23:44>

       ジッと待っていると、雲に抗いながらも、ジワジワ雲に打ち勝って、姿をみせてくれたお月様です。  

        <23:44>

        全体はどんな空だったかというと・・・

        

          漆黒の空に、月だけがポツンと空の遠くに、雲に見え隠れしながら浮かんでいました。

          雲が完全に取れたお月様の姿は撮れませんでしたが、これで「2日連続”ダブルお月見”できました~~~~!」

          実は、今日も未明に月を見られました。ただ、天気は今日はよくないようです。3連続のダブルお月見はできるでしょうか。今夜も楽しみです。

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朝と夜と「ダブルお月見」ができました(今回の巡り1回目)

2024-10-22 11:25:02 | 惑星・天体ニュース

   昨朝は起きたら、青空でした。これは、お月様が青空の中にみつけられそう!と、さっそくお月様を探すと、予想より高い西寄りの天頂でまっていてくれました。

   ぐっと振り仰いで写真を撮る感じでしたよ。

   これだけ青空にしっかり白い弧が見えているので、「月がいるはずだな」と思って探せば簡単に見つかるお月様でした。でも、普通の人の歩いたり生活している視線よりはちょっと上にいたので、意図して探す人しか気づかなかったかもしれません。

   あなたも月好き人間の仲間入りしたら、こういうちょっとした朝のお月様との出会いに得した気分になって、元気をもらえますよ。

       

       月はこの調子でず~っと空に見えているのかと思って、誰かに(月が見えている)とラインしようかなぁ~と思っている内に、あらあら、雲が出てきてちゃいました。

       

        おや、なんだか月の上の雲が、月をのみ込んでいきそうです。

             

        と見る間に雲にのみ込まれて、どんどん雲がが厚くなり、すっかり雲の中に姿を消してしまいました。

        やはり、お月見は、チャンスを掴まないとなかなか難しい。人生も一緒ですね。

       「迷うよりは『よし、兎も角、今みてみよう、やってみよう』という具合に行動しないとチャンスを逃してしまうものなんだよ~」と、今日も月に教えられた気がしました。

        さて、この月は午前の10:11に西の空に沈んで行きましたが、地球をぐるりと回って(というか、地球が自転で回って)、再び19:39に今度は東から昇ってくる月でした・・・ということは、(夜に晴れたら「ダブルお月見」ができそうだな!)と思いました。

        夜のお楽しみができたところで、1日忙しく過ごし、夜に時間ができると外に出てみました。でも、あれあれ、もう月が見えてもいい時間なのに、全然月影も見えません。昨日は、前日に続きさらにお月様が木星に近づいているのが見られるはずだったのですが・・・・ダメかな?

        でも、何回目かに覗きに出た時です。月がどうにか姿を見せてくれました。

        <2024年10月21日21:55>

        すでに電線からも自由になった見やすい位置に昇っていた月です。でも、随分厚い雲に囲まれる中でやっと姿をみせてくれた~という感じでした。

        雲が半端な厚さではなかったのが、下の写真で分かって頂けます。でも、良く見ると厚い雲でも、例えば写真の左上のところには大きな隙間があるし、月がちょっと覗ける隙間はどうにかあるものなんです。隙をみて月が姿を見せてくれたところで、昨夜も上手く出会うことができました。

        おかげで、狙っていた今回の月の巡り「初・ダブルお月見」成功です!!!! 

        

        

         どうにか、月の姿もしっかり捉えられました。

         さて、そうなるともう一つ見たいものが。

         そうです、昨日より月に近づいているはずの木星です。でも、さすがに雲が多くて木星はどこにいるのやら、まったく雲に隠されて見つけられませんでした。

         その後も、雲が多く諦めかけて、もう寝る前の最後にみた11時過ぎのこと。雲が相変わらず厚いのに月の右に小さな星の存在が感じられました。

 「木星?」 あわてて、カメラを構えて数枚写真を撮ってみましたが、手ぶれが酷くてあまりいい写真は撮れませんでした。

      

         でも、月の右やや上に星が!これ、飛行機ではなかったし、他の明るい星もないはずなので木星だと思いました。夕方の金星も肉眼で明るくしっかり見られますが、木星もかなり明るくてちょっとした雲なら負けないんです。

         実は今朝も月が青空の高いところで「ここだよ~」と挨拶してくれて写真が撮れました。

         今日も、ダブルお月見が出来るかも知れません。さらには、木星が今夜こそしっかり見られるかもしれません。今夜晴れたら、冬のダイヤモンドの星達もいっっぱい見られるはずです。

         2024年10月20日から23日 23時30分頃 東京の星空

        月の出が20:39。わが家の条件では夜10時過ぎないと見えてこないかもしれませんが、月の横には双子座、横倒しになったオリオン座がならんでいるはず。さらに先に昇って離れてしまった木星も、上の方にいるのがみられそうです。

        晴れたら、あなたも寝る前に思い出して、是非 外に出て 東空の良く見えるところで夜空の星達を楽しんでみませんか?

        そういえば、昨日の夕方は好天で、彗星をみるには好条件でした。私は、カメラがうまく捉えてくれず彗星撮影に失敗しましたが、「銀河鉄道の月Ⅱ」のブドリさんがまたもや撮影に成功したと2024/10/20 三たび紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)アップしてくれていました。是非覗かせてもらいに行って下さい。肉眼ではほとんど見られず、でも存在を「感じられた」程度の彗星でしたが、写真でみるとみんなとてもきれいで感動的な写真をアップして下さっていました。「柴金山・アトラス彗星 画像」で検索してみると色々な写真が見られると思いますよ。

        昨夜は、ご縁を頂いた自然写真家のK先生からも「晴れたので袖ケ浦の海浜公園に柴金山・アトラス彗星を見に行ってきました」ときれいな尾をひいた写真が送られてきて感動しました。昨日は、他にも、若い友人から(選挙で何かしたいと思って、駅で自分で作ったビラを配ってみようと思う)という素敵なメールを受け取り、なんだか幸せな1日でした。<素敵なことをシェアしてくれる人がいる幸せ。それが、わたしの1番の幸せ>と感じられる日でした。 みなさんに感謝!

        そして、私のブログを今日も最後までみて下さり、一緒に楽しんで頂いたあなたにも、心から感謝です!!! 読んで下さる方がいないと、ブログを書く喜びも楽しみもないですから。有り難うございます!!!!

 

 

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月はこれから木星に近づいています

2024-10-20 23:14:55 | 惑星・天体ニュース

    今日は、何だか夕方 空が凄く晴れていたので、彗星がまた撮れるかと西空の良く見えるところに行ってみました。

   

     でも、金星はいい感じでみえましたが、やはり彗星は良く見られませんでした。

   それで、そうだ忘れず土星をみようと!と思って、土星を撮ってから帰りました。

    

       真ん中の建物と木の重なりの上が土星のようです。左の明るいのは飛行機かな?

       そして、月はまだ出てない時間だったので、再度月を見に出たの8時すぎ。

       星がギッシリ集まったようなところがみつかり、撮影すると、なんだかピンボケのようですが、「昴」の星がたくさん写りました。

           

        でも、この時撮った月は、なぜかピンボケ風で、上手く撮れておらず、再度月を撮りに出たのは9時半すぎでした。今度は、月と木星も撮りました。

        木星は明るいですから、金星と同じで肉眼もらくらく見つけられますよ。

      

      <21:44>

       明日は、もっと木星に近づきます。 

       下の図を見ると分かるように、木星の後にはさらに冬のダイヤモンドが現れてきて、明日はその中に月と木星がいる星空になります。

       ただ、問題は時間! わが家でそれを見ようと思うと、日付が変わってからになってしまうので、もっと冬の星座が高い位置になるころまで待つことに私はしますぅ。

       月が明るくて、回りの星と一緒に撮るのが難しかったのですが、下の図をみると、(アルデバランくらい気づいても良かったに~)と思いましたが、編集したら微かに写っているようでしたが、もう今日は木星と月の写真だけでOKにして、寝ることにしました。また明日晴れたら、今度はアルデバランも注意して見つけてみることにしましょう。それにしても、夜の気温がぐっと寒くなってきたので、星を見るときは少し注意しないと寒いので気をつけないと~です。

     2024年10月20日から23日 23時30分頃 東京の星空

           今日も無事に1日を過ごせた事に感謝して。明日もいい1日になりますように。

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雨が降っても見えた丸い月

2024-10-18 21:23:14 | 惑星・天体ニュース

   今日は、曇りがちな日。日差しもほとんどなく、洗濯物も乾かず部屋干しへ。でも、月が出る時間には、つい外に出てみてみます。

   すると、空のあちこちに小さな隙間があるような空でした。 どうにか見えてくるかな?と思いつつまっていると・・・

   少し明るいところを発見。

    <2024年10月18日18:16>

    「もうひと息なんだけれどぉ~、頑張って出てきてぇ~!」と、お月様を応援すると

    <18:16>

     月が出てきた? と思ったら・・・

     <18:17>

       あらら、雲に呑まれてしまいました。

       この後は、雨が強めになったり諦めそうになりましたが・・・・雲はまだ全体を覆っているようで星ひとつ見えませんでしたが、月が見上げた空にぼんやり見えていました。そこで、少し様子をみていたら、ずんずん月が姿が現して!

     <20:44>

      なんと、輪郭をしっかりとらえられました。

     <20:44>

       今は、さらに空の雲が薄くなったのか、月がきれいに見えてきています。明日の朝は、7:41が月の入り。早起きの方はこれからしばらく、朝 お月様に逢えるかもしれませんね。

       今日も無事に1日に感謝して。明日もいい1日になりますように。

       昨夜よく寝付かれず、今日はどっぷり疲れてました。では、みなさま、おやすみなさい。

 

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満月で~す!

2024-10-17 20:31:17 | 惑星・天体ニュース

   今日は、今年1番大きい満月とテレビで言っていたようですが、満月は低い昇りたての満月を見た時が何と言っても「デカい!」という強い印象を残すモノ。曇りでみえるのかなぁ~と覗きに出る時間がちょっと遅れた私。その前に浮かんでいた月は、雲に囲まれて、もう小さくなっていたお月様でした。

   <2024年10月17日18:36>

   

     見始めから3分で雲から出て、美しい姿をたっぷり見せてくれたお月様です。

     今日は、西空は雲が多そうで見に行きませんでした。お月見だけ。

     

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注意!彗星は肉眼では報道写真のようには見えませ~~~ん

2024-10-17 09:12:02 | 惑星・天体ニュース

  私は、お月様と惑星が大好きでそれらの天体の様子をこのブログにアップしていますが、全然プロではありません。アマチュアです。

  だから、新聞でココにあるような写真をみて、まずは(肉眼では見えないかなぁ)と思い、次に(カメラでだいたいの場所をズームしていったら見えるかなぁ)と思って試してダメで、それでは仕方ないと(写真でだいたいの場所の辺りを撮っておいて、後で編集で見えてくるかも)と思い帰宅。それでも、彗星が浮かび上がらずに諦めたくらいでした。

  また、彗星の写真についても、私の2つ前の「私の金星の写真に彗星が写っていましたぁ~~~~!!!!」の記事で分かるように、「銀河鉄道の月Ⅱ」のブドリさんから教えていただいて、初めて私の写真にも彗星が写っていたと気づいたほどでした。

  でも、報道の写真などで十分な説明を受けずにきれいな彗星の写真を見た方で、「今回の彗星、けっこう簡単に見えるのではないか?」と思ってしまっている方が多いのではないかと思い、この記事を書くことにしました。

  率直にまずひと言。

  今回の彗星は、肉眼では報道写真のようには見えませ~~~ん。残念!

  報道などで公開されている写真は、基本 最高の機材を揃えたプロが、好条件の下、プロの技術を駆使して撮った写真です。

  ブドリさんに教えていただき気づきましたが、せめて、シャッタースピードを遅くしてたっぷり光を取り入れて写真を撮ること。三脚などでしっかり固定してブレがない工夫をすること~位はしないと、きれいには撮れないようです。

  先日来、青空に白い彗星が尾を引く写真が報道でも紹介されていますが、それは(人が見た時の様子を再現していないこと)は最低伝えてくれないと、誤解が生まれてしまいそうです。

  実際は、残念ながら私のへぼちょい写真の如く(空が暗くなっても、肉眼ではほとんどみつけられない彗星)のようです。

  ただ、人がじ~~~~っと眺めていると、すこし目が慣れてくるのか、何か私自身はカメラのズームでも、双眼鏡でも見つけられなかったモノの、なんかボワンとした部分、何かがあるように見える気がしたような気持ちが残ってはいました。

  それを、しっかり捉えるには、カメラの設定で、「パチリ」と撮るのでなく、光がたくさん入るようにシャッタースピードを遅くして「パァ~~~~~~~~~チリ」というようにレンズを数秒?開けた状態にして、その間に映像がぶれないようにカメラを固定して撮るのがいいようです。

  天体写真を撮る方は、連写、合成とか、さらにいろいろなテクニックがあるようですが、私のド素人写真でも写ったくらいなので、この先も、下図によると26日までに晴れればまだ彗星を見れるチャンスはありそうなので、皆様もトライする価値はありそうですよ。

紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の位置 2024年10月12日から26日 日の入り1時間後の東京の星空

10月20日まで(夕方の空)

  明るさは若干暗くなり、2等から4等程度。空の暗い場所であれば、かすかではありますが肉眼でぼんやりとした姿が見えることが期待されます。双眼鏡や望遠鏡を使うといいでしょう。上で説明したように、公開された写真に惑わされて空が明るい内に探してもみつかりません。空が暗くなり金星がみえるようになって、金星を手がかりに見えるあたりをじ~~~つと見て双眼鏡や望遠鏡やカメラで捉えてみましょう。

10月21日から10月31日頃(夕方の空)

この時期の彗星は、夕方の空でやや高くなり、低空のもやなどの影響をうけにくくなります。ただし、彗星自体は太陽からも地球からも遠ざかることで、約3等から6等程度と暗くなります。太陽からの電磁波やプラズマ流によって太陽と反対方向に伸びている尾も、太陽から遠ざかるほど短くなります。彗星の核から放出されるガスやチリが減少するからです。

 

    

   

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雲がいっぱいでも朧月が姿をみせたっ

2024-10-16 20:42:04 | 惑星・天体ニュース

   今日は夕方から天気が崩れ、雨こそ降らないまでも彗星はまず無理。ことによって月は?と心配していたら、夜7時前に東空を見に行った時も月の姿は見られず一面曇り空でした。

   それでも、夕食も食べてのんびりして外を覗くと、月が南の天頂近くにぼんやり姿を見せ始めていました。

 

   雲の中を泳いでいるようで、忙しいお月様。なかなかシャッターチャンスがなく、しかも、焦点を合わせる暇をあたえてくれなかったので下のような写真しか撮れませんでしたが、それでも無事に今日もお月様に逢えました。

      

      <2024年10月16日20:10>*画像をクリックすると、youtubeの<雲の中を泳ぐ月>の動画が見られます。

      ここ数日、図書館で偶然みつけた「19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと」(医師・日本うんこ学会会長 石井洋介:著)という本を読んで感心しました。親の離婚や、父親との生活から母親との生活へ、母が再婚。高校受験で大学への一貫校に入るも、下血で難病の潰瘍性大腸炎とわかり入院。勉強について行けずに不登校に・・・そんな彼がその後どうなったかは、是非本を読んでみて下さい。 道を迷わずこんな風に生きる医師がいることを、とても心強く思いました。

     ・資本主義の物差しで障害や人との違いを差別的に扱う人は確かにいると思うけれど、そのような偏見はない方がいい。なぜなら、誰だっていつ自分が弱者になるか分からないのだから。

     ・人の役に立てている、誰かに貢献できている、ということが自分をこうていできる材料になっていた。でも、「認められて価値を上げることにこだわりすぎていた」のに気づいた。つらいことを見せずに何がなんでも頑張ろうとしてきた。でも、そんな仲間はそんな僕を痛々しく感じていたかもしれない。自分の弱みをみせて「できないから手伝ってほしい」という面をもつことは「何でも手伝います」と一方的に貢献する立場より、良好にお互いに必要とし続けられるのだと思う。弱点が誰かに役割を与えることになることもある。弱点は埋めるだけがすべてではない。弱点のないスーパーマンを目指す前に立ち止まって考えるようになった。

      ちょっと、これは覚えておこうと思い自分のためにメモのように書きましたが、19歳で人工肛門、偏差値30の石井医師の生き方、若い人に知ってほしいと思いました。イチローや中村哲さんも、オススメですが~。

 

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私の金星の写真に彗星が写っていましたぁ~~~~!!!!

2024-10-15 23:08:58 | 惑星・天体ニュース

   ひとつ前のブログに彗星は撮れませんでしたと伝えながら、金星だけが写っている写真をアップしていたのですが、何と何と、いつも遊びに行く「銀河鉄道の月Ⅱ」のブドリさんが、「(私の)写真を調整してみると、右端の方に尾を引いた彗星のようなものが浮かび上がってますよ。位置からして間違いないと思います」と修正した写真を送って下さいました。 

     

      左の星が金星。そして、細い電柱の右上に、確かに尾を引いているような彗星の姿が!!!! びっくりです。写っていたんです。

      まさかの事実に、再度自分が撮っていたその周辺の低い空の写真を丹念に調整を加えながら見ていったら、さらによく写っていた写真が2枚見つかりました!!!! 下の写真も、しっかりは写っていませんが、場所がわかってみると、彗星が見えてきました。

      

        (拡大)

      実は、肉眼で見ている時になにかぼんやりあるような気がするのに、写しても帰宅後に調整しても写っていない、と嘆いていました。視力が近眼で自信がなかったので見間違いと思っていましたが、今になると 彗星が話しかけてくれていたような気がしました。

      拡大しても、皆さんがアップしている写真とは全然違ってしょぼいですが、感動しました。やはり見えていたんですねぇ。

      すっかり今日はいい1日になって、気持ちよく寝れそうです。ブドリさん、ありがとうござましたぁ~~~~!

      さあ、皆さんも私が撮れたのですから撮れるかもしれません。まだ、しばらく楽しめるはずなので、トライしてみて下さい。

   追伸) そおそお、ブドリさんのところに遊びに行ってみたら、2024/10/15 再び紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)

      賭して、美しい彗星の姿が何枚もアップされていましたよ。ショボイ私の写真ではなく、彗星を楽しみたい方は、、是非ココをクリックして見せて頂きましょう。

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今日は、月が土星を追いかける

2024-10-15 20:23:57 | 惑星・天体ニュース

    紫金山(しきんざん)・アトラス彗星のこと、快晴に思えて西空に見に行きました。すると、金星は明るく輝いて見え、その右かやや離れた上に彗星がみえるはずでしたが・・・

    

      金星は明るく見えるのに、彗星はまったく見られず・・・(嘆息)。それでも、宝箱を開けるように編集したら彗星が浮かび上がってこないかと期待するも裏切られ・・・(嘆息)

     

     土星を今度は追いかけるように左に移動した月を一緒に撮ったものの、オリジナルでは土星がみえたのに、上の写真ではほとんど見えない。

     あらあら、肉眼で土星は見られたのですが、残念。

    

     月だけは、いつものように精一杯の笑顔で登場。私を慰めてくれました。

      紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の位置 2024年10月12日から26日 日の入り1時間後の東京の星空

        太陽から離れていって、尾が短くなりますが、国立天文台によると、明日からは舌のような見え方になります。

10月16日頃からは彗星の高度がやや高くなります。明るさもまずまずで、彗星が最も観察しやすくなる時期だと予想されます。日の入り1時間後の彗星の高度は、10月16日に17度(西南西)で、10月20日には28度(西南西)まで高くなります。

明るさは若干暗くなり、2等から4等程度と予想されます。空の暗い場所であれば、かすかではありますが肉眼でぼんやりとした姿が見えることが期待されます。双眼鏡や望遠鏡を使うと、肉眼より観察しやすくなるでしょう。

また、適切な設定をしたカメラでは、彗星の姿を撮影することができそうです。彗星の尾が伸びることも期待されますので、構図を工夫するなどしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

       まだまだチャンスはあるかもしれません。と、今日はこんなところで・・・  

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